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バイク バッテリー交換 電圧チェック〜バッテリーの処分 ハーレーダイナ バイクのメンテナンス

 
 今回は、久々のメンテナンス企画"バッテリー交換"です。

 バイク購入から約3年... 近頃、バッテリーを充電してもセルの回りに元気が無いので、バッテリーを交換してみたいと思います。

 しかし、バッテリーは長い人で4年、5年と持つようですが...

 ぴーきちは、バイクに乗る頻度は結構高いのですが(週一くらい)、バッテリーからケーブルを引っぱり、スマホやカメラ、GoProなんかを充電しているので、弱ってきたのかもしれません。


 まずは、バッテリーが本当に弱っているのか、チェックしてみます。

IMG_8785.jpeg一応、前日からバッテリーを充電しておきました。




IMG_8787.jpegそして、今回用意したのは電圧を計測できるこちらのテスター"デジタルマルチテスター"です。

 持っていなかったので、近くのアストロプロダクトに買いに行ってきました💦



 同等の物がネットにあったので、載せておきますね♪


 ではでは作業開始です。

まずは、シートが邪魔なので取り外します。
IMG_8788.jpegダイナの場合は、マフラー側のサイドカバーを取り外すと、バッテリーが現れます。

  このバッテリーは、ハーレー純正のもので、日付は2019年3月となっています...実質、使用できたのは2年と8ヶ月ほどでしょうか。


それでは計測してみましょう。
IMG_8807.jpegバイクのバッテリーは直流なので、テスターのダイヤルはVー200に合わせておきます。


IMG_8789.jpegエンジンを切った状態で、黒はマイナス、赤はプラスの端子に当てて測定します。

 通常は、満充電で12.8V〜13Vが正常値です。

IMG_8790.jpeg測定数値は12.5Vですねぇ。ほぼ正常値?若干低いくらいでしょうか... 

 まぁセルを回した時に、キュル...(約1秒の沈黙)キュルン キュゥルンと「ぴーきっつぁん あっしは もう限界です」と言っているのは明らかなので、交換しておきます。(エンジンは一応かかります)


 そして肝心のバッテリーですが、ハーレーの純正品だとなんと3万円近くもします...

 メーカーは、純正品を推奨していますが、流石にバッテリーに3万円も出せないので、アマゾンで検索して比較的評判の良いOEMをチョイスする事にします。

IMG_8793.jpegそして購入したのが、こちらの『AGM BATTERY SUPER NATTO』です。

 値段は純正の3分の1ほどで、バッテリー無料回収、補充電(充電済)そして比較的評判も良かったので、購入してみました。

 評価コメントを見てみると、3年持つ人もいれば、1年でダメになった人もいるようです...

 まぁ使い方もありますが、値段が値段なので1年持ってくれれば...あわよくば2年持てば御の字ですね。

 バッテリーの持ちに関しては、実際に使用して後日ご報告させていただきますね。

IMG_8795.jpegわたくしのダイナの場合は、2012年のFXDCなのでOEMの型番は65989-97Sとなります。


こちらがザクっとした65989-97Sの適合車種です↓
IMG_4B5D0E991363-1.jpegこのOEM型番は、1340〜1584ccのハーレーに幅広く適応するようですね。ご参考までに。




詳細はこちらにも載っていますのでチェックしてくださいね。



 それでは、バッテリー交換を開始します。

 まずは、メインヒューズを外します。

 メインヒューズを外すのは、万が一作業ミスが起こっても精密機械への通電を防ぎ、電子機器の故障を回避するためです。

IMG_8797.jpegヒューズボックスの場所は、ダイナの場合ですとプライマリー側のサイドカバーを外した中に収納されています。

 ヒューズボックスのキャップを開けると、中からヒューズが出てきます。


IMG_8799.jpegそして、この"40A "のメインヒューズを外しておきます。

 これで、安心して作業を進める事ができます。

 
IMG_8800.jpegそれでは、バッテリーを外します。
 
 バッテリーを外す際は、必ずマイナス側から外します。

 プラス側から外すと、ショートする可能性があるのでご注意ください。


IMG_8801.jpeg次に、プラス端子を外します。
 

IMG_8802.jpeg固定しているバンドを外し、水平にバッテリーを取り外します。

 バッテリーは、大きさの割に非常に重いので注意してくださいね。


IMG_8803.jpegそれでは、新しいバッテリーを装着しましょう♪
 
 これ、撮影のために片手で持っていますが、かなり重く腕がプルプルしています(笑)


IMG_8808.jpegケーブルを避け、バッテリーをはめ込みバンドで固定します。この時、バッテリーの端子にケーブルが触れないように注意してください。


IMG_8811.jpeg端子を取り付ける際は、取り外した時の逆の手順で、プラス端子から取り付けます。

 
IMG_8812.jpegそして、マイナス端子を取り付けます。


IMG_8797.jpegそして、最後にメインヒューズを元あった場所に差し込みます。
 
 ヒューズには、上下の向きがあるので注意してくださいね。



IMG_8813.jpegいつ交換したかが分かるように、バッテリーに日付を書いておきます。 


 シート、サイドカバーを復旧し作業完了です♪


IMG_9533.jpgエンジンをかけてみると、妙な沈黙はなくキュル!キュルルルル!「ぴーきち!行くぞぉ!」と一発でかかりました👍


IMG_8815.jpegそしてバッテリーと一緒に、こちらの案内が入っており、無料で不要バッテリーを引き取ってくれるようです。

 "佐川急便か福山通運で送ってください"とあるのですが、送料はお客様負担とあります。

 このバッテリーの重量からすると、結構な送料がかかるのではないでしょうか...

 いや〜、これはマズイですねぇ せっかく安く済ませたのに、お小遣いが減ってしまうではないか!(笑)


 いろいろ調べてみると、なんとオートバックスさんで"無料"で引き取ってくれるそうです!


 ホントかなぁ〜 嫌な顔されないかなぁ〜と、勇気を出して近くのオートバックスさんへ...
IMG_9509.jpeg店員さんに「あのぉ... すみません... 不要バッテリーとかって引き取ってもらえたりしますか?」と尋ねると、店員さんは笑顔で「はい はい はい はーい♪もらいまぁーす♪」と、超ルンルンで引き取ってもらえました...(笑)

  
 妙に気になり、もう少しバッテリーの事を調べて見ると、バッテリーは鉛を使用しているのですが、どうやらその鉛は再生可能なようで、なんと専門の業者に買い取ってもらえるようです。

 買取相場は、標準のバッテリーだと1kg当たり40円(2021年11月現在)。

 そして4年前の2017年では、1kg当たりなんと100円だったそうで、バッテリーの買取価格は日々推移しているようです。
 確か、ハーレーのバッテリーが約7kgなので700円...ランチが食べれるではないか!(笑)

 少し話が本題とそれましたが、バッテリーを快く引き取ってくれる訳ですね♪


 バッテリー処分は、オートバックスさん、またはバッテリー回収業者に引き取ってもらうのが良いですよ♪

 ひょっとしてと思い、近くのガソリンスタンドでも聞いてみると、無料引き取りOKのようです。


 それでは、試運転がてら以前から気になっていた、ラーメンでも食べに行きますか♪


 それでは、今回はこの辺で失礼いたします。


○まとめ
 今回は、セルの回りに元気が無いのでバッテリーを交換してみました。テスターで計測するもほぼ正常値だったのですが、バッテリー交換後は問題なくエンジンがかかるようになりました。
 旧バッテリー自体は、約2年と8ヶ月持ちましたが、今回の新しいバッテリーは安価なため、どこまで持つか分かりませんが、またご報告させていただきます。
 そして驚いたのが、バッテリー交換前はエンジンをかけると、アイドリングが2000回転以上に急上昇する症状が時折見られたのですが、なぜかバッテリーを交換すると改善されたようです...
 バッテリーが弱ると、電子機器に負担がかかり悪影響を及ぼすとも言われているので、少し弱ってきたなと思ったら早めの交換が良いですね。


 最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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Author:ぴーきち
リターンライダーのぴーきちです。
再度バイクに乗る事により改めてバイクの素晴らしさを痛感する日々。
近畿エリアを中心にバイクで各地の景勝地、絶景、お勧めスポットを紹介していきます。
バイクの素晴らしさを少しでも皆様にお伝えできればと思います。
ツーリングを中心にカスタムや時々グルメも紹介させていただきます。
週末に更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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