前回に引き続き和歌山湯浅ツーリングその3となります。
今回は日本のエーゲ海と称される白崎海洋公園と同じ由良町にある戸津井鍾乳洞を紹介させていただきます。
2019年12月14日
白崎海洋公園
(14:15)

入り口からインパクトのある石灰岩がそそり立っています。
それでは駐車場にバイクを停めて散策開始です。

駐車場も石灰岩に囲まれています。
もうこのエリアは完全に世界観が違います。
駐車場の料金は無料で普通車は200台が停めれます。

ここは本当に日本なのか⁉と思う位圧倒される景観です。
画像の左下にバンガローが見えますが、こちらではキャンプサイトも併設しており宿泊施設となっています。しかし台風21号の影響で現在はバンガロー、キャンプサイト共に休止しています。(2019年12月現在)
この巨大な石灰岩は2億5000万年前に出来たと言われます。
人類が生まれるずっと昔、恐竜がウロウロしていた時代のペルム紀にあたります。(ペルム紀、全然ピンときませんw)

日本列島でもここにしかない美しい景観です。

シマゴンも悠然と歩いており映画のワンシーン?みたいですねw

しばらく歩くと螺旋階段があり、この階段を上ると展望台があります。
↓上から見るとこんな感じです↓

入り口から展望台の螺旋階段までを青いラインで表示してみました。
公園内は車両での通行は出来ませんので、入り口付近の駐車場に停める必要があります。

展望台に向かう通路なのですが”ここは夢の中の世界か⁉”と思うくらい幻想的な景色です。
残念なのは”柵”のせいで若干現実に戻されますね~www
でも満足できる範囲です😊

他の観光客の方も”スゴイ、スゴイ、ヤバイ、ヤバイ”と興奮気味に観光されています。
あまりの絶景にシマゴンの鼻息も荒くなってきていますwww

展望台に到着です。

どちらかというと海面から近く低い展望台ですが、見晴らしは良いです。

青い海と空、そして白い岩肌のコントラストが美しいです。

澄み切った空と穏やかな海に心が癒されます。
日本の渚百選、日本の夕日百選、平成百景、に選ばれているのにも納得です。
それではグルっと時計まわりに散策します。

右下に見える白い建物はダイビングクラブハウスでダイビングプール、ジャグジー、浴室などがあるのですが台風の影響によりこちらも現在は営業しておりません。
そして白崎海洋公園には大日本帝国海軍の回天基地の名残があります。
回天とは特攻兵器の人間魚雷です。
お国の為に自分の命を犠牲にする・・・現代の日本では考えられないですね。
戦争は人間の常識をも破壊してしまう恐ろしい行為です。
所々にこのような坑道(基地?)があります。

元はセメントの原料になる石灰岩が豊富な事から採掘による坑道が軍事基地に利用されたと言われています。

しかし結局戦時中には間に合わず未完成の基地のようです。
この美しい景色と軍事施設、時代背景があるので仕方のない事なのですが何か複雑な気分になります。

アーチを抜けると小さなビーチのシャクシの浜があります。
このビーチからダイビングポイントに行けるようです。
海の中も美しい絶景が広がっているのでしょうね。

また来たいと思える大満足の白崎海洋公園でした😊 まだ見たことのない方は是非観光してみて下さい。
それでは次行きます🏍

本来なら白崎海洋公園で終了だったのですが帰り道に鍾乳洞の看板を発見し「こんな所に鍾乳洞⁉」と見つけた感半端なくドヤ顔で急遽予定に組み込みましたw😁(ただのリサーチ不足です😅)
白崎海洋公園から戸津井鍾乳洞のルートです↓
距離にして4.2キロ、10分少々で到着です。

再び海岸線を走り戸津井鍾乳洞に向かいます。
県道24号線から細い道に入ります。

バイクですと問題ありませんが普通車ですとかなり厳しそうです。
戸津井鍾乳洞
(15:30)
入場料金
大人 200円
子供 100円
開園日 土日祝のみ
(訪れる際は事前に確認しておいた方が良いです)

それでは早速入ってみたいと思います。

こちらの細い通路の階段を降りていきます。
わくわくしますね~😁 このわくわく感は少年の心を忘れていない証拠ですね🤣www

鍾乳洞内はかなり狭く少しヒンヤリとしています。

奥に行けば行くほど狭くなってきますね~。ここで気を付けて頂きたいのが服装です。良いジャケットを着てくると鍾乳洞の壁に擦れます😲かなり擦れますW そして靴ですが女性の方はヒールなどの靴は少しキツイかもしれません。
奥に進むと鍾乳洞の見所が表示されています。
針天井の間とあります。

太古の神秘的な光景を目にすることができます。
戸津井鍾乳洞も白崎海洋公園と同様に2億5000万年前に出来たと言われています。

盾?のような
盾岩。

こちらは
蜂の巣岩。

寄ってみると蜂の巣確認です👍

ここはかなり狭く、シマゴンでもギリギリのように見受けられます。
アップダウもあり冒険感を味わえます。

そしてここが最終地点の玉石の間です。丸い石がポツンとおかれており、”石灰岩を磨いたもの”とあります。どういう意味か不明ですが2億5000万年前に磨かれた物ではないですよね~😅 ん~謎ですW🤔
延長約100Ⅿの鍾乳洞で数十分で周る事ができ、洞内の気温は約15度で暑くもなく寒くもなく快適でした。
2億5000万年前の地底探索が手軽に楽しめる戸津井鍾乳洞でした。
戸津井鍾乳洞は白崎海洋公園から非常に近いのでおススメのルートです。
以上で和歌山湯浅ツーリング3部作は完結となります<(_ _)>
今回のまとめ
湯浅の古い町並みに触れ、醤油発祥の地で歴史のある素晴らしい醤油に出会う事ができました。
そして生しらすのグルメも堪能でき、海岸線の絶景と2億5000万年前の白崎海洋公園と戸津井鍾乳洞。
今回の和歌山県湯浅町~由良町の旅。是非参考にして頂ければと思います。<(_ _)>
次回は大阪府の箕面の滝を紹介させていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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