紀州の食材を使った地産地消キャンプツーリング
今回からは、2022年10月に行ったキャンプツーリンの様子を紹介させて頂きます。
今回のキャンプツーリングに至った経緯ですが、以前にブログでも紹介した大阪府枚方市にある鴨ラーメン専門店の"
麺麓"さんに訪れた際に、そこで使用されている紀州鴨がとても美味しかったので、これはぜひキャンプの食材で使ってみたいと図々しくも思ってしまい、この度の紀州鴨キャンプツーリングとなった訳でございます。
そして、紀州鴨の直売所が湯浅にある事から、湯浅と言えば醤油の老舗角長醤油さんがあり、他にも和歌山の新鮮な魚介類や野菜等、豊富な食材があるので地産地消を主題として紹介させて頂きます。
今回訪れたキャンプ場は、和歌山県有田郡有田川町にある『花の里河川公園オートキャンプ場』です。
花の里河川公園からメイン食材の紀州鴨の養鶏場、そして醤油発祥の地、湯浅の角長醤油さんは程近い場所にあるので、こちらのキャンプ場をチョイスさせて頂きました。
出発地点の東大阪から近畿道、阪和道を使い、キャンプ場がある花の里河川公園までは、距離にして101km、時間にして約1時間15分です。
ちなみに出発地点が東大阪なのは「オラも紀州鴨を食う!」と意気込むシマゴンが帯同するためですw

それでは紀州鴨キャンプツーリングスタートです!
高速道路を走り、まずは阪和道にある紀の川SAで朝食です。

今回の旅のお蕎麦は、海老天かき揚げ蕎麦と柿の葉寿司のセットです。
やはりサービスエリアで食べる蕎麦は、美味しいマズイというよりも旅情感と言いましょうか、特別な感じが好きなんですよねw
あっと言う間に、花の里河川公園に到着です( ^ω^ )アクセスバツグン

こちらが管理棟です。
料金は先払いで、区画サイトは3,000円、広場サイトは2,000円と比較的リーズナブルです。(2022年10月現在)
ちなみに、車両乗り入れが可能なオートサイトは、区画サイトのみとなっているのでご注意を。
管理棟の横に自販機あり。

管理棟の向かいにトイレがあります。
洋式、和式と二種類の便器あり清掃が行き届いています。

ゴミも分別の袋が貰えるので、こちらで引き取ってくれます。
積載量が限られたバイクだと、ゴミ問題が大きなネックになるので非常にありがたいです。

管理棟からスロープを下った所がキャンプ場となっており、かなり広々とています。
しかしトイレは管理棟の向かいにあるのみで、キャンプサイトからはかなり遠いですね。

区画サイトは、駐車スペース(舗装部分)とL字型のキャンプサイトとなっています。
キャンプサイトの脇には有田川、そしてみかんの丘も視界に入り、ロケーションはそこそこ良いです。
しかし、この日は週末の土曜日なのですが、少々閑散としております。
料金もお手頃ですし... う〜んトイレが遠いのがネック?それとも意外と穴場なのかもしれませんね。

炊事棟も広々としています。

そそくさと、テント、タープを設置して買い出しに向かいます。

まず最初に向かったのは"JAありだっこ"です。
こちらでは新鮮な地元の野菜やお肉、そしてこの日は水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並んでいます。
新鮮な野菜、そして好物の親鳥を購入です。

地物のサザエも売っておりますよ♪
これはサザエ好きにとっては素通りできませんw
どさくさに紛れて鮑も購入いたしました( ^ω^ )

ワオ!ネギライダー見参w
そして次に向かうのは、いつもお世話になっている角長醤油さんです。

角長さんは170年以上の歴史を誇り、今では少なくなった杉樽を使い昔ながらの製法で、本物の醤油を作り続けている老舗の醤油蔵です。
角長さんで、たまり醤油と濁り醤を購入です。
次は、本日のメイン食材の"紀州鴨"を小売してもらえる太田養鶏場に向かいます。

潮風が心地よい海岸線を走り、キラキラと眩しい湯浅湾の景色に癒されます。

太田養鶏場に到着です。
う〜ん にかいさんが気になるw

こちらでは沢山の紀州鴨が養鶏されています。
あれ?鴨って白かったっけ?と思ったのですが、紀州鴨は合鴨(鴨とアヒルの交配雑種)との事です。
風通しの良い畜舎で、山から流れる谷水を使い、こだわりの飼料、敷き藁には100%紀州産の原木おが粉を使って育てられた紀州鴨は、臭みが少なく濃厚で脂にコクがある最高級の鴨肉になります。
動物性の脂は敬遠されがちですが、鴨の脂身に含まれる不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる作用があると言われ、脂の融点も低く体内に脂が蓄積される事がありません。
そして鴨肉は美肌、疲労回復、デトックス効果のビタミンB、そして鉄分が豊富に含まれており、葱などのビタミンCと摂取すると、さらに吸収が良くなると言われていますよ。

紀州鴨のロース肉、モモ肉、つくね、そして鴨ガラを購入です。
ちなみに鴨を締める日が決まっているので、購入できる鴨肉は冷凍のみとなっています。
こちらで鴨肉を購入される際は、あらかじめ電話予約をしておいた方が良いかと思われます。
○太田養鶏場
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休・年末年始休み
電話番号:0737−62−2895

近くのスーパーで大量のガソリン(酒)を購入します🔥
次はランチです。
ランチは、キャンプ場と同じく有田川沿いにあるハンバーガーショップ ゴールデンリバーさんに向かいます。

ゴールデンリバーさんに到着です。
もう動き回っているので腹ペコですw

怖いけど妙に可愛いヤツらがお出迎えw

ゴールデンリバーさんは、保育園だった校舎をリノベーションしたリヴィングルームという施設の一角にあります。
リヴィングルームには、ゴールデンリバーさんの他にも様々な店舗が入っています。

それでは、お店に入ってみましょう♪

店内は、保育園のキリンさんの面影はなく、海外っぽいとてもオシャレな雰囲気です。
こちらの自慢はハンバーガーの他に自家製のクラフトビールとの事です😍
ハンバーガーとビール🙌最高ですよねぇ
しかしバイクなので呑めませ〜ん🍺🙅
いや〜キャンプ場からゴールデンリバーさんまでの距離は、歩けない事もないのですが、キャンプ飯の準備があるので時間的に諦めました〜w
こちらがメニューです。

ハンバーガーの他にホットドック、ローストビーフライスプレート、そしてお子様連れには嬉しいキッズランチセットもあります。
サイドメニューも充実していますね。

サイドメニューはナゲットを注文しました。
衣はサクッと中はジューシーで美味しいです
( ^ω^ )

そしてハンバーガーはシンプルにチーズバーガーを注文です。
バンズはサクッとしていて、パティはボリュームがあり肉肉しくジューシーで濃厚なチェダーチーズと相まってナイスです(*´༥`*)ウマイ♪
付け合わせのハラペーニョでピリ辛に味変出来るのも嬉しいですσ゚д゚)ソーホット!

そして、お隣にはクラフトビールの醸造所が併設されています。

予約はしていなかったのですが、工場見学もさせて頂きました♪

もちろん、こちらで醸造されたクラフトビールも販売されているので...

IPA(インディアペールエール)を2本購入です\(^o^)/
IPAはガツんと苦味があって美味いんですよねぇ〜

校舎には、他にもパン屋さんやネイルサロン等様々な店舗が入っています。
こちらの施設の詳細は、また別の機会にブログで紹介できたらと思います。
それでは、キャンプ場に戻り晩御飯の準備です♪
ちなみに今回訪れた各お店は、一番離れた太田養鶏場でも10km程度と近いエリアなので、こちらの地図を参考にして頂ければと思います。

キャンプ場に到着し、まずはビールのセッティングです♪
地元の酒屋さんで買ってきたクラフトビール、そして和歌山の地ビールの"渚ビール"もちゃっかり購入( ^ω^ )

角長醤油も準備完了です。
さ〜て、それでは晩飯の用意に取り掛かりますかぁ〜
とその前に...

まずはクラフトビールで乾杯です!

キャンプ場で昼間っからビールをあおるのは最高ですよね♪

カッチンコッチンの冷凍状態だった紀州鴨が、いい感じに解凍されてきました。
今回のキャンプ飯は、鴨ガラと野菜でスープを取った、つくねとロースの鴨鍋、鴨のモモ肉の串焼きと炙り焼き、親鳥の炙り焼き、サザエと鮑の海鮮焼きです。
な〜んか具材が変更になってるだけで、いつもと同じ料理なのはきっと気のせいですw

鴨のモモ肉は串焼き用と炙り焼き用に切り分け、鴨のガラは野菜の切れ端、ニンニク、生姜と一緒に炊いてスープを取ります。

2〜3時間程薪で炊いて、美味しいエキスを抽出します。

だいぶ陽が傾いてきました。

スープもそろそろ良さそうです。
あとはガラを取り出しスープを濾して、鴨ガラスープの完成です。

ネギライダーことシマゴンには、串焼きと炙り焼きに使用する炭をいこしてもらいます。

出来上がった鴨スープに、白ネギ、白菜、ニンジン、椎茸、大根を投入して、ゲランド塩と角長醤油で味付けし、つくねとロースを入れて少し炊いていきます。

特製鴨鍋の完成です♪(*^_^*)

いや〜紀州鴨、これは力強く濃厚で深い味わいです(*´༥`*)ウマイ♪
麺麓さんで頂いた感動的な鴨スープには遠く及びませんが、紀州鴨の旨味を存分に堪能できます(* ´ ▽ ` *)

シマゴンがいこしてくれた炭で、鴨のモモ肉を豪快に炙ります。

鴨のモモ肉の炙り焼きです( ^ω^ )

地元の特産品である、ぶどう山椒で頂きます。
滋味深い紀州鴨にピリッと爽やかな山椒が良く合います。
しみずさんのぶどう山椒、めちゃめちゃ効きますよ( ゚∀゚)サンショウズキニハタマラン

続けて親鳥の炙り。
親鳥は歯応えが病み付きになります♪

そして鴨の串焼き。

串焼きも同じくぶどう山椒で。
通常のビールよりもホップを2倍使った苦味の強いIPAと、野趣溢れる鴨肉は相性抜群です👌

炭が落ち着いたところで地物のサザエと...

同じく地物の鮑。

サザエと鮑は、シマゴンおすすめの和歌山の地酒"黒牛"で頂きます。
やはり海鮮には日本酒がよく合いますね🙌

地産地消、和歌山の美味しい食材を満喫させて頂きましたぁ
そして、まったり時間へと...

バイク、焚き火、BGMのノラ・ジョーンズ、そして芋焼酎w
時間がゆっくりと流れる至福の時間です。

しかしキャンプのまったり時間に芋焼酎とは、ぴーきちもすっかり ええおっさん...いやいや、いい大人になりましたぁ( ̄▽ ̄;)アハハ…

ネギカラーに包まれた、若きネギライダーは、すっかり夢の中です...
という訳で、キャンプ1日目は終了です。
ブログネタが溜まりすぎているので、今回はかなり凝縮して紹介させていただきましたぁ
( ̄▽ ̄;)ソレデモケッコウナガイカ
次回キャンプの2日目は、キャンプの朝ごはん(いつものやつ)、みかんの丘、源泉掛け流しの花山温泉、天然鯛釜飯御膳を紹介しますね♪
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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