高松のお値打ちホテルと ちょいと贅沢な讃岐のグルメ
前回に引き続き四国ツーリングのその4は、高松エリアのホテルとグルメを紹介したいと思います。

本当にUFOが飛来してきそうな神秘的雰囲気に時間を忘れ、ただただ感動するぴーきち...

時計に目をやると、またもや出発時刻をとうに過ぎているではないかいw
ここUFOラインから、今朝フェリーから舞い降りた高松市までとんぼ帰りとなるのですが、最短ルートは通行止め?のようで迂回するルートで戻らなけれがなりません...
現在地のUFOラインから、今回の宿泊先であるホテルエリアワン高松シティまでは、距離にして約182km、時間にして約3時間30分です。
本来ならば近くの道後温泉で一泊してから、のんびりと帰る予定だったのですが、西から雨雲が接近中のため、今回は逃げるように高松に戻らなければなりません...
高松のホテルにチェックイン後、晩御飯に予約しているお店までの距離を考えると、かなりギリギリの時間帯なので、そそくさと出発です
(`・ω・´)ゞ
先ほど苦労して上ってきたばかりのクネクネセマセマヘアピンカーブの道を下っていきます。
しばらく走ると、なにやら妙に気になる施設を発見です。

おー!ここは温泉施設ではないかぁ😍
いや〜これは是非とも入りたいところですが、いかんせん時間的にかなり厳しい!
しかし、ここの温泉を逃すと本日はホテルのユニットバスという悲しい事態になってしまう事、間違い無しです。
よし決めた!30分以内で入れば、夕飯にちょいと遅刻するくらいで済むでしょうw

料金は大人700円で、貸しタオル等があるので手ぶらでも立ち寄る事ができますね。

大浴場はかなり広めです。
いや〜これは気持ちがイイ 全身の疲れが取れていくのが分かります。

そして、こちらは露天風呂です。
ちなみに露天風呂は温泉ではないようです。
ゆっくりと湯船に浸かりつつ大急ぎで体を洗いますꉂꉂ(˃▿˂๑)オフロモフンキザミ
源泉掛け流しではありませんが、なかなか気持ちの良い温泉でした。
木の香温泉は宿泊もできるようですよ♪
○木の香 温泉(温泉のみ)
営業時間:11:00〜21:00
定休日:火曜日
駐車場:有
温泉のおかげで疲労と睡魔が吹っ飛びましたぁ
ではでは出発です!
四国の北部を東西に走る松山自動車道を法定速度を遵守しながら爆走し、高松に向かいます。

木の香温泉から約2時間、走りっぱなしでなんとかホテルエリアワン高松シティに到着です
(; ' ∀ ' )アーシンド
エリアワンは綺麗なのはもちろん、ちょいとお洒落でリーズナブルなところが気に入っております( ^ω^ )アンシンカン
ちなみに高松市内には、ホテルエリアワン高松シティとホテルエリアワン高松の2件のホテルがありますよ。
それでは、ホテルエリアワン高松シティをサクッと紹介させていただきます。

ホテルの1階はガレージになっておりバイクを駐車できます。
屋根があるので雨が降っても安心ですね。

フロントは2階で、ロビーには可愛らしい家具が並んでおります。

ロービーには、セルフサービスですがウェルカムドリンクが提供されており、コーヒー、ソフトドリンク、ウィスキーや焼酎、カクテルといったドリンクが並んでいます。
これは嬉しいですね( ^ω^ )ビールハナカッタ

ぴーきちはドリンクを飲んでる暇がないので、今回はお気持ちだけ頂いておきます(^-^)/
ロビーで手続きを済ませて、お部屋に向かいます。

お部屋は一般的な間取りですが、やはりどことなくお洒落な内装です(*^_^*)

ベッドはセミダブルでしょうか。
広々とゆっくりくつろげますね。

ドライヤー、電子ケトルも設置されています。
ユニットバスは綺麗で衛生的です。造りは一般的なので写真は割愛しますね。
時計に目をやると、晩御飯の予約時間の10分前です。
ホテルからお店までは徒歩で約10分ほどの場所にあります。
急いでお店に向かいましょう(;・∀・)モウジカンガナイゾォ

高松市内を一歩外に出ると、沢山の魅力的なお店が軒を連ねております😍
サンダー酒場w
いや〜高松ナイトも熱いですね〜

そして今回ご紹介するのは、こちらのお店『遊庵』。

遊庵さんは、讃岐高松の旬の食材を使った地産地消のお店なんです。
そしてこちらのお店では、かなり変わった食材も提供してくれるそうなので楽しみですw

讃岐の地酒なんかも充実しているようです。
暖簾をくぐり店内へ入ろうとすると、なにやら張り紙が...

これはこれは、かなりインパクト大な注意書きですねぇ(; ' ∀ ' )
逆に、それくらい食に対する愛情と拘りがあるという事でしょう。
それでは店内へ。

店内は木を基調とした落ち着く空間。(写真は遊庵さんからお借りしました)座席はカウンターのみで靴を脱いで上がるスタイルとなっております。

そしてメニューですが、基本こちらの"おまかせコース"となっています。
料理の追加も出来るようですが、お酒を飲まれる方はとりあえずこのメニューで満足出来ますよ、との事です。

まずはビールです♪
四国、高松に乾杯と、ジョッキを手に取りビールをグビグビと喉に流し込みます。
いや〜ウマイ!!!疲れきっているせいか、全身にビールが染み渡っていくようですw
副原料を使っていないキリン一番搾りというのも嬉しいところです(* ´ ▽ ` *)
しかししかし、今日も分刻みの目まぐるしい1日やったなぁwww

お通しに出て来たのは"食べて菜"を使った、おひたしです。
"食べて菜"は、讃岐菜と小松菜を交配して作られた香川の県産品です。
味の方は、ほのかな甘味と苦味、そしてシャキシャキとした食感が特徴です。

地魚のお造り三種盛りがやって来ました。
本日の地魚は、鰆とハリイカ、そして讃岐サーモンです。

まずは好物の鰆からいただきます♪
モチモチとした食感で甘味が強く新鮮なので風味が良いです(๑´ڡ`๑)
やはり春の鰆は抜群です。

次は讃岐サーモンです。
サーモンはあまり食べないのですが、讃岐サーモンは爽やかな甘味とプリっとした弾力で、脂は乗っているのですが、とてもさっぱりとした味わいです。
サーモン特有の臭みも少ないのが嬉しいです。
讃岐サーモンは、瀬戸内海で海面養殖されたトラウトサーモン(海面養殖ニジマス)で、瀬戸内海の水温が低下する12月に稚魚を生け簀に入れ、約5ヶ月かけて育成し毎年4月下旬から5月下旬まで限定出荷されるそうです。
そしてハリイカも甘味が強くコリコリとした食感で、クセになりますね。
お造りは三種盛りですが、香川のお刺身を堪能できました♪

お次に登場したのは、香川県で獲れた真鯛の味噌幽庵焼きです。
しかし真鯛の幽庵焼きって珍しいですねぇ いただいてみましょう♪
やはり瀬戸内の鯛はウマイたいw
身はしっかりとしていて、鯛独特の優しい上品は甘味と味噌幽庵がひじょうにマッチしています。
これはビールが進みますねぇ(๑´ڡ`๑)
付け合わせに添えられているのは、讃岐の郷土料理の"しょうゆ豆"です。
煎った空豆を香川県産の醤油に漬け込んだ遊庵さん自家製のしょうゆ豆は、ビールやお酒のアテにもってこいです。

そしてラストは天ぷらの盛り合わせです。
アスパラ、讃岐でんぶく(ナシフグ)、ニベの天ぷらの三種盛りとなっており、天つゆではなく"いりこ塩"で頂きます。
アスパラは"さぬきのめざめ"という品種で、香川県オリジナルのアスパラガスです。
味は甘味が強く柔らかで瑞々しく天ぷらとの相性も非常に良いです。
付け塩の自家製いりこ塩は、旨味と奥行がある深い味わいで、天ぷらと良く合います。
讃岐でんぶく(ナシフグ)は、香川県・岡山県海域と九州の有明海・橘湾海域の2ヶ所だけで漁獲販売が許可されておりナシフグの中でも、香川県海域で獲れるもののみが"讃岐でんぷく"と呼ばれ"幻の隠れフグ"と呼ばれています。
味は、トラフグのようなプリプリっとした食感はありませんが、ほのかな弾力と旨みが強いですね。
そして最後は、興味津々のニベの天ぷらです。
ニベという魚は、高級蒲鉾の練り物に使われるのが一般的で、旬である春から夏にかけての新鮮なニベは、鯛の代用として用いられるくらい上品な味をしているそうです。
ニベの天ぷら... わたしも初めて食べるので、これは少々緊張しますねぇw
おぉ こ、これは独特な味わいです。
身はホッコリと柔らかで、ひじょうに淡白...しかしなんとも独特な味わいです。
そして、なんと言いましょうか...皮の部分に強い魚の風味を感じます。
これは非常に珍しい体験をさせて頂きました。
いや〜讃岐のグルメを満喫させて頂きましたぁ('∀'*)
讃岐の素晴らしいお料理とそれにまつわるお話、ありがとうございました♪
ご馳走様でした🙏
○遊庵(ゆうあん)
営業時間:18:00〜23:00
定休日:日曜日 祝日
席数:11席(カウンターのみ)
駐車場:無(近隣にコインパーキング有)
備考:要予約
お問い合わせ:050-5592-2005
料理、そして調味料まで、ほぼ全てを讃岐の食材に拘った遊庵さん。料金はちょいと高めですが香川だけの美味しいお料理を満喫できるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
訪れる際は、料理内容等の確認と電話予約を忘れずに。
帰る際にブーツを履いていると、店主が「ゴアテックスですか?」
ぴーきち:おーよくご存知ですねぇ
ぴーきち:普段は
レッドウィングなんですがバイクの時は防水のダナーなんですよ
店主:おー!私もレッドウィング大好きなんですよぉ!半円犬タグとか昔のアイテムをコレクションしてるんですよぉ
もうそこから更に意気投合してしまい、ブーツの魅力や現行品とヴィンテージの違い、履く人によって革の表情や色目が違うだの、メンテナンスの拘りだとか、延々とレッドウィングのお話ですw
その中でも特に興味深かったのが、昔の革と今の革とでは革の質が大きく違うという点です。
少し話が逸れるかもしれませんが、現在の家畜は遺伝子組み換えの飼料や成長を促進させるホルモン剤等を多く使われていると言います。
動物や人間の身体は食べ物から出来ているという観点から、牛の皮にも少なからずその影響が出ていると思われます。
今や2人に1人が癌になる異常な国の日本... 革の品質に限らず、私たちが口にする食肉にも悪影響があるという点です。

外に出るとニャンコがお見送りw
どうやら遊庵さんの看板猫ちゃんのようです。
「お前も食べ物には気を付けるんやでぇ まぁ遊庵さんのご飯やったら大丈夫やな」と、ニャンコに声をかけて遊庵さんを後にしました。
次回は、四国ツーリング高松編の後半となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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