【和歌山県太地町の観光名所と鯨料理・串本町の橋杭岩を巡る旅】
今回は前回に引き続き紀伊半島ツーリングその4です。
前回は、おくとろキャンプ場から赤木城跡そして丸山千牧田(まるやませんまいだ)を巡りました。そして今回は、紀伊半島の海沿いを時計回りに走り和歌山県の名所を紹介させていただきます。

丸山千牧田(まるやませんまいだ)の景色を堪能し出発です。
昼時なので、まずは太地町にあるクジラ料理専門店”くじら家”に向かいます。丸山千牧田から和歌山県太地町にある”くじら家”までは約50キロ、1時間程の道のりです。数ルートありますが、私たちは海沿いの国道42号線で向かう事にします。

少し走ると桜が咲いていました。(3月21日)
満開❗とまではいきませんが綺麗に咲き誇ってくれています😊 バイクに乗って走り回っていると、自然をダイレクトに感じる事ができ、季節の移り変わりを実感できますね。

普段ならバイクで桜を見ると”
さぁ今年も始まるぞぉ”と思うのですが、今年はコロナの影響で手放しで喜べません・・・
来年は心の底から喜べる桜を見たいですね・・・
国道42号線の海沿いの道は、風光明媚な景色を眺めながら走れますね。
美しい景色を堪能しながら太地町を目指します。

道の先に大きな鯨のモニュメントが見えます。
どうやら太地町に到着したようですね😁

クジラの親子でしょうか⁉結構迫力があります❗ さすがにバイクもかすんで見えますねぇw
するとシマゴンが「いや~、俺も早く結婚したいですよ~」
ぴーきち「えっ、このクジラを見て結婚連想するか❗❓」「しかも、彼女いないしw」
シマゴン「早く彼女できないですかね~、そしてもちろん結婚ですよぉ」
ぴーきち「結婚は人生の墓場ですよw」
シマゴン「それは違う❗」「そんなのは迷信だ❗❗」
ぴーきち「
じゃあ、このクジラのモニュメントを見てみろよ❗」

「
これはお母さんクジラと子クジラで、お父さんクジラは居ないんだよ❗」「
お父さんクジラはのけ者なんだよ❗❗」「
亭主元気で留守が良いなんだよ❗❗」
シマゴン「ひぇ~❗❗ガチですか~」「でもそれ聞いたことありますわ~」
まぁ、これで彼も少しは考える事でしょうwww
くじら家

クジラ専門店の”
くじら家”に到着です。
わたしは鯨が好物でスーパーなどで売っていると、よく購入するのですがシマゴンは初めてのようです。
シマゴンはクジラカツカレー(1,680円)、わたしはクジラの刺身、カツ、小鉢などがセットになった”勇魚(いさな)ランチ”(2,300円)にしました。

シマゴンの
クジラカツカレーです。美味そうですね~。ちなみにカツはミンククジラで、ルーの中にもクジラの肉が入っています。
勇魚ランチの
お刺身です。手前がミンククジラ、奥がイワシクジラです。

ミンククジラのカツです。奥に見える丸っこいのがクジラボールで、クジラの肉団子を衣を付けて揚げたものです。

こちらは大和煮です。ご飯とよく合います。

そしてこちらは、水菜とさえずりのスープです。さえずりとはクジラの舌の事ですね。
どれも美味しく素晴らしいクジラ料理でした。特に近年では、なかなか食べられないミンククジラのお刺身は最高でした~。
次回訪れた際はクジラの尾の身や竜田揚げ、クジラベーコンも頂きたいですね。
太地町に訪れた際には是非、縄文時代から続く”日本の食文化の鯨料理”を味わっていただければと思います。
それでは太地町内を観光していきます。
潮風を浴びながら海岸線を走ります。

真っ直ぐに伸びる海岸線の道は最高に気持ちイイですね。

こちらは
太地町立くじらの博物館です。
鯨専門の博物館としては世界一のスケールで、鯨の生態や捕鯨に関する貴重な資料が展示されています。
日本の捕鯨発祥の地として、昔から現代までの400年の歴史を紐解く数々の資料があります。
【入場料】
一般:1500円
小中学生:800円
幼児:無料
【営業時間】
午前8時30分~午後5時(年中無休)
くじら博物館の向かいに売店があり、眠いのでコーヒーでも飲もうと立ち寄ったのですが、そこにご当地ソフトがありました。
黒飴ソフトクリームです。那智黒飴のソフトですね。
味は超濃厚でガツンッ❗❗とくる味です。甘さはやや強めですね。
シマゴンに味を聞くと「これは、美味すぎる❗醤油ソフトを超えた❗❗」と絶賛しています。(前も言ってなかったか⁉w)
濃い目のしっかりとした味ですが、口の中に残る嫌な甘ったるさはありません。後味はサッパリとして美味しいです👍
機会があれば是非食べてみて下さいね😁
甘い物を食べて食欲も完全に満たされました。しかしその後に待っているのは強烈な眠気です。
昨日も寒さであまりぐっすりと眠っていなかったので眠気はピークです。
わたしが「クジラも食べたしもう帰りますか❗」と言うと、シマゴンが「太地町の素晴らしさはまだ残っているはずだ❗」と言うので最後の力を振り取材を続けますw(大袈裟ですね)
売店に観光マップがあったので確認すると、良さそうな展望台を2か所発見しました。(リサーチしとけよ~💦)
カラ元気を爆発させ向かう事にしますw
まずは、平見台園地展望台に向かいます。
クジラ博物館から平見台園地までは車で8分、約4キロ程です。
平見台園地に到着し、無料駐車場にバイクを停めます。ちなみにトイレもあるのでご安心下さい。奥に見える東屋が展望台のようですね。

遊歩道を進みます。チラッと海の方に視線をやると垣間見る景色に「ヤバい、凄い景色かも⁉」と心の中で囁いてしまいましたw
高鳴る胸の鼓動を抑えつつ進みますw
平見台園地展望台

展望台に到着です。
岩壁と海のコントラストが美しい勇壮な熊野灘の景色です。
ここからの夕焼けも綺麗でしょうね。
眠気も吹っ飛ぶ素晴らしい景色でした。
次は梶取崎園地(かんとりざきえんち)に向かいます。車で1分ですw歩いて行けますが歩きませんw
梶取崎園地(かんとりざきえんち)

梶取崎園地に到着です。ここは昔、鯨を発見するための「
山見」のひとつで、岬の突端には
狼煙場跡があります。

白い灯台が見えるので行ってみます。
白い灯台が青い空と海に映えます。
いや~良い景色・・・ ん⁉灯台の先っちょに何かいます。

なんとクジラさんがいますねぇ~😲こういうセンス大好きです👍風見鶏ならぬ”風見クジラ”wさりげないのが良いんですよね~😊

梶取崎(かんとりざき)とあります。この岬の先に狼煙場跡があるので行ってみます。

両サイド断崖絶壁の遊歩道を進みます。(ちょっと怖いです)
古式捕鯨狼煙場跡(こしきほげいのろしばあと)

ここから鯨を発見し狼煙を上げて皆に知らせて一斉に捕鯨に出たんでしょうね。
ここからの景色も素晴らしいですね。
当時の捕鯨の方たちも、この同じ景色を見ていたんでしょうね。
この美しい景色と当時の情景に思いを馳せますね。
引き続き海沿いの国道42号線を走って行きます。次の目的地は橋杭岩です。車で約30分、約23キロの距離です。

日も大分傾いてきました。急がねば・・・

所々で入り江になっており、落ち着いた景色も楽しめます。(急がねばw)
橋杭岩(はしぐいいわ)

何とか日が沈む前に到着です。

橋杭岩は約850mの列を成して大小40余りの岩がそそり立っており、その規則的な並び方が橋の杭に似ていることからこの名前が付けられました。

海の浸食により硬い部分だけが残り独特な景観となり現在に至ります。
吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝天然記念物に指定されています。
朝日に染まる橋杭岩も有名で、近くに宿泊施設もあるので是非泊りで訪れ一度は見てみたいですね。
奇岩が織りなす奇跡の絶景は必ず押さえておきたいスポットですね。
☆橋杭岩の基本情報
駐車場:(無料)普通車49台
トイレ:有
道の駅:「くしもと橋杭岩」
ここからもう少し南下すると本州最南端の潮岬があるのですが、今回は時間の都合上スルーします。昨年2019年に訪れた際のブログ
も是非チェックしてみて下さい。
以上、紀伊半島ツーリングでした。
まとめ
”紀伊半島ツーリングその1~その4”いかがでしたでしょうか。大阪から紀伊山地を抜け熊野灘の海沿いを走るルートでしたが、山と海の両方を満喫できるツーリングでした。
山間部の国道169号線、海沿いの国道311号線~42号線の道は美しい景色が続き、紹介させていただいた観光スポット以外にも沢山の見所が点在しています。
今回の旅が少しでもお役に立てればと思いますので、紀伊半島を訪れる際はこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました<(_ _)>

今回のルート。
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