心に刻まれる絶景爽快ロード
前回に引き続き四国ツーリングのその2となります。
今回は言わずと知れた絶景ロード『四国カルスト』を紹介させて頂きます。
時刻は早朝の5時...

神戸港発、ジャンボフェリーにて無事高松港に到着です♪
それでは、ここ高松港から一気に四国カルストを目指します。
高松港から四国カルストまでは、高松自動車道、高知自動車道の高速道路を走るルートで、時間にして約3時間半、距離にして約215kmの道のりです。
いつものツーリングだと、目的地の四国カルストに到着するまでに、様々な観光スポットを巡るのですが、今回は雨予報による時間との戦いとなるので、一気に四国カルストを目指します。

それでは高松自動車道を走っていきます。
GoProが無いので路肩撮影...(´・ω・`;)
訪れた時期は5月12日で、春の後半に差し掛かり早朝だと気温も低く肌寒いです...
四国カルストの年間平均気温は、10度前後で夏場でも涼しいとの事です。
一応防寒着を持ってきましたが、5月半ばだと山頂付近は少々寒いかもしれません...

高松自動車道から高知自動車道を走ります...
ん⁉︎ん⁉︎ん⁉︎

うぉぉぉ!またもや警告灯が点いとるやないかい!
どうやらリアブレーキのブレーキスイッチの調子が悪いようです...
ブレーキの際はフロントブレーキと併用する事で回避出来るとして、とりあえずはこのまま進みます。
しっかし、なんで四国に来たらいつもこうなるんでしょう(T_T)キモン
高速を走り山間部に差し掛かると気温が一気に下がりめちゃくちゃ寒い!
温度計を目をやると気温は10℃を下回っています。
レイノー症の私には、手足の指が痺れる非常に厳しい寒さです...
寒さと痺れに耐えながら高速をひた走り、高知自動車道の那須IC高速を降ります。
ここから国道197号線を走るのですが、四国カルストまではガソリンスタンドが限られているので早めの給油をオススメします。
山頂付近にはガソリンスタンドが無いので、ガス欠には注意してくださいね。

国道197号線を走ると、
道の駅 布施ヶ坂があるのでここで少し休憩です。

しかし良い天気に恵まれましたぁ☀️
まぁ明日の天気は下り坂なので、今日一日この晴天を満喫しておきたいと思います。
この道の駅 布施ヶ坂の付近には四万十川が流れており、すぐ近くには四万十川の源流点があります。
めちゃくちゃ立ち寄って行きたいのですが、時間的な都合で今回は諦める事に(T_T)
道の駅 布施ヶ坂から四国カルストまでは、30km程とそう遠くない場所に位置していますよ。

道の駅 布施ヶ坂から南北に走る国道439号線からは、山間のルートとなります。
ワインディングが楽しめる爽快ルートです。

グイグイと山道を上って行きます。

かなり標高も上がってきました。
しかし山の中は空気が気持ち良いです。
時間と共に気温は上昇しておりますが、標高が高い分、空気がひんやりと張り詰めている感じです。

頂上付近に差し掛かりました。

どうやら先に見える尾根が、四国カルストのようです。
山頂に到着です。

おー!これは素晴らしい!

標高約1,400mから見下ろす景色は、まさに圧巻です。
○四国カルスト 天狗高原

四国のスタート地点である高松港から約4時間、やっと四国カルストのスタート地点にあたる
天狗高原に到着しました\(^o^)/
心配していた気温ですが、天気も良く風がない分ちょうど良い気候です。
四国カルストのドライブコースは、東西約25kmに渡って縦断する県道383号線を指すようですが、現在地の天狗高原のカルストテラス付近から、西に向かう鶴姫平(めづるだいら)までの約4.5kmが、美しいカルスト台地が広がる絶景ロードとなっているようです。

あの山頂の先は、一体どのような景色が広がっているのでしょうか♪
それでは行ってみましょう!!!

山の頂きを超えると、早速カルスト台地が顔を見せ出しましたぁ
草原と石灰岩の緑と白のコントラストが、なんとも美しい光景です( ^ω^ )チョウドサイドカーガ

この日は平日で、ほぼ貸切状態だったので隙をついてパシャリです📸
さらに進みましょう♪

おー!これはなんという美しい景色でしょうか...
いやいや美しいなんて言葉では全く足らないくらいの想像を遥かに超える絶景が広がっています...
まさにこの光景は、天空に続く一本の道...天空の道と称される訳ですね。

幾重にも連なる山々を見下ろす景色、そして辺りに散りばめられた白い石灰岩は、神秘的な雰囲気が漂う夢の中の世界のようです。
○四国カルスト 愛媛県と高知県の県境の尾根沿いに広がる四国カルスト。
日本三大カルストのひとつで『日本のスイス』と称されています。
標高1,000m〜1,500mからの眺望はまさに絶景で、カルスト台地を縦断するように走る県道383号線は、絶好のドライブ、ツーリングルートとなっています。
白い岩肌の石灰岩が点在する大草原と、遠くに連なる山々の稜線を一望できる360度の大パノラマを楽しむ事ができます。

あまりの感動に、自然と涙が出そうになります(;д;)トシヤナァ
同じく絶景を眺めているライダーの方とお話しさせて頂くと、はるばる栃木から来られたそうで四国カルストが無性に見たくなり、5年振りに再訪れたそうです。

大阪からフェリーを乗り継ぎ約11時間...その苦労が報われる景色です。

四国カルストでは所々で牛が放牧されています。
時折、モォ〜〜〜と牛の鳴き声が響き渡り、牧歌的な景色を演出してくれます。

いや〜 のんびりと気持ち良さそうですねぇ( ^ω^ )カワイイ
牛は気楽で羨ましいなぁ〜と思う反面、牛にはなりたくないなぁ〜と思うぴーきちでしたw

もうここは日本ではないような景色です。

不規則にゴツゴツと並んだ石灰岩が印象的なカルスト台地...
しかしカルストって、一体どういう意味なのでしょうか...
調べてみると"Karst "とはドイツ語で岩石を意味する単語で、カルスト台地は石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が、雨水、地表水、地下水などによって侵食されてできた地形、鍾乳洞とあります。
鍾乳洞で思いつくのは、同じくカルスト台地の山口県は秋吉台にある秋芳洞ですが、ひょっとするとここ四国カルストにも巨大な鍾乳洞が眠っているかもしれませんね。

愛媛県と高知県の県境でパシャリ📸

この景色を見ていると、現代社会のしがらみやつまらん事などどうでもよくなってきます。

景色が素晴らし過ぎるので、どこで撮影しても素敵な写真が撮れちゃいますね(´ω`人)

この大自然の風景に、人口物である巨大な風力タービンが不思議と溶け込んでいます。
風力タービンの脇にある建物は牛舎でしょうか。
○四国カルスト 鶴姫平(めづるだいら)

鶴姫平に到着しました。

長閑な丘陵地が広がります。

こちらにはキャンプ場もあるようですよ。

いや〜この景色でキャンプなんて最高でしょうねぇ♪

鶴姫荘という施設を発見です。
こちらは宿泊施設で、食堂、自販機、そして裏手にはトイレもあります。

鶴姫荘の脇にキッチンカーが停まっています♪

カルスト高原牛乳使用の牛乳アイスを購入です♪
のんびりとストレスフリー?で育った牛さんのミルクは、どこか優しい味がします(*^_^*)ウマイ

昼を過ぎると、平日ですが交通量が増えてきました。
う〜ん さすが人気スポットです。
それでは、時刻もお昼時なのでランチにしたいと思います。

ランチは天狗高原にある
星ふるヴィレッジ TENGUさんで頂くので、スタート地点に戻りたいと思います。
星ふるヴィレッジTENGUさんに到着です。
こちらは宿泊施設でレストランが併設されており、近くにキャンプ場もあるようです。

ランチのおすすめメニューは、土佐和牛のステーキ丼と、土佐和牛のハンバーグカレーとなっています。
カレーにはうるさ過ぎるぴーきちなので、ここは迷わずステーキ丼をチョイスですw

いや〜ステーキ丼♪ジュシーで肉の旨味が強くタレとマッチして美味しかったです(*´༥`*)ウマイ♪
星ふるヴィレッジTENGUさんからの景色も素晴らしいです。
時計に目をやると、予定の時刻をすっかり過ぎているではありませんかぁ(; ' ∀ ' )マタヤッテシマッタ
急いで次の目的地に向かわねばなりません。
しかし四国カルスト...
日本中のライダーが絶景を求めて、この場所を訪れるのが理解できました。
ここには、言葉では言い表せないほどの美しい景色が広がっていました...
かなりのへき地に位置する場所と思いますが、ぜひ機会を作って頂いて訪れてもらいたいです!

それでは、次なる絶景スポット
UFOラインに向かいたいと思います。
今回はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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