大自然の大パノラマ 国の名勝:三段壁、千畳敷、円月島
【前回までのぴーきち&ダイナ】
ピカゴン(シマゴン)と共に大阪を出発し一路白浜へ。距離にして約160キロを走り和歌山県白浜町の大間磯に到着。続いてシガラミ磯の大自然を体感し、恐らくドイツ人よりもビール好きと自負する私たちは、地ビールで有名なナギサビール工場を見学。そして和歌山県白浜町屈指の人気スポット、三段壁に到着です。
三段壁 (13:20)

三段壁に到着です。早速展望台に行ってみます。
展望台からの景色はまさに圧巻の景色です。この冬の季節ならではの澄み切った空気で水平線までくっきりと確認することができます。
そしてここにも”恋人の聖地”と表示されていました。しかし大概美しい絶景ポイントにはこの”恋人の聖地”とあるので調べてみると
「少子化対策と地域活性化への貢献」「全国の観光地域からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」とありました。
確かにこの素晴らしい景色でプロポーズされると感動するでしょうね~😊
もし私がこの場所でプロポーズをしたなら緊張して噛み噛みになっていたと思いますwww
この三段壁には平安時代に源平合戦で熊野水軍が海賊船をかくしたという伝説がある洞窟があります。
三段壁は60mの絶壁でエレベーターで地下36mまで行き洞窟内を散策できます。
三段壁洞窟を紹介している案内板がありました。

写真を見るとかなり期待できそうですね~。
それでは早速行ってみる事にします。
三段壁のすぐ近くに建物があり、そこで支払いを済ませエレベーターに乗り込みます。
料金
大人(中学生以上) 1300円
小人(小学生) 650円
幼児 無料

エレベーターを降りるとリアル?な熊野水軍が出迎えてくれますw

展望台からの景色も素晴らしかったのですが、洞窟からの景色も臨場感があり見ごたえがあります。

こちらには日本最大の大きさを誇る弁財天が祀られています。
牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)”
牟婁”は白浜町がある和歌山県南部の総称で、”辯才天”は弁財天の旧字です。 こちらはパワースポットとしても有名でどのような願いも叶えると言われています。また、水の神「神社仏閣の守護神」とも言われ幸せをもたらしてくれます。
シマゴンはしきりにお願いをしており、彼女がどうのこうのと聞こえましたwww
しかし洞窟の中にこのような場所があるとは驚きです。

さらに奥へ奥へと進んで行きます。洞窟を進むのは”次に何が出てくるのか”と期待感を抱くのでワクワクしますね。

水軍小屋とあり、入る事が出来ます。

三段壁洞窟は熊野水軍の舟隠し場だったそうで、古い資料に基づいてこの小屋が再現されています。
槍や甲冑、囲炉裏などが展示されており、当時の余韻とロマンを感じることができます。
岩肌の質感と水面に光が反射し、なんとも神秘的で迫力があります。

蓮痕?とあります。

天井を観察してみると波状の模様が確認出来ます。

蓮痕とは波によって出来た模で、1,600万年の時をかけて形成され洞窟の天井に現れたとあります。気の遠くなるようなとてつもない年月です。

こちらは潮吹き岩。

画像では分かりにくいですが、写真中央のせり出している岩に穴が空いており、そこから潮が吹くそうです。今回は潮位と波が穏やかだったせいか、見る事ができませんでした。
自然が織りなす絶景と歴史を体感できる三段壁洞窟。1300円の入場料の価値は十分にありました。(元取れますw) 白浜町に来た際は是非立ち寄って頂きたいと思います。

三段壁洞窟を出ると足湯がありました。この景色と足湯最高ですね。足湯に浸かりたい所ですが、時間が押しているのでスルーします。足湯好きのシマゴンが悲しそうにしていますが、無視して次の目的地を目指しますwww
次の目的地は千畳敷です。目的地と言いましても三段壁のすぐとなりで、距離にしてたったの1キロなので歩いても行けますね。(徒歩12分)ちなみに千畳敷にも無料の駐車場があります。
千畳敷 (14:10)
バイクで移動すること約3分。千畳敷に到着です😁

澄み切った青い空と美しく輝く青い海。本当にこの日は最高の天気に恵まれました。しかしもの凄い強風が吹いていました😅時折踏ん張るくらいの強風です😲

千畳敷は平らに広がった地形を、たたみ千畳の広さと形容した地名とあります。
早速、磯の方に行ってみます。

凄い迫力です。大自然むき出しと言ったところでしょうか⁉😲美しい景色が広がっています。千畳敷の名前のとおり広い岩畳を思わせる岩盤が広がっています。
十分に美しい景観なのですが、ここからの夕日も絶景で時間を合わして夕焼けを眺めるのも良いですね。

この千畳敷は三段壁とともに国の名勝に指定されています。通常時は岩盤の上を歩く事が出来ますが、波浪注意報・警報が発令されると立ち入り禁止になります。

波が高い時にこういう事をしていると高波に飲まれますのでご注意下さいw

千畳敷の岩肌は砂岩からなる大岩盤で打ち寄せる荒波に侵食され、この美しくダイナミックな景観を創っています。
三段壁と千畳敷はとても近い距離にありますので、是非セットで観光していただければと思います。しかしこの白浜町は絶景の連続で圧倒されます。
次は三段壁、千畳敷とともに国の名勝に指定されている円月島(えんげつとう)に向かいます。
千畳敷から円月島まで県道34号線で距離にして約4キロ、12分くらいで到着です。
円月島 (15:00)

正式名称は高嶋で島の真ん中にぽっかりと穴が空いている事から、”円月島”と呼ばれています。島の大きさは南北130m、東北35m、高さ25mです。
夕焼けの名所で「日本の夕陽100選」に選ばれており、春分秋分の時期には中心部の穴を通して夕陽を眺めることができます。次回チャンスが見てみたいですね。
そして少し走ると”足湯”を発見です。

恐る恐るシマゴンを見ると「今回は入るよな❗ぴーきち❗❗」と言わんばかりの形相で、こちらを見ていますwww
わたくしも少し疲れたので(絶景疲れw)足湯に浸かる事にします。
しかし円月島を眺めながら足湯とは最高の贅沢ですね。

シマゴンもご満悦のようですw
時刻はもう15:30です。そろそろ帰ろうかと思ったのですが、前回の湯浅町ツーリンですっかり虜になってしまった醤油蔵角長(かどちょう)さんの”醤油あられ”を買って帰ろうと、帰り道である湯浅町に少し寄り道です。

県道34号線は絶景スポットが連続し、美しい景色を眺めながらドライブできる素晴らしい道です。絶景の連続でシマゴンも若干”絶景疲れ”をおこしているとの事ですw

白浜町の海岸線を満喫し、南紀田辺ICから阪和自動車道で湯浅町にある角長さんに向かいます。
角長 (17:00)

角長さんの歴史を感じる素晴らしい佇まい。天保12年創業、西暦でいうと1841年で約180年の歴史を誇る醤油蔵。早速お邪魔いたします。

陳列されている醤油を眺めていると、なんと”
濁り醤 匠”が販売されているではありませんか❗❗❗

前回訪れた時は売り切れで購入する事が出来なかった逸品です。おかみさんに聞くとつい数日前に仕込みが完了したそうです。すぐに売り切れてしまうので迷わず購入です😁

そしてお目当ての”醤油あられ”です。醤油の香りが堪らない逸品です。このあられをお土産に買って帰ると皆さん本当に喜ばれますよ😊
楽天さんに濁り醤が販売されているので、興味がある方はチェックして下さい。”匠”ではありませんが、こちらも完成までに10年を要し、圧搾も過熱もしない麹が原料を分解して出来た汁のみを取り出す、人の手を加えない”濁り醤”まさに珠玉の逸品です。
角長さんを後にし少し海沿いを走ると、美しい夕焼けに遭遇しました。 いや~良い一日でしたぁ~。っと黄昏てしまいますね。
今度こそ帰りますか~っと思ったのですが・・・
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井出商店さんの和歌山ラーメンで締めたいと思いますwww 今回は昼ご飯でしくじったので急遽予定に付け加えました~w(ブログ副題、ハーレー時々グルメねw)
角長さんから井出商店さんがある和歌山市内までは約30キロです。高速で30分、下道ですと1時間位でしょうか。
井出商店 (18:45)

昔からちょくちょく前を通るのですがいつも行列が出来ており、なかなか食べる機会がありませんでした。昭和28年創業で地元はおろか全国的に人気の井出商店さんです。この日は空いていました。しかし店内は超満員です。

ほどなくして登場です。中華そば(700円)。中央にかまぼこがのっていますね~。スープは豚骨醤油で麺はストレートの細麺です。濃厚なのですがまろやかでとても食べやすく麺とスープの相性も抜群です。中華そばなのでどこか懐かしさも感じます。とても美味しくいただきました。また食べたくなる味ですね。
これにて本日の任務は完了です。

今回の総走行距離数は375キロです。走りごたえ十分でした。
自宅に帰り早速”濁り醤 匠”をいただきました。

栓を開けた瞬間に醤油の香りが一瞬で辺りに広がりました。
濾過をしていないので名前の通り若干の濁りがあります。お造りにつけて食べてみると鯛の旨味をググっと引き立て、風味と旨味が口一杯に広がります。濃厚で深みがあり素材の旨味をさらに引き上げてくれる濁り醤。本当に素晴らしい醤油に出会えました。日本の宝です😁
今回のまとめ
今回で3回目となる和歌山ツーリング。この白浜町は絶景の連続でした。中でも三段壁、千畳敷、円月島は国の名勝にも指定されており、見る者を魅了してやまない美しく大迫力の景色でした。
白浜町の海岸線を走る県道34号線からの景色も素晴らしくツーリング、ドライブには最高のルートですので、白浜に来た際は是非、絶景ロードを満喫していただければと思います。
まだまだ沢山の観光スポットがある和歌山県。次回のツーリングも非常に悩みどころですw
最後まで読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
次回は京都府和束町の茶畑ツーリングの模様を紹介させていただきます。
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