スポンジで塗るだけの簡単メンテナンス
今回は以前にブログで紹介した、ショットのシングルライダースジャケットのメンテナンスを行いたいと思います。
革ジャンを購入して約6ヶ月が経過したのと、ぼちぼち革ジャンもシーズンオフなので、クローゼットに眠る前に、しっかりとメンテナンスをしておきたいと思います。
そして、今回のメンテナンスに使用するオイルですが、正直とても迷いました...
普段、ブーツに使用しているクリームやオイルを使っても良いのですが、ミンクオイルの類だと塗りすぎた場合にカビが発生する可能性(特に長期保管時)があります。
そして、クリーム系だと塗った後に、あの革ジャンの面積をブラシで磨くのは、かなりの時間と労力を消費してしまいます( ̄▽ ̄;)サイキンイソガシイシ
手間いらずで、革に栄養が与えれて、尚且つツヤが出る商品はないかなぁ〜と、ネットで探していると、
ラナパーという商品が目に止まりましたが、値段が少々高めです(;・∀・)マヨウナァ
しかし今の時代、一度でもネット上で特定の商品を検索してしまうと、広告にはラナパーばかり出てきます...
インスタ見てもラナパー、ツイッター見てもラナパー、ユーチューブ見てもラナパー、ラナパー見てもラナパー... もうラナパーばっかりやなかーい!(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)
と気がつけばアマゾンでポチってしまっていた次第でありますよ( ̄ー ̄;)
いや〜 もうまんまと彼らの策略にハマってしまったのですが、評判はなかなか良いようです...

そして後日、ラナパーが到着しました♪
ポチってしまった時は、値段が高いだけにちょいと後悔したのですが、商品が届くと妙に嬉しいもんですw
ラナパーは大きく分けて100mlと250mlのタイプがあるのですが、今回は初めてという事もあり100mlのものを購入してみました。
ちなみにアマゾンだと、100mlで2,150円、250mlで3,300円となっています。(2023年6月現在)
それでは開封してみます♪

ラナパー100ml、スポンジ、取説が入っています。

ラナパーはドイツ製なんですね。
しかし、シューケア用品はヨーロッパ製がめちゃめちゃ多いですよねぇ
やはり革製品の本場であるヨーロッパは、シューケア用品も豊富といったところですね。
それでは本体を開封してみます。

色は薄いベージュ色で、ちょいと硬めのワックスといった感じです。
有機溶剤は使用していないので、ツンとした刺激臭はなく、ほぼ無臭といったところでしょうか。
主成分はビーズワックス(蜜蝋=蜜蜂の巣)とホホバオイル等の天然由来成分のみを使用しているので、革や地肌にも優しいです。
しかし革製品の中でも、スウェードのような起毛タイプの革には使用できないので、注意してください。

付属のスポンジで薄く塗布するだけで、革に栄養分とツヤを与え撥水効果も得られるようです。
しかし、靴磨きをやっていて俄かに信じがたいのですが、本当に塗るだけでツヤが出るのでしょうか...
靴磨きのオリャーっと磨きを入れるのって結構大変な作業なんですよねぇ...と半信半疑になりながらメンテナンスに取り掛かりますw

こちらがメンテナンス前の革ジャンです。
着用後にブラシは掛けますが、まぁ約4、5月くらいノーメンテ状態です。
見た感じは、オイルも抜けておらずメンテの必要は無さそうですが、これから約6ヶ月ほどクローゼットに眠る事になるので、一応お手入れをしておきます。
使用頻度にもよりますが、革ジャンは3ヶ月〜6ヶ月に一度、オイルやクリーム等でメンテナンスしてやるのが良いようですよ。
ではではメンテナンス開始です(`・ω・´)ゞ

まずは馬毛ブラシでザッと塵や埃を落としてやります。

付属のスポンジでラナパーを少量取ります。

まずは右腕の部分から薄く塗っていきましょう。
少量でも、かなり伸びが良いといった印象でしょうか...
右腕部分を塗り終わったところで、左右を比べてみます。

おー!これは凄いですねぇ!軽くサッと塗っただなのですが、左右のツヤは歴然としています。

続けてフロント部分の右側半分も塗っていきます。
同じく左右を比べてみましょう。

いや〜 磨く手間が無く、これだけのツヤ感がでるのは嬉しいですねぇ
そして、このラナパーを選んだもう一つの理由が、ファスナーに塗る事により、金属部分の保護とファスナー開閉時のすべりが良くなるとの事です。

ファスナーをつまむように、少量塗り込みます。
ラナパーを塗布後に、ファスナーを数回開け閉めしてみると、今まではゴワゴワと重かったのがスッと軽くなりました♪d('∀'*)コレハキモチイイ

しかし強く擦りすぎたせいか、スポンジがささくれてしまったので、ファスナーに塗布する際は注意してください。
そしてスポンジが黒く汚れているのですが、調べてみるとラナパーには汚れ落としの効果もあるとの事ですよ( ^ω^ )ホンマテマイラズヤ

全体に塗布し完了です♪

なんとも重厚感のある光沢がでました。
ミンクオイルでも光沢が出ますが、あまり塗りすぎるとカビが発生する場合があります... ですがラナパーだと、ハチミツ由来の殺菌効果により防カビ効果も得られるんです。
そしてこのラナパーは、ツヤ出し、防水、保護の観点から、革製品以外の白木といった木材、金属、ダッシュボードやプラスチック類等に幅広く使える、もうなんでも来い状態のオールラウンドプレイヤーです。
いや〜ラナパー凄いです。
革製品の防水効果は嬉しいですねぇ♪
これは是非、レッドウィングのブーツにも使用してみたいです。
むむ⁉︎ひょっとするとヌメ革に塗れば、水シミを防ぐ事ができるのではないでしょうか!

こちらが愛用しているヌメ革の財布とベルトです。
半年ほど使用しているのですが、良い飴色に変化しつつあります。

しかしながら、ベルトは既に水シミだらけです(´・ω・`;)ヤッチマッタナァ
ウエスト部分は、手を洗う際に水がはねてくるんですよねぇ...
もうこうなってしまうと手遅れなのでですが、実際にラナパーを塗布して撥水効果が得られるか実験してみます(`・ω・´)ゞ
革ジャン同様に、スポンジでラナパーを薄く塗布していきます。
そして水を少量かけてみます(;・`д・́)…ゴクリ

おー!確かに弾きました!
そして、ラナパーを塗った事によるヌメ革の変色ですが、飴色が進行しているせいかあまり感じられません。

財布も同様に水弾きを確認です。

しかし数秒放置すると、水が染み込んでいきました。
特にエッジの部分は染み込みやすい印象です。
取説によると"撥水効果を上げるには1〜2週間に1回の割合で3回程度重ね塗りをしてくだい"とあるので、水にデリケートな革には予防効果が期待できそうですね。

汚れを落とし、栄養を与え、光沢と撥水効果も得られるとは、いや〜恐れ入りましたm(_ _ )m
○まとめ
今回は、革ジャンのメンテナンスに使ってみたラナパーでしたが、とても扱いやすいレザートリートメントでした。
使用方法も簡単で、磨く必要もなくツヤが出せるのと同時に、撥水効果と革に栄養分を与えてくれるのは非常にありがたいです。
デリケートな革製品はもちろん、艶出し効果で革以外の素材にも幅広く使用できるのも嬉しいところです。
デメリットは、スポンジの耐久性と値段が少し高いといったところですが、伸びも良く一度に大量に消費しないので、数年は余裕で持ちそうです。
手間要らずで簡単に革のメンテナンスができるラナパー、超オススメです♪
それでは今回はこの辺で失礼いたします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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