険道〜苦労の先にある息を呑む絶景スポット
前回に引き続き四国ツーリングのその3は、高知県にある西日本最高峰の石鎚山の尾根を走るUFOラインを紹介させて頂きます。

四国カルストの美しい景色に時間を忘れ、かなりのんびりし過ぎました...
時間も押しているので、交通ルールを遵守しつつ迅速にUFOラインに向かいたいと思います(`・ω・´)ゞアンゼンダイイチ
現在地の四国カルストの天狗高原から目的地のUFOラインまでは、一般道〜石鎚(いしずち)スカイラインを走るルートで、距離にして約90km、時間にして約2時間15分です。
距離が90kmに対して2時間強かかるという事は、比較的走りにくい山道かもしれません...
そして四国カルストのライダー情報によると、UFOラインは西から攻めるよりも東側から攻める方が景色を楽しめる?との事です。
しかし今回は時間の都合上、最短ルートである西側から向かいたいと思います。

緑溢れる自然に囲まれた、山間の爽快ルートが続きます♪
潮風を感じながら走る海沿いの道も良いですが、山の匂いと新鮮な空気を堪能しながら走る山道は実に気持ちが良いです(* ´ ▽ ` *)
しかし、昨晩から一睡もしておらず(寝てないアピールw)、朝から走りっぱなしなので睡魔が襲います...(-_-)ネムイ

広めの路肩があったので、ちょいと休憩です。
大きく伸びをして身体一杯に深呼吸すると、体の疲れがスッと取れていくのを感じます。
時間があれば、のんびりと昼寝でもしたい気分です。
ん⁉︎あれはなんだ?

ポツンと佇んでいるあのシルエット...
あれはひょっとしてぇ... となりの♪ト ト...ロ?

ギャー!出たぁぁぁ!!!(゜ε゜ )ブッ!!
しかし君はトトロではないよねぇ!!!
ꉂꉂ(˃▿˂๑)
もう口がチョーさんにしか見えんw
いや〜マジでビビったぜぇ〜
これ夜に見るとかなり恐怖を感じると思いますw
おや?他にもなんかあるぞぉ...
あれはぁ...

ん⁉︎
ん⁉︎ん⁉︎

キョエェェェ!なんじゃぁ君たちはぁぁぁ!!!
これは桃太郎⁉︎と、育児に疲れたお母さん?はたまた子守を言いつけられた、お姉ちゃんと言ったところでしょうかw
それにしても、お母さんのうつろで疲れ切った表情とは対照的に、桃太郎の嬉しそうな表情がシュールで、もう完全にツボですꉂꉂ(˃▿˂๑)
いや〜もう眠気も吹っ飛びましたぁw
おーいかんいかん!お人形さんと遊んでる場合ではありませんw
先を急がねばぁ〜🏍️💨

山道をひた走り、大きな鳥居がある石鎚スカイライン関門ゲートから石鎚スカイラインに入ります。(写真を撮り忘れたのでグーグルマップさんからお借りしました)

ここからどんどんと山深くなっていきます。

橋に差し掛かると、渓谷を流れる面河川(おもごがわ)の美しい景色。
しかし午前中の快晴とは裏腹に、少々曇ってきました...
もう雨雲が接近してきたのでしょうか(; ' ∀ ' )マダキタラアカンヨ

山道をグイグイと上って行きます。
標高が上がるにつれ、気温がみるみると下がっていくのを感じます...

さらに進むと、登り坂と怒涛のヘアピンカーブが連続します(; ' ∀ ' )コイツハキツイゼ
悪夢の連続ヘアピンカーブをひた走ると、なにやらゲートが出現です。

おー!ここからがUFOラインですねぇ
ヾ(o ・∀・)ノ ヒャッホ-ゥ♪
UFOラインの表示を見て一気にハイテンションになりましたが、またもやヘアピンカーブの応酬です。
そしてもうめちゃくちゃに寒い!
標高が高いのと、空が雲に覆われているので、5月の半ばですがかなり気温が低く、辺りは冬のような雰囲気が漂っています。

キョエェェェ!なんじゃいこのグンニャグニャの道はぁぁぁ!(;゜0゜)
点いたり消えたりする赤い警告灯も気になる!w
おまけにUFOラインは道幅が狭く、車だと対向車が来れば交わすのに一苦労でしょう...
もうクラッチを握る左手が限界です(;д;)マタコノパターン
残り10kmを切っているのですが、目的地まで、この酷道よろしく険道が続くのでしょうか。
寒さと苦痛と疲労と眠気、そして警告を表示する赤いランプに心が折れそうになりながら進みます。
そして疲労はピークへ...
うぉぉぉ!もうこうなったら精神論じゃい!
昭和生まれのど根性!ナニワの根性みせたるでぇ〜と、エセ関西弁ドラマに出て来そうなセリフをヘルメットの中で叫び、険道をグイグイグネグネと突き進んで行きますw

おー!あのシルエットは、ひょっとして頂上ポイントでしょうかぁ!

ついに石鎚山の尾根を走るUFOラインに到着です!
いや〜しかし距離以上に長い道のりでしたぁ

谷側に目をやると、恐ろしいまでの絶景が広がっています。

う〜んなるほどぉ この景色から想像すると、四国カルストのライダーが言っていたように、西側からだとあの有名な景色を拝みながら走る事が出来ない訳ですねぇ
一度尾根を進み、Uターンする形で絶景スポットに向かいたいと思います。

UFOラインの眺望スポットに到着です。
いや〜ここまで来るのに、本当に大変な道のりでしたぁ(; ' ∀ ' )
○UFOライン 西日本最高峰の石鎚山を背景に伸びる全長約27km町道は、標高1,300m〜1,700mの尾根を縫うように走る絶景ドライブコースです。
晴れた日には石鎚山系はもとより、太平洋まで見渡す事ができる美しい景色が広がります。
正式名称は町道瓶ヶ森線で、"雄大な峰が続く道"ということから雄峰ラインと呼ばれていました。
道は舗装されてはいますが基本1車線となっており、連休や行楽シーズンは混み合う事が予想されるので注意が必要です。
尚、11月〜4月上旬は冬季閉鎖となっています。

しかし、
雄峰ラインという立派な名前があるのに、なぜ
UFOラインと呼ばれるようになったのでしょうか...
気になったので調べてみました。
当時、登山者が雄峰ライン上で撮影した写真にUFOらしき物体が写っており、地元の新聞に掲載され大きな話題になった事から、UFOラインと呼ばれるようになったそうです。
あと、古くから近くの集落では「山の方に大きな光が落ちる」と言い伝えが残っており、Xファイルではありませんが本当にUFOが存在するかもしれませんねw
いやいや...ちょっと待てよぉ ひょっとしてこれは単純にぃ...
雄峰ライン...
ゆうほうライン...
ゆーほーライン...
UFOライン!🫢

しかしこの風景はなんとも神秘的で美しく、そして曇り空のせいかゾクゾクする怪しげな雰囲気すら感じますw。
本当にUFOが現れそうなムードが漂っております( ^ω^ )
辺りを散策してみましょう。

こちらは展望スポットのようですねぇ
ベンチも設置されています。

なんという素晴らしい景色でしょうか...
天気は生憎ですが、眼下に広がる雄大な山々は、押し寄せる波のように延々と連なり、遥か遠くまで見渡す事ができます。

いや〜四国のてっぺんからの景色、これは感動ものです。

登山道があるので少し登ってみます。
熊笹に覆われた細い登山道を登って行きます。

振り返ると、SNSなんかでよく見かける風景が広がっております。

もう少し進んでみたいのですが、今回は時間的に断念する事に。

展望ポイントに戻り、ベンチに座って美しい四国の山々を見ていると、四国カルストと同様に普段の生活で抱えるつまらん事など、大した問題ではないと思えます。
苦労して来た甲斐があったなぁと、時間を忘れぼんやりと景色を見つめます...
ん⁉︎おー!もうこんな時間ではないかぁぁぁ!
もう高松に戻らなければ、晩御飯に間に合いません!
グーグルマップでルートを確認すると、UFOラインから東に向かう最短ルートは、なんと通行止めとなっているようです(; ' ∀ ' )ドシャクズレカァ
通常なら2時間半で戻れる所を来た道を走るルートで、3時間半もかかってしまいます(;゜0゜)
これはもう"ナニワの根性"で乗り切るしかありませんw

またもや怒涛のクネクネヘアピンカーブロードを走り、一気に高松市内に戻りたいと思います(; ' ∀ ' )
それでは今回はここまでとします...
次回は四国ツーリングの高松編となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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