酸味と香りが織りなす すっきりとした味わい [純米吟醸酒 利休梅 静香]
今回は2022年9月に訪れた、大阪府交野市にある創業約200年の歴史を誇る酒蔵『大門酒造』を紹介します。
ぴーきちの地元でもある交野市(地元と言っても隣の市ですが)は、とても魅力的な町でちょくちょく紹介させてもらっているのですが、今回は以前からずぅ〜っと気になっていた大門酒造さんのお話です。
大門酒造さんを知ったのは、仕事の得意先の方が交野市在住交野マニアの方で「お酒が好きなら是非とも大門酒造さんに行ってみてください!」と、"交野の事なら俺に聞け"的に、熱く紹介されたのがきっかけでしたw
自宅から数十分のエリアに、200年近くの歴史がある酒蔵があるとは正直本当に驚き、"交野の事なら俺が行く!"と、熱い思いを募らせバイクに跨り向かう事にしました♪
まずは給油だぁ〜 と、エネオスでガソリンを入れようとしたのですが...

うぉぉぉ!エネキーが無いではないかぁぁぁ(゚ω゚)
エネキーのキーホルダー部分のリングが"ビヨヨヨヨ〜ン"と伸びている事から、恐らくどこかに引っ掛けて落としてしまったようです...
ちょ ちょっと待てよぉ ひょっとして不正利用されて 今頃は...「ガソリン入れ放題だぜぇ〜 イヤッホー」と何者かが、ぴーきちのエネキーでガソリンを入れまくっているのでは⁉︎(。Д゚; 三 ;゚Д゚)パニック
慌てふためきながら、エネオスのコールセンターに電話をかけ、エネキー会員を一度退会し再度入会する事に...
そして利用履歴を確認してもらうと、地元で2週間前に利用したきりで、どうやら不正には使用されていませんでした。

すぐにエネキーを再発行してもらい無事に給油です。
キーホルダーのリング部分が細いので、丈夫な物に交換した方が良いですね。
皆様もエネキーの紛失には十分にご注意くださいませ(´∀`;)マジデビビッタゼ
それでは気を取り直して出発です。
しかしここ最近は、初っ端からのバイクトラブルが多いなぁ〜(; ' ∀ ' )ネタテキニハウレシイガナ

季節はちょうど稲穂が頭を垂れる初秋の時期です。

田んぼの畦道には秋の風物詩、彼岸花が咲いています。

秋って美しいなぁ〜 でもどこか切なくて寂しいんですよねぇ〜

彼岸花って中国大陸が原産地なんですねぇ ずっと日本だと思ってました。

彼岸花とバイクをパシャリ📸

途中、交野市の私市(きさいち)駅で無農薬野菜を購入し、

そして以前紹介した、
がんびさんで天然ハチミツを購入です。
しかしセルフメディケーションと言いますかぁ... ここ最近は本当に健康に気を使うようになりました。
つい2年ほど前は「体に悪い物が美味しいんだ〜それは仕方がないんだ〜」とか言っていたのですが( ̄ー ̄;)オナカモポッコリデテヤバカッタゼ
医療とか食品なんかの、いろ〜んな裏の部分を知ってしまうと... どうしても... ねぇ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
おかげさまで現在は元気一杯でございます( ^ω^ )
現在地の京阪交野線 私市駅から"大門酒造"までは、バイクで10分ほどです。

大門酒造さんに到着です。
建物の壁には、技、人、米、水と書かれています。
しかし、シャッターが閉まっていますねぇ... ひょっとして休みか⁉︎ いやいやそんな事はない筈です。大門酒造さんは土日がお休みとの事なので、今回は有給を利用して平日に来たのですから...

"交野の地酒販売中"の看板が出ています。

どうやら、建物のすぐ脇のスロープを上がって行くようです。

スロープを上がると広い駐車場に出ました。

スロープを登りきった左手に店舗を発見です。

同じく駐車場には和風の建屋があります。
どうやらこちらは酒蔵ではなく倉庫?のようです...
バイクを駐車場に停めて店舗へ。

店舗の入口には"1826 DAIMON BREWERY "と書かれた看板があります。
200年近い歴史のある酒蔵さんですが、ロゴは近代風でオシャレでカッコいいデザインです。
それでは店内へお邪魔しましょう。

店内に入ると大門酒造のお酒がズラリとディスプレイされています。

こちらは店舗兼事務所のようですね。
「こんにちはぁ」と店内に声をかけると「いらっしゃいませ ゆっくり見ていってください♪」と、気持ちの良い接客で迎えてもらいました♪(*^_^*)
それではお酒を見てみましょう♪

中段の棚は"利休梅"という銘柄で、左から半左衛門(純米大吟醸)、静香(純米吟醸)、青山緑水(特別純米)、磐船(特別本醸造)となっています。

棚の上段には"大門"というプレミアムラインで、左から大門35(精米歩合35%)、大門45(精米歩合45%)、大門55(精米歩合55%)、大門雄町(精米歩合40%)と、それぞれ大吟醸と吟醸のお酒が並んでいます。
一般的に、大吟醸酒は精米歩合が50%以下、吟醸酒は60%以下と定められており、玄米を磨けば磨くほどその数字が低くなり、スッキリと雑味のないクリアな味わいでフルーティな香りが特徴のお酒になっていきます。
逆に精米歩合が70%以下とされる本醸造酒は、玄米を多く削らない分、脂質と栄養分が多く残っているので、コクのある芳醇な味わいとなり、香りも抑えめで米の旨味が特徴のお酒になります。

しかしこの大門35は、65%もの玄米を削って作られたんですよねぇ(* ´ ▽ ` *)ゼイタクヤァ
そして"2021インターナショナルワインチャレンジ"という大会で金賞を受賞したそうです。
いったいどんな香りと味がするのでしょうかぁ(๑´ڡ`๑)
しかし、これはどれも魅力的でヒジョーに迷います。
一般的に大吟醸は、お米を磨けば磨くほど量が減り手間も掛かる事から、値段も高くなっていくと思うのですが、精米歩合が高いお酒も、もちろん魅力的です...
う〜む いったいどうすればよいのだぁ〜(;・∀・)
たまらずお店の方に相談すると、一つ一つ丁寧に説明して頂き、「大門のお酒が初めてで、お酒を沢山呑まれる方はコチラがオススメです♪」と紹介して頂いたのが、

『利休梅 静香』です。
ほのかに酸味がありスッキリとした味わいが特徴との事です。
"静香" 静かに香る... なんとも素敵なネーミングではないかぁ♪
そして、青色の瓶がまた良い!(バイクと同じ色やん)
迷わず"静香"に決定です!
こちらに酒蔵はないんですか?と聞くと、少し離れた場所にあるそうなのですが、世の中の情勢上、現在は公開していないとの事です。

こちらが酒蔵です。(写真は大門酒造HPからお借りしました🙏)
酒蔵見学やランチなんかも提供されていたようなので、世の中が落ち着いてまた再開されれば是非訪れたいですね♪(次は電車かな🍶w)
○大門酒造
文政9年(1826年)、大阪の北河内地区、交野郷の無垢根村で創業。この地区は昔から稲作文化が発展し、酒造りに必要とされる良質な米と生駒山系からもたらされる清らかな仕込み水を得て、古くから酒造りが栄えていました。
以来昔からの製法を守りつつ、新しい技術も取り組み、原料、水、仕込み、そして手作業に拘った上質で本物の日本酒を今日も作り続けている貴重な酒蔵です。
大門酒造さんの場所はコチラ。
最寄駅のJR学研都市線 河内磐船駅から約450mの距離で、徒歩だと約6分。京阪交野線 河内森駅からだと約600m、徒歩8分程の場所にあります。
○大門酒造(だいもんしゅぞう)
営業時間:9:00〜17:00
定休日:土曜日、日曜日
駐車場:有

いや〜嬉しいですねぇ♪酒好きのシマゴンのお土産まで買ってしまったではないかぁw

原材料は、米、米麹だけの純米酒です!
やはりこれが本物のお酒だと私は思います!d('∀'*)
種類は様々ですが、米と米麹だけで色々な味が生まれる日本酒は、本当に素晴らしく、そしてとても奥が深いです。
帰宅後、早速"静香ちゃん"を冷蔵庫に冷やしておきますw ( ^ω^ )
やや酸味があるのが特徴かぁ... って事はアレが良いのでは!

スーパーに直行し、新鮮なカレイが手に入ったので、カレイの煮付を"利休梅 静香"で頂く事にします♪

あぁぁぁ〜 これは美味いぃぃぃ(* ´ ▽ ` *)シミジミ〜
美味しい日本酒を呑むと「あぁぁぁ〜」とか「うぅぅぅ〜」とか「おぉぉぉ〜」とか自然に出ちゃいますw
深い味わいながらもスッキリとした飲み口です♪
フルーティな香り、ほのかな吟醸香が静かに香るではないかぁ〜
そしてこのまろやかな酸味が、料理を物凄く引き立ててくれます!(๑´ڡ`๑)
いや〜体に沁み渡り、酒も料理も進みます。
これは素晴らしい日本酒に出会えましたよ♪
美味し過ぎて、これはもう呑み過ぎ注意案件ですなぁ〜wコマッタモンダァ
○まとめ
今回は、地元の交野市にある老舗の酒蔵 大門酒造さんに訪れましたが、本当に素晴らしいお酒に出会う事ができました。
酒どころと言えば、灘、伏見、西条が一般的に連想されますが、大阪府交野市に200年近くも続く酒蔵があるのは、驚きと同時にとても嬉しく思いました。
そしてなによりも有難いのは、昔からの伝統を継承し、本物の日本酒を作り、日本の大切な文化を守り続けてくださっているという事です。
大門酒造さんをはじめ、地方の真面目な酒蔵さんでは、大手企業の大量生産による機械化や食品添加物に頼った酒造りでは決して出せない、手作業による本当の美味しさが味わえます。
そして、とびきり美味しい食材を手に入れると「これは美味しい日本酒でいきたいなぁ〜」と素直に思うのは、やはり日本酒は他のお酒と比べて特別なんだと感じます。
今回いただいた利休梅 静香は、すっきりとした飲み口なので、日本酒が苦手な方でもとても飲みやすいと思いました。
交野の美味しいお水で造られた大門酒造の美味しいお酒♪ 是非味わってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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