それでは紀伊半島の海沿いを走り、日本最古の神社と言われる『花の窟(いわや)神社』に向かいたいと思います。
前回の楯ヶ崎から『花の窟神社』までは、国道311号線を走って、距離にして約21km、時間にして約30分の道のりです。
花の窟神社の近くには、同じく世界遺産に登録されている『獅子岩』や、『鬼ヶ城』といった景勝地があります。

2020年3月に撮影した『獅子岩』。

同じく2020年3月に訪れた『鬼ヶ城』です。

熊野市の海沿いを走ります。
しかし、なんか急激に曇ってきましたねぇ...(;・∀・)
このエリアも、天気が良ければエメラルドグリーンの大海原が広がる最高の景色なんですがねぇ...
程なくして、花の窟神社に到着です。

花の窟神社に併設されている『道の駅 花の窟』にバイクを駐車して、辺りを散策です。
ちょうどお昼時なのですが、二日酔いの影響か全くお腹が空いていないぴーきち...

しかーし、なんと言う事でしょうかっ!こちらの食堂には、熊野地鶏というブランド地鶏を使用した、親子丼、そしてうどんがあるではないかっ!
ですが、この近くには『
花のいわや亭』という海鮮系のお店があって、そこの本マグロ丼が超絶美味いんですよねぇ...
やはり、どうしても熊野地鶏が気になる!お腹は全く空いてないのですが、食べてみましょう(;・`д・́)…ゴクリ
しかし、体調が悪い時は無理に食べると内臓に負担が掛かり、あまり良くないとの事です🤔

と言いつつも、熊野地鶏親子丼と熊野地鶏うどん(小)を注文してしまったではないかぁ(この欲張りめぇ〜w)

そして、こちらが熊野地鶏の親子丼です。
それではいただきます🙏

お、おう...そ、そうか...
こういうスタイルですかぁ... なるほどです... ちょいと甘めですなぁ

そして、地鶏うどんです♪

見た目からにも、非常に特徴的なこちらのうどんは、古代米の粉末を使用しているとの事です。
あぁ〜そう...ですかぁ〜
なんとも独特の食感ですなぁ
鶏も食べてみましょう...
ふむふむ、そう来ましたかぁ〜
世の中には、色々な食べもんがあるんやなぁ〜
ごちそうさまでした😃
いや〜お腹が空いてない時は、無理に食べてはいけませんなぁ〜( ̄▽ ̄;)アハハ…😭
熊野地鶏はリベンジが必要のようです(笑)

食後に『新姫サイダー』とやらを購入です。
ちなみに、新姫(にいひめ)とは、三重県熊野市でしか収穫されない幻の柑橘です。
それでは、頂いてみましょう♪
おぉ〜これは美味い!爽やかな酸味とほのかな苦味と甘さがたまりません!
いや〜脱水症状ぎみの体に染み渡ります
(* ´ ▽ ` *)

そしてこのサイダー、原材料を見てください!香料や甘味料といった、身体に害があるとされる添加物が一切使用されていないんですよ!(興奮気味w)
いや〜香料も使っていないのが、本当に凄いです(*゚∀゚*)
恐らくこれを作られた方は、飲む人の健康を考えて作られたに違いありません。
本当に感謝です(* ´ ▽ ` *)
『新姫サイダー』おすすめです♪

それでは、日本最古の神社『花の窟神社』に行ってみましょう。
一礼して鳥居をくぐり進んで行きます。

なんとも神聖で厳かな雰囲気です。
二日酔い継続中ですが、背筋がシャキッとしますね。

参道を進むと、大きな岩がドデンと鎮座した手水舎(ちょうずや)があります。
ぴーきちは、普段の不摂生な生活から、かなり穢(けが)れていると思われますので、しっかりと清めていきます(笑)

そして、こちらが入口のようです。
再び一礼して奥に進みます。

これが花の窟神社かぁ... 社殿は無く大きな岩が御神体との事ですが...

おぉー!ぬぁんですかぁ!この巨大な岩はぁぁぁ!
そして、いっちゃん上の岩!今にも滑り落ちそうなんですがぁぁぁ(;・∀・)
花の窟神社を調べてみると...
日本書紀によると、天照大神(アマテラスオオミカミ)の母神、神々の母と言われる伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、火の神の軻遇突智(カグツチ)神を産んだ時に、火傷を負って亡くなりこの地に葬られました。
伊弉冉尊の魂を祀るため、熊野の人々は花が咲く季節に花を飾り、のぼりや幡旗(はた)を立て、笛太鼓を鳴らして、歌い踊って祭を行うとされており、その事から『花の窟』という名前が付きました。
現在でも、2月2日と10月2日には例大祭が行われており、多くの方が参拝に訪れます。

こちらは、2月10日の『御縄掛神事』花の窟春季大祭の様子(熊野観光協会より)

高さ45mの大岩が御神体の花の窟は、太古の自然崇拝の遺風を漂わせています。
2004年には、ユネスコ世界遺産の一部に登録されました。

花の窟神社の向かいにも、御縄が掛けられた大きな岩があります。
こちらは、イザナミノミコトの夫にあたるイザナギノミコトが、妻の死に逆上し、生後間もなく殺された、火の神の軻遇突智(カグツチ)のお墓です。
神話の類と言った話とは思うのですが、一千年を超える歴史があり、現在も受けつかがれる神事等を考えると、ブルっと震えるような、とても神聖な場所だなぁと肌で感じます。
二日酔いは改善されていませんが、神聖なパワーを頂いたような気がしますw
○花の窟(いわや)神社
営業時間:24時間
駐車場:"道の駅 花の窟"に有(25台)

それでは、再び紀伊半島を周って行きましょう♪
なんか、ますます曇ってきました... これは雨雲かぁ...?(; ' ∀ ' )
次に向かうのは、お風呂!温泉です♨️
( ^ω^ )
今回訪れる温泉は、那智勝浦にある『天然温泉公衆浴場 はまゆ』です。
はまゆさんは、地元民に愛される古き良き銭湯なのですが、自家源泉で湧き出た温泉をそのまま引き込む100%源泉掛け流しの湯なんです♪
料金はなんと、大人320円(子供130円)と、めちゃリーズナブルです。
もうすっかり温泉にどハマりしてしまいました〜w
世の中の恐ろしい仕組みをしってしまうと、どうしても健康に気を使う流れに🫢...( ̄▽ ̄;)アハハ…
若い頃は、ホントお風呂は嫌いだったんですがね〜(やっぱ歳かな〜)

"はまゆ"さんに到着でーす♪って閉まっとるやないかーい!(T_T)
営業時間を確認すると、15:00からとなっているではないかぁ〜(´・ω・`;)
これは残念です... これは次回必ずリベンジしましょう🔥
○天然温泉公衆浴場 はまゆ
営業時間:15:00〜22:00
定休日:火曜日、日曜日
駐車場:なし
温泉に入れず、涙を堪え悲しみに打ちひしがれながら、再びバイクを南下させると、なにやら"ピーきちセンサー"がピピっと反応しました!(そんなセンサーあったか?)

『きよもん湯』という温泉施設のようですが...

"紀州の名湯きよもん湯"とありますねぇ
行ってみましょう...

おー!これは夢にまで見た源泉掛け流し!自家源泉で100%の流しっ放しwの完全放流式ではないかぁ!
わぁ〜い ついに温泉を掘り当てたぞぉ〜
\(^o^)/ってちょっと意味合いが違うなぁ〜(笑)
いや〜神様ぁ〜ありがとう!
ぴーきちの心の中で、イザナミノミコトがニコリと笑みを浮かべたように感じました(* ´ ▽ ` *)
それでは、早速行ってみましょう♨️

中に入ると、券売機がありチケットを購入します。
大人500円、小人300円と非常にコスパ良しです╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
受付でチケットを手渡し、店員さんに「源泉掛け流しですか?」とニヤニヤしながら聞くと、「もちろんです!」との事です!( ^ω^ )
"源泉掛け流し"と謳っているのに、嬉しくて聞いちゃうんですよね(笑)

エントランスを入って、すぐ右手に休憩スペースがあります。
自販機もありますね。
館内は、清掃が行き届き非常に清潔感があります。

温泉施設定番の、渡り廊下を進みます。

貸切の家族風呂もありますね。

男風呂の脱衣所です。

コイン式のロッカーもあるので安心です。(100円を入れて100円が返ってくるやつ)

洗面所には、ドライヤーが1台設置されています。
それでは浴室に行ってみましょう♪
扉を開けると、もう硫黄の良い香りがします♪

大きな浴槽が1ヶ所と、非常にシンプルですね(写真は観光協会さんからお借りしました)
先に体を洗おうと、シャワーのお湯を出すと、なんとこれも温泉ではないかぁー!もうマジで最高過ぎです🙌
ペロッと舐めてみると味は無味でしたw
そして、湯船に浸かります( ^ω^ )
おぉー これは最高に気持ち良いです!
温泉は無色透明で、泉質は単純硫黄泉です。
効能は、リウマチ、筋肉痛、五十肩、うちみ、冷え性、疲労回復、美肌等です。
ヌルヌルのスベスベ系で、湯温は40℃前後と熱すぎず、ちょうど良い温度ですね。
湯口からは、良質な温泉がドバドバと湯船に流れ込みます。
もちろん、100%源泉掛け流しの流しっ放し温泉なので、加水も塩素も一切使用していませんよ。
いや〜これは本当に最高の湯です!
まさに"紀州の名湯"やっ!\(^o^)/
そしてなんと、ここ"きよもん湯"は、1,500年以上の歴史があるとの事です(*゚Q゚*)
天然温泉の効果は...
天然のミネラル成分の効果で体温が上昇し、家のお風呂よりも温まる事が分かっている。
温かいお湯に一定時間浸かると、体の免疫力が5倍以上にアップし、免疫細胞の一つであるNK細胞が増加し、ガン細胞や体内の異物を攻撃してくれる。
自然に近い物を体内に取り入れ、自己免疫力をアップし病気を跳ね除ける力、そして本当の意味での体づくりが一番大事だと思います。
温泉を出て、休憩スペースで水をごくごく飲むと、いや〜なんともさっぱり爽快です。
するとどうでしょう...なんと二日酔いの頭痛が無くなっているではないかぁー!
ひえー!嘘みたいやぁ!
これは温泉の効能に、"二日酔い"も追加しておきましょう(笑)
『はまゆ』は残念でしたが、そのかわり『きよもん湯』という素晴らし過ぎる温泉に出会えました(*´∀`人 ♪
○紀州の名湯 きよもん湯
営業時間:12:00〜23:30(閉門時間)
定休日:年中無休(設備点検等で休む場合があります)
料金:大人500円 小人300円 家族風呂1000円(貸切50分以内)
駐車場:50台
頭痛もなくなり、そしてパワーも回復です♪
さ〜て、お次は
虫喰岩でも見に行くかぁー!と、思ったのですが空の様子は、ますます黒くなってきました...
恐る恐る、天気予報で雨雲レーダーを確認すると... ヒエー!なんと真っ赤な雨雲が紀伊半島に迫って来ているではありませんか!
これはヤバいです!かなりヤバイデンです!
きよもん湯がある那智勝浦から、大阪の自宅までは距離にして約250km、時間にして約4時間も掛かります...
季節は4月の春先で、まだまだ肌寒いです...
4時間びしょ濡れツーリングは、過酷極まりないのは間違いありません(´・ω・`;)
ここに来て、はたまた雨男全開モード突入です...
ちくしょー 天気予報めぇー 嘘ばっかりつきやがってぇ(`・ω・´)

大急ぎで撤収です(;・∀・)
お願いやからまだ降らないでぇ〜と、祈るように走ります。

そして遂に、吉備湯浅付近で本降りに...(T_T)
カッパを着て、なんとか無事到着です...寒い!

今回の、南伊勢〜紀伊半島一周の総走行距離は、682kmです。
結構走りました〜(ケツが痛いw)

今回の、南伊勢〜紀伊半島一周ツーリングのルート。
○まとめ
今回の南伊勢から紀伊半島一周ツーリングは、本当に素晴らしい旅となりました。
美しい景色や美味しい食べ物、そして温泉と、様々な事を満喫しましたが、やはりその中でも、人との出会いが本当に素晴らしいと気付く旅になりました。
この世知辛く人間関係が希薄になって行く世の中..."マスクをして会話は控えめに"という、本当に奇妙な世の中ですが、人との出会いやコミュニケーションは、最も大切な事だと私は思います。
旅を通じて、自分が知らない世界を体験、体感し、そして様々な出会いがあり、色々な事に感動する... 旅は人間を成長させる物なのだと痛感しました。
二日酔いを除けば、旅は本当に素晴らしいです(笑)
南伊勢〜紀伊半島一周ツーリング、旅の参考にしていただけたら幸いですm(_ _ )m
①〜⑨と長々と書いてしまい、申し訳ございませんでした( ^ω^ )
それでは、今回の旅は以上であります
(`・ω・´)ゞ
また、次回お会いしましょうね👋
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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コメント
お湯は良かったです〜♪
じゃじゃ
2022/09/18 URL 編集返信そう言われてみれば深かったです!🤣
流しっ放しの、きよもんの湯♨️本当に最高ですよね😆
ぴーきち
2022/09/18 URL 編集返信