宇治茶の郷 和束の茶畑
「茶源郷」と称される程に美しく広がる茶畑。今回のツーリングは京都府和束町にある茶畑を紹介させていただきます。
絶景を求め、今回も張り切って安全運転で行きたいと思います。
2020年2月11日
和束町 石寺の茶畑までのルート
まずは京都府景観資産登録第一号の石寺の茶畑を目指します。大阪からですと163号線でほぼ一本道のルートです。
ちなみに京都府景観資産とは、『地域固有の歴史や文化に裏打ちされた京都府内各地の景観とその景観を支えている地域の活動を合わせて、景観資産として登録し京都府内の景観づくりに生かされている』とあります。
わたくしが行った中では、かやぶきの里や琴引き浜の鳴き砂なども京都府景観資産に登録されていました。

まぶしい太陽の下、出発です。

本日も快晴に恵まれました。気温10度前後でしょうか。2月ですが非常にポカポカ陽気です。今年の冬は本当にツーリング日和の日が多いです。
国道163号線をひた走り木津川市内に入って一つ目の左折ポイント。

和束(わずか)の標識が出ているのでこちらを左折し府道5号線、木津信楽線を走ります。

前方の山の頂上付近に茶畑が顔を出していますね。

府道5号線を1.5キロ程走り二つ目の左折ポイント、奥畑口のバス停を左折し和束川に架かる橋を渡ります。あとは道なり進むだけです。目的地はもうすぐそこです。
橋を渡り「魚いるかなぁ~」とバイクを降りて川を眺めていると(小学生かよw)背後に茶畑を発見です。(冬なんだから魚なんていないですよねw)
石寺の茶畑
なんと素晴らしい景観なんでしょうか。空へと向かって美しい茶畑が広がっています。
山の斜面に規則的に整えられたカマボコ状の茶畑、そして流れるような曲線と緑の美しさが一体となり雄大な景色が広がっています。
ここ和束町は宇治茶と呼ばれるお茶の4割を生産する、一大お茶産地です。
そして茶畑がカマボコ状の理由は、伸び放題のお茶の木よりもお茶の木を短く切ることにより、枚数が多くなる事が発見され、さらにカマボコ状にすることにより採取面積がより多くなることと、機会の刃型が半円球に合う為、現在のカマボコ型となりました。
そしてこの斜面に植える理由なんですが、日本茶の小葉種の茶の木は、日当たり良く、自然に排水がなされる土地を好む為このような傾斜地に植えられます。
良質のお茶は山間地で栽培されるのは一日の寒暖の差が大きく、冬でも日当たりが良く暖かな南向きの傾斜地が最適の条件となります。
凄い凄いとウロウロしていると、なんとカフェを発見です!この景色を見ながらかコーヒーなんて最高じゃぁないでしょうか。

残念ながら定休日のようです😭
この日は火曜日で定休日のようですね。

こちらのカフェには外にベンチがあります。

ベンチからの眺めです。
こちらのカフェでは、抹茶ずくしのスイーツやドリンク、そしてランチもやっています。
定休日にはご注意下さいね😅dan dan cafe (ダンダンカフェ)
定休日 火、水
営業時間 10:00~16:00
(7~9月は~17:00)
駐車場 約6台
設備 無料Wi-Fi有り
次は撰原(えりはら)の茶畑に向かいます。石寺の茶畑から撰原の茶畑はバイクで3分程です。歩いて行ける距離で、ハイキングコース、サイクリングコースにもなっています。
車ですと道幅が少し狭い印象ですね。

ほどなくて到着です。
白栖・撰原の茶畑(しらす・えりはら)
こちらの茶畑もかなりの急斜面で栽培されています。

こうやって見てみると、かなりの勾配です。お茶栽培もかなりの重労働と思います。農家の方に感謝です。
遠くまで見渡せる山々の景色も最高です。聞こえるのは鳥のさえずりとわずかな風の音のみです。心が癒される、のどかで素晴らしい所です。
周辺を散策してみます🏍

道沿いに美しい竹林を発見し、手袋を脱ぎ捨て夢中で写真を撮っていたのですが、振り返るとニャンコがいました~w

私のグローブがどうも気に入ったようでなかなか離れませんw 観察しているとニャンコがウトウトとしていますwww 景色にもニャンコにも癒されました😊

”
京都やましろ茶いくるライン”とあります😆 確かにサイクリングされている方も沢山いました。

この付近の道沿いには沢山のお茶畑があります。少し走ると茶畑、少し走ると茶畑といった感じで美しい景色の連続です。
この先に「お茶の駅」があるので行ってみたいと思います。
お茶の駅和束 和束茶カフェ

道の駅ではなく『
お茶の駅』です😊徹底してお茶ですね👍少し休憩したいと思います。

店内は沢山の種類のお茶が販売されており、カフェが併設されています。

お土産に買って帰りたいのですが、凄い数のお茶が販売されています。迷ってしまいますが、店員さんに聞くと好みに合ったおすすめを教えてくれますよ。

無農薬のお茶を発見です。少々割高ですが、健康と農家さんの手間を考えれば安いと思います。

悩んだ末に、わたしは特別栽培茶の和束茶にしました。(プチ贅沢ですw)

なんと”茶ビール”たるものを発見です😲徹底的にお茶ですねw👍

併設されているカフェで休憩です。わたしはグリーンティを注文しました。
ここのグリーンティは甘さ控えめで濃厚なお茶の香りとスッキリした飲み口。疲れがスーッと抜けていく感じですね。とても美味しいです。
それでは撤収したいと思います。
ルートは府道62号線から国道307号線そして第二京阪道路で帰ります。

府道62号線沿いにも沢山の茶畑が点在しています。
森林浴と美しい茶畑を眺めながら走れるツーリングルートです👍 のんびり走るには最適な道ですよ。

しかし所々で道幅が狭くなっています。バイクでは問題ありませんが車の場合は注意が必要です。

国道307号線に近づくと道幅も広くなり走りやすい道になります。なかなか気持ちの良い道です。
以上、和束町茶畑ツーリングでした。
今回のまとめ
ネットで和束町の茶畑の写真を拝見し、その美しさに魅了され今回のツーリングにいたったのですが天候にも恵まれ素晴らしい景色を楽しむ事ができました。
山の斜面に美しい曲線を描きながら規則的に植えられた茶畑は、まさに芸術作品を見ているような景観でした。
写真で見る茶畑も素晴らしいのですが、やはり実際に現地に赴き、五感で感じながら見る景色、そして茶畑を眺めながらのツーリングは格別です。
今回は2月の寒い季節だったのですが、新芽が出る春の季節、新茶がいただける4月に訪れるのも良いですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
次回は私にとって最悪の出来事😭
丹後半島イノシシ激突事故ツーリングです😭😭😭
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