前回に引き続き、イノブタキャンプツーリングのその2です。
今回は、和歌山県すさみ町で購入した"イノブタ"を使った料理を紹介させていただきます。
ではでは早速、晩御飯の用意に取り掛かりましょう、といきたいところですが、まずはコイツで乾杯です...

真夏の昼間に、ビールを煽るのは最高です。
キャンプツーリングは、コレがあるからやめられませんね🍻(シマゴンのドラスタに乾杯)
しかし昼間に飲み過ぎると、「あ~ もうめんどくさい!俺、もう寝るわ!」となってしまうので、注意が必要です(笑)
ビールはほどほどにして料理の準備に取り掛かります(`・ω・´)ゞ

シマゴンも、いつものようにバトニングを始めました... しかし彼...真っ黒ですねぇ(いや、どす黒いぞw)
シマゴンに「真っ黒やなぁ 松崎しげるみたいやなぁw」と言うと、シマゴンはニカっと白い歯を見せ "豊かな暮ぅらしは高橋開発♪"と、高橋開発のCMソングを歌いだしました!🤣
そして完全に松崎しげる化し、"高橋開発 松崎しげるでぇーす!♪"と大きな声で叫びドヤ顔です(笑)
いや~これは恥ずかしい...周りの視線をめちゃくちゃ感じます(笑)
他人のふりをしたいのですが、さすがにそうはいきませんね💦
高橋開発のCMは、近畿エリアのみやったかな?
一応貼っときます(笑)↓
あ、料理でしたね💦

松崎シゲゴンには、引き続き薪を割ってもらい、料理の準備です(笑)

今回用意したイノブタはこちらです。
豚バラブロック(左上)、スペアリブ(右上)、豚バラスライス(下)
イノブタとは、イノシシとブタを掛け合わせた和歌山県すさみ町のブランドポークです。
まずは、スペアリブから調理します。

ジップロックにスペアリブ、塩、胡椒、醤油、砂糖、おろしニンニク、おろしショウガを入れます。

そして、味の決め手となるトマトケチャップを入れて、よく揉み込みます。
この"ももたろうトマトケチャップ"は、ちょいとお値段が高めなんですが、素材にこだわったとても濃厚な味で、めちゃくちゃ美味しいですよ~♪ 安心安全の無添加でオススメです👍

漬け込みは、本来なら12時間以上冷蔵庫で寝かせると良いのですが、今回は時間がないので、6時間ほどクーラーボックスで寝かしておきます。
そして、次は豚バラの段取りです。

豚バラのブロックは、半分に切り分け2種類の料理に使用します。
片方は、今回のメインディッシュとも言える、低温調理で仕上げる"塩豚"、そしてもう片方は、刺して焼くだけの得意料理"豚バラ串"です(笑)

塩豚は、まずは塩胡椒をして、ジップロックに入れます。
塩は、前回のキャンプに引き続き"ゲランドの塩"を使用します。
ゲランドの塩とは、フランスのゲランドの塩田で作られた天然塩です。
1000年以上の歴史を持ち、太陽と風の力、そして塩職人の手により生産されています。
天然の海のミネラルを豊富に含んでおり、とても体に良いとされています。
風味と旨味が濃厚で、正真正銘、本来の塩です。
しかし、日本も昔は塩田があったそうなのですが、1971年に廃止され、いわゆるイオン交換膜製塩(ほぼ栄養分が無くなる製法)の、塩化ナトリウムばかりになってしまいました...これが高血圧や成人病の原因とも言われています...
塩の事は、また詳しく説明できたらと思います。

豚バラが入ったジップロックに、ローリエ等の香草を入れます。

ジップロック内部の空気を抜いて、あとは低温で茹でて行きます。
そして、最近キャンプで鍋を使う事が非常に増えたので、今回思い切ってバーナーを新調しましたよ♪

新富士バーナーのレギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)です。
以前使っていたコールマンのバーナーは、簡易的な用途だったのですが、こちらの"SOTO"のバーナーは、ごとくが大きく比較的大きな鍋も使用できるのと、火力も強いので本格的な料理なんかにも使用できます。
そして持ち運び時は、ごとくを折り畳んでコンパクトに収納できるので、荷物が制限されるツーリングには非常に嬉しいです。
詳細は下に載せておきますね。
アマゾンだと1万円を切るくらいでしょうか...
それでは塩豚を茹でて行きましょう。

60℃~70℃くらいの温度で、3時間ほど煮ていきます。

もう半分の豚バラは、串に刺します。

そしてスーパーで、ぴーきち大好物の"だだちゃ豆"が売っていたので、購入しちゃいました。
だだちゃ豆は、殻の両サイドをカットして塩茹でにします。
だだちゃ豆...ゲランドの塩で食べると、めちゃくちゃ美味しいんですよっ!
ぴーきちのnewバーナーは、塩豚を茹でているのでマツザキシゲゴンのコールマンバーナーを借りて、枝豆を茹でる事にします。
シゲゴンにバーナーを借り、ケースのフタを開けると目を疑う光景が...

バラバラになっとるやないかい!(笑)
一体どないしたら、こんなにバラバラになるねん!🤣
シゲゴンは「はめられた!罠にはめられた!」と意味不明な言葉を数回繰り返し、彼はそっとバーナーのフタを閉じました(笑)
いやぁ~さすが破壊王w
前回の椅子に続き豪快に破壊しております!(笑)
バイクを破壊するのも時間の問題でしょう...

仕方なく、塩豚は薪で煮る事にして(シマゴン火加減よろしく)、newバーナーのフュージョンで、だだちゃ豆を茹でます。
これで、料理の準備はおおかたできました。
それでは宴のスタートです♪

まずは、だだちゃ豆の塩茹で&ゲランド塩です!

いやぁ~ もうホントこれはめちゃくちゃ美味しいんです!
ミネラルが豊富なゲランド塩の旨味と甘味が、だだちゃ豆の濃厚な味をさらに引き立て、旨味の爆発的効果でもう病み付きです。
マツザキシゲゴンも、あまりの美味さに驚いています。
枝豆の季節になったら、これはもう皆さんにぜひやってもらいたいです!😆
やはり料理は、素材のクオリティーとシンプルなのが一番ですね。
"ゲランドの塩"貼っておくので、ぜひチェックしてみてくださいね。↓
ではでは今回の主役"イノブタ"です。

まずは、豚バラから焼いていきましょう...って うおー!火事や!火事!(笑)
イノブタは脂身を多く含んでいるのが特徴なので、炭で焼くと火に油を注ぐ感じになっております!

炎と格闘し、なんとか焼けました。
これもゲランドの塩だけで味付けです。

イノブタ自身の脂でスモークされ、なんとも芳ばしい香りです。
それでは、いただきましょう!
オーマイガ!こいつぁウマイ!ウマすぎます!
イノブタの野趣あふれる味と、豚の旨味、そしてその脂でスモーク状にされた風味はなんとも食欲を掻き立てられ、非常に美味です。
そして、ゲランド塩が肉の旨み、特に脂の旨みを引き立て噛み締めると口の中が、美味しいパラダイスです!
ヤバい!これはもうビールが止まりませんっ!
マツシゲ(マツザキシゲゴン)も目を閉じてイノブタの旨味を存分に味わっているのですが、肌の色は松崎しげる状態なので目と口を閉じると、完全に暗闇と同化しています(笑)
いや~これは最高にウマイです。
しげる級にウマイです!(笑)
では、この流れで今回もっとも力を入れた"塩豚"にいってみたいと思います♪
しかし、イノブタが入ったジップロックの袋を鍋から取り出すと、なんと袋の内部が水浸しになっているではありませんか!
破れたジップロックをよく観察してみると、どうやら焚き火の炎で袋が溶け、そこから水が侵入したようです...
焚き火及び火の元担当のクロビカリシゲゴンに職務質問をすると、白い歯をキラッとさせ「大丈夫!きっと良くなる!イッツオーライ!♪」と、ノリノリでまたもや意味不明です(これは聞いても無駄やなw)
ぴーきちは「お、おぅ そ、そうか」と困惑ぎみに返事をして、イノブタを袋から出して水分を拭き取ると...

おー!良い感じではないか⁉︎
イッツオーライ!♪って感じです(笑)
では、塩豚をカットして中身を確認してみましょう♪

きょえー!この艶感!しっとりと美味そうではないかぁ。

ではでは、いただいてみましょう!
...うっ
...ぐぐっ
...あいや~😰
これは、やってしまいました... もうなんかギトギトです(笑)
水が侵入してしまったせいか、それとも調理法に問題があったのか... 大大失敗です😂
これは、イノブタもゲランドも泣いています...ごめんなさいです...
結局、塩豚は炭焼きにして食べました(笑)😇
では、気を取り直して次はスペアリブです。

スペアリブはタレ焼きなので、強火だと表面が焦げてしまうので注意が必要です。
炭火が少し落ち着いたトロ火で、じわじわと焼いて行きます。
タレと肉の芳ばしい香りが、辺りに立ち込めます。
"イノブタのスペアリブ"いただきましょう♪

お、おぉぉぉ~ こ、これは感動的にウマイ!
やはり骨の周りは、より旨さが濃厚でプリッとした食感で非常にジューシーですねぇ。
ゲランド塩、ニンニクとショウガ、トマトの旨味、甘味、酸味、の甘辛いタレが渾然一体となり、もう食が止まりません!
これはもう骨までしゃぶりつくす案件です😋

そしてラストは、熊野牛のサーロインです。
こちらはゲランド塩を振り、やや強火でサッと焼くだけです。

熊野牛の調味料は、醤油発祥の地である和歌山県湯浅町の『角長醤油』をつけていただきましょう。
いやはや、これも絶品です!
サーロインはやや脂っこいのですが、ジューシーで甘味を感じ、口の中でスッと溶けていきます。
やはり角長醤油は、肉の旨味を最大限に引き立ててくれます。

いやぁ~、イノブタ美味しかったなぁ~ ビール飲みすぎたなぁ~と、ノラジョーンズを聴きながら、ジャックダニエルをちびちびやっていると、またもやシゲゴンは「豊かな暮ぅらしは高橋開発♪ 人の思いが大切なん~だっ♪」と歌いだしたではないか...(あちゃー🤦♂️)
黒光るシゲゴンの生歌と共に、和歌山の夜は更けていきました...w
ちょいと、長くなったので今回はこの辺で失礼します🙇🏻♂️
○まとめ
今回は、和歌山県すさみ町の"イノブタ"を紹介させていただきましたが、本当に美味しい豚肉でした。
脂身は、やや多い印象なのですが、決してしつこくなく旨味と甘味を感じる上品な味でした。
赤身部分もイノシシの野趣溢れる素朴な味と、豚が持つ甘味が掛け合わさり非常に美味でした。
すさみ町が誇るブランドポーク"イノブタ"をぜひ食べていただければと思います。
次回は、朝食に作ったイノブタの"豚バラご飯"と、キャンプ場近くにある"えびね温泉"です。(あ、♨️前回も言っていたような...🤭🙏)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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