竹田城跡を一望できる『竹田城跡 立雲峡』
一泊二日男一人旅の兵庫県但馬ツーリングその2は、のんびりと田舎の風景を楽しめる峠道『国道427号線』と、天空に浮かぶ古城と称される『竹田城跡』を紹介します。
○前回までのあらすじ
早朝に大阪を出発し、兵庫県加東市の加古川にある景勝地『闘竜灘』に到着。激流と奇岩怪岩地帯が広がる荒々しくも美しい景色に感動し、次なる目的地"竹田城跡"に向かう...
○ルート
前回の『闘竜灘』から目的地の『竹田城跡 立雲峡』までは、国道427号線を通るルートで、時間にして約1時間半、距離にして約66kmの道のりです。

それでは「風雲竹田城に向けて いざ出陣じゃぁぁぁ!狼煙を上げろぉぉぉ!」と、心の中で一人叫ぶぴーきちです( ゚∀゚)<フウウンタケシジョウヤロ
竹田城は雲海に浮かぶ幻想的な風景で有名なのですが、今は夏真っ盛りで雲海とは無縁の季節です...(雲海は寒暖の差が激しい晩秋の早朝に発生する事が多い)
ではなぜこの時期に竹田城をチョイスしたかというと、単純に行った事がないのと、さむ〜い山道は超苦手だからです(笑)
まぁほぼ有り得ませんが、あわよくば雲海なんか見れたらなぁぁぁ〜と言ったノリです
( ̄▽ ̄;)アハハ…

雲は多めですが青空も見えますね。
綺麗な空です。
むむ⁉︎前方の山の頂上に雲がかかっているではないかぁ!これはひょっとして雲海に浮かぶ竹田城が拝めるのではぁ(●´ิ∀´ิ●)ワンチャンアルカモヨォ

ここから朝来 加美方面、国道427号線の峠道を走ります。

おっ!醤油醸造所を発見です!( ゚∀゚)
"足立醸造 醤油 みそ"と書かれています。
しかし残念ながら閉まっているようです。
醤油&味噌の発酵食品大好きなぴーきちとしては、ぜひ立ち寄ってみたかったのですが...これは残念です。
気になるので『
足立醸造』を検索してみると、なんと木桶醸造の有機JAS認定蔵元、国産有機丸大豆醤油(オーガニック・無添加)を醸造されているようです!
今や木桶で醸造されている醤油蔵は、国内でもほんの数%しかありません... 醤油の発酵工程で、木桶に付着している酵母菌や乳酸菌の微生物が本物の醤油を造りだします。
そして食べる人の健康を考えた安心安全のオーガニック...
これは是非次回訪れたいと思います!(^-^)/ヨロシクオネガイシマス

長閑な田園風景が広がります。

直線道路と緩やかなカーブを繰り返す峠道。
訪れたのは8月22日ですが、稲にはしっかりとお米が実っています。
このエリアは標高が高く幾分か涼しいので、稲刈りは平野部に比べるとかなり早いかもしれませんね。

所々で古き良き日本の風景を満喫できます♪

鳥居から伸びる参道の両脇には田んぼ、そしてその先には社殿が...

もうこの雰囲気がたまらなく好きです。

国道427号線は、バイクでのんびり走るのには最高の峠道です。

おっとぉ 温泉を発見です♪
ひとっ風呂浴びていきたいところですが、先を急がねば...💦

しかしめちゃくちゃ曇ってきました(;・∀・)
竹田城...大丈夫でしょうかぁ
雲で見えませんでしたぁ〜 だけは勘弁してほしいです...

立雲峡(りつうんきょう)の看板が出ています。
この道を進むと竹田城跡を一望できる展望台があるようです。
お⁉︎あっ あれは竹田城跡ではないかぁぁぁ⁉︎

おぉぉぉ!凄い!初めて見るのでめちゃテンションが上がります!( ゚∀゚)ウヒョー!!
こうやって見ると、山のてっぺんを平らに削り取って城が建てられているんですねぇ
いや〜もう大満足です(´∀`*)ってまだまだこれからですw

しかし遺跡感が凄いなぁ(;・`д・́)

ヘアピンクネクネ道をグイグイと登っていきます。

大きな駐車場に出ましたよ。
どうやらここが『竹田城跡 立雲峡』のようですね。

駐車場はこんな感じで結構広いです。
平日なので車は少ないですね。
もみじがもう赤く染まっています。
やはりこのエリアは、平野部よりもおおよそ1ヶ月は季節が進んでいるようですね。

駐車場にはトイレと自販機もあります。
トイレはウォシュレット付きで綺麗です。

立雲峡の案内図があります。
朝来山(あさごやま)をグイグイと登っていくようですねぇ...
向こうにも案内板があります。
行ってみましょう。

"立雲峡 やまあるきマップ"ですかぁ...(; ' ∀ ' )
現在の駐車場からゴールの"第一展望台"までは、距離にして約830mで、約120m以上の高低差を登り、所要時間は約30分とあります(;・`д・́)コレハキアイガヒツヨウダゼ
しかし今回から足元は
ダナーフィールドです... マウンテンブーツの本領発揮といったところでしょうか(;・`д・́)…ゴクリ
雲海が見れる期間は、"9月〜11月の明け方から8時頃まで"と書かれています。
"立雲峡登山道入口"の看板があります。
行ってみましょう♪

料金は、立雲峡環境整備協力金という名目で、大人300円(高校生以上)を募金箱に入れる形となっています。
竹田地区住民と中学生以下は無料で、年間パス1,000円というのもあります。
300円を募金箱に入れようとしたのですが...
あ あれ?しまったぁ〜小銭が無いではないかぁ〜(; ' ∀ ' )オレトシタコトガw
ちょうどトイレを清掃されている方がいたので「す、すみません 両替ってできますかぁ〜」と聞くと、「あ〜今 収受棟閉鎖してるからできないわぁ〜 ゴメンなさいねぇ〜 今回はいらないですよ どうぞ入ってください♪」
いやいや さすがにそうはいきません!
(`・ω・´)
やはり少しでも協力したいですもんねぇ
おっ!そうだそうだ💡

登山にはコレ!ミネラルウォーターを購入して、お金を崩しましたぁ〜♪( ^ω^ )
ではでは竹田城跡の絶景を拝みに、プチ登山開始です。
まずは最初の展望スポット"第3展望台"を目指します。

地面は砂利道で、整備された石段を登っていきます。
少し進むと"岩張る松"という看板があります(o・ω『+』ハッケン!

"岩に張り付いて頑張っている松 元気もらってね!!"と書かれています。

お〜小さいながらも立派な松が岩に張り付いてますねぇw
確かに健気で頑張っている姿に元気をもらえるような気がしますw( ^ω^ )

ほどなくして第3展望台に到着です。
駐車場から第3展望台まで約5分ほどで到着です。

正面に竹田城跡が確認できます。

山の頂上に築かれた竹田城、そして山の裾野に城下町が広がっているという構図ですね。
当時のお殿様は天守閣から町を見下ろし「苦しゅうない 世は満足じゃぁ〜」と、言っていたかもしれませんねw
空を見ると、竹田城の上空には低い雲が立ちこめています... ひょっとして早朝だと雲海に浮かぶ竹田城を見れたかもしれません( ^ω^ )
次は第2展望台に向かいましょう。
現在の第3展望台から第2展望台までの所要時間は約7分で、距離にして約120mほどです。

再び登山道をジグザクに登っていきます。
整備されて登りやすいですが、結構な勾配です(; ' ∀ ' )

途中、竹田城を眺められるポイントもあります。

程なくして"第2展望台"に到着です♪
さてさてここからの眺めは如何なもんでしょうか( ^ω^ )

お〜 標高が上がった分、かなり眺望が開けましたねぇ〜
いや〜良い眺めです♪

竹田城跡の全体像も見渡せるようになりましたね♪
次は最後の展望スポット"第一展望台"に向かいましょう♪
ここから第1展望台までは、距離にして約600m、時間にして約15分ほどでしょうか。

坂が急になってきましたよぉ💦
汗も溢れ出し喉もカラカラです(; ' ∀ ' )ミズカットイテヨカッタゼ

登れば登るほど景色が良くなっていきます
(* ´ ▽ ` *)
これは第1展望台からの景色も、かなり期待できそうですなぁ〜(●´ิ∀´ิ●)
"根性桜"と書かれた桜の木があります...

しかしこれ... 完全に力尽きていませんかぁ
(´∀`;)コンジョウハドシタ〜

道の両脇には、沢山の大きな岩と桜の木が点在しています。
これは桜が咲く季節になると、さぞ綺麗でしょうねぇ(*^_^*)
さらに進むと別れ道が...

左は第1展望台、右は"夫婦円満の聖地"と書かれています。
夫婦円満の聖地かぁ... 気になるので行ってみましょう♪

おー!物凄い巨石です!
圧倒される迫力と同時に、妙にゾクゾクするような雰囲気を感じます。
看板に説明が書かれています。
え〜っと なになに〜
『夫婦岩』
妻(右側の檜)が巨岩を支え、夫と子供を守っているように見えることから、地元では"夫婦円満の聖地"として崇められています。
内助の功で、妻が岩を支えてるかぁ... 夫が威張っているように見えるのは気のせいでしょうか🫢w
しかし岩の下に立てかけられた木の枝が子供?だとすると、相当な子宝に恵まれていますねぇw
ここは"夫婦円満子宝祈願"といったところでしょうか( ^ω^ )

第1展望台まであと5分...いや〜これはキツい💦
しかしさすがはダナーフィールドです。グリップがありグイグイと登っていける印象です。
ですが下ろしたてのブーツなので、若干くるぶしが痛くなってきました(;・∀・)

おー!これは心臓破りの坂かぁ!
根性根性!根性桜やぁぁぁ!!!と、気合いで登りますwwwꉂꉂ(˃▿˂๑)カレテルケドネ

つ、ついに到着です!(; ' ∀ ' )
これはかなり登ってきたので期待度マックスでございますよぉ
さてさて景色はどうでしょうかぁぁぁ♪♪♪
悪なっとるやないかぁ〜〜〜い!(゜ε゜ )ブッ!!ww
もうなんか手前の木々が鬱蒼としていて、竹田城が全く入ってきませんね〜w
苦労して登ってきた分、相当期待していたのでガッカリです...
ん⁉︎なにやら標識がありますよぉ!

"立雲峡テラス 徒歩1分"とあります。
こ、これはひょっとして... 行ってみましょう!!!

立雲峡テラスに到着です。
上に展望デッキがあります♪

おー!これは絶景ですねー!\(^o^)/アッパレジャァ
苦労が報われる景色です(´ω`人)

竹田城跡も、よりバッチリ撮影できました♪
( ゚∀゚)
○竹田城跡
標高353.7mの頂上に築かれた竹田城。廃城からおよそ400年の月日が経過しているが、石垣の状態は当時のまま現存している。
縄張りの大きさは南北に400m、東西に100mあり、虎が臥せているように見える事から『虎臥城』(とらふすじょう・こがじょう)とも呼ばれている。
雲海に浮かぶ神秘的な姿は"天空の城"、または"日本のマチュピチュ"と称され、その美しい姿を一目見ようと、日本全国をはじめ海外からの観光客が後を絶たない。
ちなみに雲海に浮かぶ竹田城は...

運が良ければ、このような幻想的な景色を眺めることができます。
おそらくこれは全て計算されて築かれているのでしょうねぇ...

展望デッキには"光の道 展望所"というものがあります。

ここにカメラを置いて撮影すると、光の道が現れたかのような写真が撮れるようです...
どういう事でしょうか... 光が発生するのかぁ...

当時は理解できなかったのですが、オブジェによる目の錯覚を利用した、光の道の写真が撮れるようですね(写真は観光協会さんより)
いや〜おじさんにはちょっと難しすぎたなぁ( ̄▽ ̄;)アハハ…
それでは、スタート地点の駐車場に戻りましょう。

駐車場では、竹田城跡を背景にバイクと写真を撮る事も♪( ゚∀゚)ヨハマンゾクジャァ
いや〜険しい道のりでしたが、素晴らしい体験ができましたぁ(* ´ ▽ ` *)
○まとめ
竹田城跡を一望できる立雲峡。往復1時間強のやや険しい道のりでしたが、美しい景色を堪能する事ができました。
春には桜が咲き誇り、秋には紅葉、そして運が良ければ雲海等、四季折々の風景を楽しめます。
古い歴史に思いを馳せ、美しい自然の景色を堪能できる立雲峡に、是非足を運んで頂きたいです。
○竹田城跡 立雲峡(たけだじょうせき りつうんきょう)
観覧時間:24時間
定休日:無し
駐車場:50台(無料)
トイレ:有り
自販機:有り
次は、竹田城〜竹田城下町の方に行ってみましょう♪
今回はこの辺で失礼いたします(^-^)/
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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