今回は、久々のメンテナンス企画"バッテリー交換"です。
バイク購入から約3年... 近頃、バッテリーを充電してもセルの回りに元気が無いので、バッテリーを交換してみたいと思います。
しかし、バッテリーは長い人で4年、5年と持つようですが...
ぴーきちは、バイクに乗る頻度は結構高いのですが(週一くらい)、バッテリーからケーブルを引っぱり、スマホやカメラ、GoProなんかを充電しているので、弱ってきたのかもしれません。
まずは、バッテリーが本当に弱っているのか、チェックしてみます。

一応、前日からバッテリーを充電しておきました。

そして、今回用意したのは電圧を計測できるこちらのテスター"デジタルマルチテスター"です。
持っていなかったので、近くのアストロプロダクトに買いに行ってきました💦
同等の物がネットにあったので、載せておきますね♪
ではでは作業開始です。
まずは、シートが邪魔なので取り外します。

ダイナの場合は、マフラー側のサイドカバーを取り外すと、バッテリーが現れます。
このバッテリーは、ハーレー純正のもので、日付は2019年3月となっています...実質、使用できたのは2年と8ヶ月ほどでしょうか。
それでは計測してみましょう。

バイクのバッテリーは直流なので、テスターのダイヤルはVー200に合わせておきます。

エンジンを切った状態で、黒はマイナス、赤はプラスの端子に当てて測定します。
通常は、満充電で12.8V〜13Vが正常値です。

測定数値は12.5Vですねぇ。ほぼ正常値?若干低いくらいでしょうか...
まぁセルを回した時に、キュル...(約1秒の沈黙)キュルン キュゥルンと「ぴーきっつぁん あっしは もう限界です」と言っているのは明らかなので、交換しておきます。(エンジンは一応かかります)
そして肝心のバッテリーですが、ハーレーの純正品だとなんと3万円近くもします...
メーカーは、純正品を推奨していますが、流石にバッテリーに3万円も出せないので、アマゾンで検索して比較的評判の良いOEMをチョイスする事にします。

そして購入したのが、こちらの『AGM BATTERY SUPER NATTO』です。
値段は純正の3分の1ほどで、バッテリー無料回収、補充電(充電済)そして比較的評判も良かったので、購入してみました。
評価コメントを見てみると、3年持つ人もいれば、1年でダメになった人もいるようです...
まぁ使い方もありますが、値段が値段なので1年持ってくれれば...あわよくば2年持てば御の字ですね。
バッテリーの持ちに関しては、実際に使用して後日ご報告させていただきますね。

わたくしのダイナの場合は、2012年のFXDCなのでOEMの型番は65989-97Sとなります。
こちらがザクっとした65989-97Sの適合車種です↓

このOEM型番は、1340〜1584ccのハーレーに幅広く適応するようですね。ご参考までに。
詳細はこちらにも載っていますのでチェックしてくださいね。
それでは、バッテリー交換を開始します。
まずは、メインヒューズを外します。
メインヒューズを外すのは、万が一作業ミスが起こっても精密機械への通電を防ぎ、電子機器の故障を回避するためです。

ヒューズボックスの場所は、ダイナの場合ですとプライマリー側のサイドカバーを外した中に収納されています。
ヒューズボックスのキャップを開けると、中からヒューズが出てきます。

そして、この"40A "のメインヒューズを外しておきます。
これで、安心して作業を進める事ができます。

それでは、バッテリーを外します。
バッテリーを外す際は、必ずマイナス側から外します。
プラス側から外すと、ショートする可能性があるのでご注意ください。

次に、プラス端子を外します。

固定しているバンドを外し、水平にバッテリーを取り外します。
バッテリーは、大きさの割に非常に重いので注意してくださいね。

それでは、新しいバッテリーを装着しましょう♪
これ、撮影のために片手で持っていますが、かなり重く腕がプルプルしています(笑)

ケーブルを避け、バッテリーをはめ込みバンドで固定します。この時、バッテリーの端子にケーブルが触れないように注意してください。

端子を取り付ける際は、取り外した時の逆の手順で、プラス端子から取り付けます。

そして、マイナス端子を取り付けます。

そして、最後にメインヒューズを元あった場所に差し込みます。
ヒューズには、上下の向きがあるので注意してくださいね。

いつ交換したかが分かるように、バッテリーに日付を書いておきます。
シート、サイドカバーを復旧し作業完了です♪

エンジンをかけてみると、妙な沈黙はなくキュル!キュルルルル!「ぴーきち!行くぞぉ!」と一発でかかりました👍

そしてバッテリーと一緒に、こちらの案内が入っており、無料で不要バッテリーを引き取ってくれるようです。
"佐川急便か福山通運で送ってください"とあるのですが、送料はお客様負担とあります。
このバッテリーの重量からすると、結構な送料がかかるのではないでしょうか...
いや〜、これはマズイですねぇ せっかく安く済ませたのに、お小遣いが減ってしまうではないか!(笑)
いろいろ調べてみると、なんとオートバックスさんで"無料"で引き取ってくれるそうです!
ホントかなぁ〜 嫌な顔されないかなぁ〜と、勇気を出して近くのオートバックスさんへ...

店員さんに「あのぉ... すみません... 不要バッテリーとかって引き取ってもらえたりしますか?」と尋ねると、店員さんは笑顔で「はい はい はい はーい♪もらいまぁーす♪」と、超ルンルンで引き取ってもらえました...(笑)
妙に気になり、もう少しバッテリーの事を調べて見ると、バッテリーは鉛を使用しているのですが、どうやらその鉛は再生可能なようで、なんと専門の業者に買い取ってもらえるようです。
買取相場は、標準のバッテリーだと1kg当たり40円(2021年11月現在)。
そして4年前の2017年では、1kg当たりなんと100円だったそうで、バッテリーの買取価格は日々推移しているようです。
確か、ハーレーのバッテリーが約7kgなので700円...ランチが食べれるではないか!(笑)
少し話が本題とそれましたが、バッテリーを快く引き取ってくれる訳ですね♪
バッテリー処分は、オートバックスさん、またはバッテリー回収業者に引き取ってもらうのが良いですよ♪
ひょっとしてと思い、近くのガソリンスタンドでも聞いてみると、無料引き取りOKのようです。
それでは、試運転がてら以前から気になっていた、ラーメンでも食べに行きますか♪
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。
○まとめ
今回は、セルの回りに元気が無いのでバッテリーを交換してみました。テスターで計測するもほぼ正常値だったのですが、バッテリー交換後は問題なくエンジンがかかるようになりました。
旧バッテリー自体は、約2年と8ヶ月持ちましたが、今回の新しいバッテリーは安価なため、どこまで持つか分かりませんが、またご報告させていただきます。
そして驚いたのが、バッテリー交換前はエンジンをかけると、アイドリングが2000回転以上に急上昇する症状が時折見られたのですが、なぜかバッテリーを交換すると改善されたようです...
バッテリーが弱ると、電子機器に負担がかかり悪影響を及ぼすとも言われているので、少し弱ってきたなと思ったら早めの交換が良いですね。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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