ブーツの初回メンテナンス〜クレム1925を使った靴磨き
今回は、フラットボックスの初回メンテナンスの模様を紹介したいと思います。
まず初めに、ベックマン・フラットボックスに使われている革は、ブラッククロンダイクという革で、銀面を加工したスムースレザーにあたります。
ブラッククロンダイクの特徴ですが、茶色い革の内部にしっかりとオイルを浸透させた後、銀面に分厚い黒色の塗装が施されているので、最初のうちはオイルが抜ける事がなく、メンテナンスは軽いブラッシング程度で、ほぼ必要ないとの事です。
しかし何もしないというのは、つまらないと言いますか、寂しいと言いますか... ぶっちゃけ磨いて楽しみたいwというのと、"分厚い塗膜=クラック"という図式が頭から離れなくなったので、やはり何らかのメンテナンスは必要なのではないか?と勝手に思った次第です( ̄▽ ̄;)アハハ…
改めまして今回は、初回メンテナンスと称した靴磨きな回ですw
シューレースを外し、ブーツに
シューツリーを装着後、まずは
馬毛ブラシでブラッシングを行い、塵や埃を落としていきます。

新品なので、一見すると綺麗なのですが、シュータンの羽の部分にはご覧のように埃がわんさと溜まっています。

埃を掻き出すように、丁寧にブラッシングしていきます。
こちらのクリームは、いつも大活躍で本当に重宝しておりますm(_ _ )m
モゥブレイのデリケートクリームは、ジェル状で伸びも良くスッと革に浸透し保革してくれるのが特徴ですが、アッパーに分厚い塗装が施されているので、あまり意味がなさそうな気もします。
今回は革の塗装表面を保護する目的で、塗布していきたいと思います。

やはり浸透はしていきません... しかし完全に主観なのですが、保革と保湿感を強く感じますw

履き口内面のパイピング部分は、ブーツを履く際にグッと力が入る場所なので、クラックが入りやすいです。なのでこちらも忘れずに塗布しておきます。

コバ部分と裏面アウトソールのレザー部分にも、しっかりとデリケートクリームを塗っておきます。
それでは仕上げにツヤを出していきましょう♪
フラットボックスは茶芯レザーなので、茶芯が黒く染まらないように色は無色のニュートラルをチョイスしました。

クレム1925は、厳選された高級ビーズワックスやカルバナワックス、シアバター等で構成された艶革専用の最高級靴クリームと書かれています。
水を一切使用しない油性なので、揮発性が高く艶と栄養効果が長持ちするのが特徴です。

愛情と魂を込めて、愛魂の精神でオリャー!っと磨きます( ゚∀゚)<アイタマッテナンヤネン
う〜腕が痛いw

最後に柔らかい
ウエスで優しく磨き上げます。
片方を磨き終えた時点で、左右を比較してみます。

写真向かって右側(左足)が磨いた方となります。
写真ではちょいと分かりにくいのですが、左側と比べて深みを帯びギラっと艶感がでました。
そして右側も愛魂の精神で磨き上げ...
ジャジャンと完了です。

いや〜光沢を纏ったフラットボックス✨惚れ惚れします😍

ブラッククロンダイクの、鋭くも鈍く光を放つ表情が堪りません。

嬉しくなり近所をお散歩です♪
フラットボックスは先芯が入っていない分、スッキリとしたシルエットなので、細身のパンツが良く合います。
しかしブラッククロンダイクは、革が硬いので最初のうちは遠出は禁物ですね💦
徐々に修行をしていきますw

まだシワ一つないツルッとした表情ですが、今後シワを刻んで行き、茶芯レザー独特のエイジングが進行するのが楽しみです。
バイクにもピッタリだと思います🏍️💨
また機会があれば、フラットボックスのエイジングレポートが出来ればと思います。
これにて、ベックマン・フラットボックスの初回メンテナンスは、以上となります。
靴磨き、メンテナンスは千差万別ですが、参考にして頂ければ嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう(^-^)/
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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