古い町並みが残る風情溢れる城下町
男一人旅 兵庫県但馬ツーリングその4は、但馬の小京都と称される出石(いずし)町を散策します。
○前回までのあらすじ
大阪を早朝に出発し、兵庫県加東市の加古川にある景勝地『闘竜灘』に到着。激流と奇岩怪岩地帯が広がる荒々しくも美しい景色に遭遇。
その後、竹田城跡が一望できる立雲峡に向かい、登山道を歩き苦労が報われる景色に感動する。
そして竹田城があった山頂の城跡に向かうが時間的なロスが発生する為、止むを得ず断念し出石町へ。
皿そばの名店『近又』で、挽き立て蕎麦を堪能し、出石城下町の散策へ向かう...

ではでは お蕎麦でお腹も満たされたところで、出石城下町を散策してみましょう♪

出石城下町には、現在も古い町並みが沢山残っているんですよね(^-^)

こちらの石垣の上に建てられた時計台は、出石町のシンボル"
辰鼓楼"(しんころう)です。
本体の高さは13メートル、石垣の高さは5メートルとなっています。
辰鼓楼は、明治4年(1871年)に太鼓を鳴らして時を知らせるために建てられた、日本最古の時計台と言われています。
現在の時計台の姿になったのは明治14年で、当時城下町で開業医をしていた池口忠恕が大病を患った際に、出石町の多くの人々が"病気が治りますように"と、願掛けをしました。
その後、病気が回復した池口は、そのお礼にとオランダ製の機械式大時計を取り寄せ寄付し、現在の時計台になったそうです。

いや〜これもまさに"和の世界へ洋こそ"ではないかぁ〜📸( ^ω^ )

メイン通りには沢山のお土産物屋さんが軒を連ねています。

もちろん出石名物"皿そば"のお店も沢山あります。
出石城下町周辺には、40軒を超える皿そばのお店があるそうです。

通りを歩けば、なんとも風情ある通りが点在しています。
電線がないのも良いですね。

こちらは
豊岡市立出石家老屋敷です。

江戸時代の上級武士の武家屋敷で、中を見学する事ができます。(大人200円)

おっと 襖の奥に、お侍さんを発見です( ^ω^ )
中に入って見学したいところですが、今回は時間的な都合で諦めます(´∀`;)

ちなみに、お屋敷の中はこんな感じです(写真は観光協会さんより)

こちらは黒い漆喰の壁が印象的な昔の長屋。
お寿司屋さんの看板が出ていますねぇ 現在も営業されているのでしょうか(*^_^*)

お寺も沢山あります。

こちらのお寺の前では、学生さんが座って何か食べながら、楽しそうにおしゃべりしていますよ♪
時代は違えど、こういう光景って今も昔も変わらないんでしょうねぇ(*^_^*)
なんか微笑ましく、ほっこりします♪
青春っていいなぁ〜

こちらは出石焼きの
上田陶磁器店。
出石焼、又は出石白磁は200年以上の歴史があり、国内でも珍しい白磁を中心とした焼き物が中心で、透き通るような白い磁肌が特徴の焼き物です。
近又さんの、お蕎麦に使用されていたお皿や器も出石焼でしたね。

お店の前には沢山の出石焼の器が並べられています(* ´ ▽ ` *)
これは是非買って帰りたいところですが、さすがにバイクだとちょいと困難でしょうか(´・_・`)ワレルヤロナァ

こちらは出石資料館です。

生糸を商っていた明治時代の豪商の旧邸を改装して作られた資料館で、館内は藩政の資料や甲冑武具などが展示されているようです。(写真は
デイトリップ出石さんより)
入館料は大人300円

こちらは
出石酒造さんです。
出石酒造さんは1708年創業の老舗の酒蔵です。
こちらでは試飲もできるそうなのですが、バイクなので非常に残念なぴーきちです(;・∀・)

裏手には赤い土壁が特徴の酒蔵があります。
酒蔵も270年程前に建てられたそうですよ。

純但馬牛の精肉店を発見です♪
絶対的に間違い無く美味しい精肉が購入できるお店ですね(๑´ڡ`๑)ジュクセイニクカナ

そしてこちらのレトロな洋館は
旧出石郡役所です。
洋風建築と瓦屋根の佇まいが素敵な和洋折衷様式ですね。
館内は出石の近世の歴史が展示されているようですよ(入館料大人200円)
ここでバイクを駐車場に預けて、次は出石城跡に行ってみましょう♪

駐車場は、出石城跡のすぐ近くにある『大手前駐車場』に停めます。

駐車料金は車(500円)、バイク(250円)となっています。
それでは出石城跡に向かいましょう♪

こちらが出石城跡の入り口のようです。

お堀には沢山の風鈴が涼しい音色を奏でています(* ´ ▽ ` *)
いや〜これは癒されます。
ぜひ出石城跡の美しい風鈴の音色をお聞きください

城跡内は芝生が植えられており、綺麗に整備されていますね。
写真奥の石垣の上に築かれているのは、西隅櫓(にしすみやぐら)です。

石垣には、わんさかとツタが生い茂っているではありませんか(; ' ∀ ' )コウシエンミタイ
まぁこの方が遺跡感があって良きかもです。

コンクリートで舗装された、緩やかな石段を登っていきます。

お〜長閑でなかなか良い景色ですねぇ♪
ちょうど桜の木が視界に入るのですが、これは春になると、さぞあっぱれな景色になるでしょうねぇ( ^ω^ )

更に進むと、なにやら社殿が見えてきましたよ。

古い歴史を感じるこちらの社殿は、
感応殿(かんのうでん)といい、出石藩主仙石氏の祖権兵衛秀久公を祀っているとあります。

こちらが反対側にある東隅櫓となります。
出石城には天守が無かった事から、東西の隅櫓が主な防御施設だったようです。

さらに上に行けるようですよ♪
行ってみましょう!

お〜 この鳥居の石段を進んでいくようですね。
いや〜これは素敵な撮影スポットですねぇ
( ^ω^ )フシミイナリミタイ
こちらの鳥居は合計で37基あるそうです。

下を見てみると参道が続いています。
どうやらこちらからも出石城跡に入る事ができるようです。
石段を登っていきます💦

お⁉︎白狐さんでしょうか...
どうやら本丸に到着したようです。
ちなみに下の入り口からだと、石段の数は150段となっています。

鳥居の参道を登り切ると、本丸跡地に稲荷神社が祀られています。
和の重厚感と厳かな雰囲気に身が引き締まります。
旅の安全をお祈りしておきます🙏
下から見えた石垣の方に行ってみましょう♪

おー これは素晴らしい景色です!
出石城下町を一望できますねぇ〜🙌
いや〜これはもう殿様気分ですw( ゚∀゚)バカトノッテイワナイデ

石垣のすぐ下は、隅櫓があった場所です。
これは桜の季節にも是非訪れてみたいですね♪

あっ キノコ発見( ^ω^ )
それでは再び城下町の方に戻って、少し休憩したいと思います(; ' ∀ ' )トッテモアツインダァ

向かったのは、頭の上に辰鼓楼が乗った牛さんが目印のこちらのお店( ゚∀゚)カワイイデハナイカァw

狩野牧場さんです♪
こちらのお店は3年前にも訪れました。
メニューはこちら

う〜んこれは悩みますねぇ
焼酎ジェラートも捨てがたいですが、やはり但馬地方出石といえばコイツでしょう♪

"そば黒豆ジェラート"です♪
濃厚でいて爽やかな風味と香ばしさがとても良きです。
甘さもスッキリでまろやか(๑´ڡ`๑)
いや〜 これはぴーきちも頭に辰鼓楼を乗せたくなるくらいの美味しさですよ(笑)
しかし気温が高過ぎるので、みるみるとジェラートが溶けていきます(´∀`;)サンネンマエトイッショ
暑い日差しと蝉の鳴き声、そしてアイスクリーム... 幼い頃からちっとも変わらない、夏の風物詩ですなぁ🎐
出石城下町には他にも沢山のスポットがあるのですが、先を急ぐ事にします(`・ω・´)ゞ
次の目的地は温泉です♨️\(^o^)/
今回も身体に嬉しい天然温泉掛け流しの湯を発見しましたよ♪👍
ではでは、今回はここまでとします...
またもや長い記事になってしまい申し訳ございません( ̄▽ ̄;)アハハ…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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