まずは、昼ごはんに近江軍鶏を使って"親子丼"を作ります。
そして、今回なぜ"親子丼"を作る羽目になったかというと、以前滋賀県の長浜にある親子丼等で有名な"鳥喜多"さんにお邪魔しました。
しかし、長蛇の列ができており止むを得ず断念したのですが、その時にシマゴンが「親子丼が食べたい!」と駄々をこねるので「じゃぁ今度俺が作るから」と適当に言ってしまったのが運の尽き...
ことあるごとに「親子ど〜ん 親子ど〜ん ぴーきちど〜ん」としつこく言うので、この負の連鎖を断ち切るべく、今回親子丼を作る事を決意しました。
しかし、どうせ作るなら徹底的に美味しい親子丼作り、シマゴンをぎゃふんと言わせたいので、試作を重ね今回のキャンプ飯に照準を合わせました。(ぎゃふんw)
そして今回用意したのがこちらの鍋です。

和平フレイズの『親子鍋』です。
普通のフライパンでもよかったのですが、ぴーきちは形から入るタイプなので購入してみました〜( ^ω^ ) (実は前から欲しかったw)
そしてこの親子鍋は、なんと取っ手が取れ、かさばらないのでキャンプにもってこいです!ってキャンプにこの鍋を持ってくる人っていませんよね(笑)

日本製で素材はステンレス、そしてIHにも対応しているので家庭でも使用できます。
家庭メインだろ!Σ(゚Θ゚)
キャンプツーリングで親子鍋を持参してるのは、ぴーきちくらいでしょうか...( ̄▽ ̄;)アハハ…
親子鍋♪興味のある方はチェックしてみてくださいね( ^ω^ )

それでは、近江軍鶏の親子丼を作りましょう♪
一応、簡単なレシピを紹介しておくので、参考にしていただければと思います。
興味の無い方はスルーしてくださいね♪
まずは、天然出汁から作ります。
少しの手間で、感動するくらい美味しい出汁が取れるので、今回は天然出汁の取り方も紹介させていただきます!
○天然出汁の作り方
水1000mlに対し昆布は10g。
昆布は、水を張った鍋にあらかじめ入れておき、水の状態から火にかけます。
沸騰はさせずに、沸騰の手前(小さな気泡が出るくらい)の火加減で約20分程昆布を煮出します。
その後、昆布を取り出して一煮立ちさせます。

火を止め、差し水(コップ1杯くらい適当w)をして、昆布出汁の温度を下げます
火を止めた状態で、鰹節を水1000mlに対して30g以上を投入し、2分程浸しておきます。

仕上げに粗塩をひとつまみ入れ、ザルに布巾(なければクッキングペーパー)を敷き、濾していきます。
この時、決して鰹節が入った布巾を絞らないようにしてください。

これで一番出汁は完成です♪
今回は、翌朝の味噌汁用の出汁も一緒に取ったので、少し多めに作りました。
ざっと紹介しましたが、以上がぴーきちが母親に教わった天然出汁の取り方です。
用途によって、出汁の取り方は変わりますが一般的にはこんな感じと思います。
出汁の取り方は、家庭によって様々と思いますが、最近ではあまり天然だしを自分で取る人は残念ながら少なくなっているようです...
日本が世界に誇る出汁文化に、少しでも貢献できればと思い紹介させていただきました!
簡単で本当に美味しいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
それでは本題の近江軍鶏親子丼です(笑)
○材料(一人分)
・鶏肉:適量
・玉ねぎ:適量
・卵:2個〜
・三つ葉:適量
・出汁:大さじ3
・醤油:大さじ1.5
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・酒:小さじ1
・塩:少々
・山椒の粉:少々
まずは適当な大きさに切った(そぎ切り)鶏肉に塩をふり、酒を入れて軽く揉みます。
塩は肉の旨みを引き出し、酒は臭みを取ってくれます。

そしてクーラーボックスに入れて、30分ほど寝かしておきます。
まぁ今回の近江軍鶏は鮮度、味、ともに抜群なので必要ないかもしれませんね。
親子鍋に鶏肉、玉ねぎ、出汁、みりん、砂糖、を入れてから弱火で火にかけます。

沸騰してきたら、具材を裏返し醤油を入れ5分〜6分程煮ていきます。

バイクと親子鍋...なんともシュールではないか(笑)

そして、橋本かしわ店で購入した、軍鶏の卵です。
黄身に弾力があり非常に旨そうです。
黄身と白身を分けるようにかき混ぜ、まずは白身部分を鍋に投入です。

白身に軽く火が通ったら黄身部分を入れます。
卵を入れた際に、鍋を小刻みに振ってやらないと卵が鍋底に引っ付くので、注意が必要です。

火を止め、三つ葉を入れて蓋をして3分ほど蒸らします。

好みで山椒をふりかけ、卵があまっていたので黄身をトッピングしてみました♪
天然素材だけで作った、近江軍鶏の特製親子丼の完成です!
それではシマゴンに"約束の親子丼"食べていただきましょう♪

鼻息をフゴフゴと鳴らしながら無言で親子丼をかっこみ、時折宙を眺めています...
これは美味しいという証拠でしょうか(笑)
ぴーきちも実食です。
おいやぁ!近江軍鶏の濃厚な鶏の旨みが、和風出汁と絡みあいシンプルかつ大胆な味です!
そして同じく濃厚な玉子が近江軍鶏をまろやかに包み込み、三つ葉、山椒の香りが爽やかなハーモニーを奏でてくれます♪
近江軍鶏は、適度な弾力があり噛み締めるたびに旨みが溢れます。
これは本当に素晴らしい鶏です!

キャンプで親子丼... これもなかなか乙なもんです( ^ω^ )
ぜひやってみてくださいね〜♪😅
それでは、晩御飯の仕込みに入ります
(`・ω・´)ゞ
晩御飯は、近江軍鶏を使ったポトフ、炭焼き炙り地鶏、そしていつもの焼き鳥です(笑)

まずは、近江軍鶏の鶏ガラを使い、ポトフのスープを作ります。

鶏ガラ、野菜のヘタ、ニンニク、生姜スライス、青ネギ等を入れ火に掛けます。
これで適当に数時間煮込むだけで、美味しいスープが取れます♪
ではでは、ここで前回紹介できなかった宝船温泉に行きたいと思います!
宝船温泉は、キャンプ場前の道を挟んで、すぐの所にあります。

こちらが受付です。
バスタオルの貸し出しや、アメニティグッズ等も販売されています。
入浴料は大人700円です。

お店の方を先頭に、竹に囲まれた趣のある細い通路を進んでいきます。
この雰囲気... これは、かなり期待できますねぇ〜♨️

やや、小さめの脱衣所で服を脱ぎ、いざ温泉へ!

え!こ、これは... ち、ちゃくねっ(;・∀・)
これはシマゴンが一人入ると、ぴーきちは厳しそうですね...(´・ω・`;)
う〜ん...700円かぁ〜
まぁ温泉自体は、お肌がすべすべで気持ちよかったですよぉ。
参考までに(´∀`;)
それでは、再び晩御飯の仕込み...と行きたいところですが、やはり風呂上がりはコレです!

温泉の後のビールはたまりません(*^_^*)
これもキャンツーの醍醐味ですね♪
キッチンドランカーと化し、仕込みを再開です(笑)

こちらは近江軍鶏のせせり部分です。
プリッとした食感が独特で美味いんですよね。
これは、串に刺してヤキトリにしたいと思います。

写真向かって左上から時計回りに、せせり、親鳥、皮、砂肝となります。
どれも弾力があるので、串に刺すのも一苦労です(;・∀・)

モモ肉は、炙り焼きにするので、天然塩を揉み込みクーラーボックスで寝かしておきます。
鶏ガラスープも、そろそろ良い感じになってきました。

ザルで濾して、これでポトフのスープは完成です。

軍鶏、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、天然塩と隠し味に醤油を入れて煮込んでいきます♪

陽も少し傾いてきました... 仕込みもひと段落したので、ビールでも飲みながらのんびりとした時間を過ごします。
それでは晩御飯に取り掛かります!
まずは、近江軍鶏の炭火炙り焼きからです。

柄がついたザルに、先程寝かしておいたモモ肉を入れ炭火にかけます。
天然塩を振りながら焼いていき、表面が白くなってきたら...

炭に油を注ぎファイヤーです!
この炭火の炎と煙により鶏肉が燻製のように香ばしく焼き上がります。
塩も鶏の油と共に流れおちるので、少し多めにかけた方が良いです。

ファイヤーを何度か繰り返しかなり色が黒くなってきました。そろそろ良い頃合いです。

近江軍鶏炭火炙り焼きの完成です\(^o^)/
この黒い色が美味しさの証です。
それでは熱い内にいただきましょう!

おぉー!こいつぁたまらんです!
炭の香りをまとった鶏肉は、とてつもなく香ばしく弾力のある軍鶏を噛みしめれば、天然塩と鶏の旨味が口一杯に広がります!
今回料理に使用した塩は『ゲランドの塩』です。
ゲランドの塩は、フランスの塩田で手作業により丁寧に収穫される希少な塩です。
塩は体に悪いと言われていますが、それは科学的に処理された精製塩(塩化ナトリウム99%)の事で、天然塩はミネラルが豊富で非常に体に良いと言われています。
1,000年以上の海塩生産の歴史を持つゲランドの塩... ほのかな旨味と甘味を感じる最高の塩です。
ペロッと舐めると「塩ってこんなに美味しかったんや!」と感動しますよ♪
めちゃくちゃオススメです!
しかし、これはもうビールが止まらん案件です(๑´ڡ`๑)
炎で炙るだけで、お店の味を堪能できるので、ぜひやってみてくださいね!
次はヤキトリです。

ヤキトリ大好き"ヤキトリのぴーきち" やはりコレはキャンプでは外せません♪

これもゲランドの塩だけでいただきます。
ビール片手にヤキトリ... おじさんは、やはりこのスタイルですね(笑)
最高にウマイです!

ポトフも完成です。

近江軍鶏の鶏ガラで取ったスープは旨味とコク、そして野菜のあっさりとした甘味が加わり、優しくも力強い味です。
翌朝は、このスープで鶏五目ご飯を作りますよ♪

メスティンを使って、うずら卵とチーズで燻製を作り、ウィスキータイムです。
うずらはマズかった〜(笑)
ノラ・ジョーンズを聴きながら気分に浸っていると、"ドサッ"っと大きな音がきこえました!
なんだ なんだ⁉︎とシマゴンを見ると...

なんとシマゴンがひっくり返っているではありませんか!
どうやらシマゴンの体重を支えきれず、ついに椅子が崩壊した模様です(; ' ∀ ' )
彼はいつも「これは筋肉だよぉ えへへ」と言い張っているのですが、日に日に巨大化しているような気がします...🤭
しかも、起きるのが面倒なのか、それとも開き直っているのか、仰向けのままスマホの画面を操作しています(;・`д・́)
ぴーきち:シマゴンさぁ せっかくキャンプ来てんねんから スマホやめたら
シマゴン:ほんま その通りですわ...(ニヤニヤ)
ぴーきち:それ なにやってんの? またマッチングアプリか?
シマゴン:ちゃいますよ(違ますよ) べんきょーですよ...(ニヤニヤ)
べんきょーとか言いながら、ニヤニヤとスマホの画面を凝視し、夢中になっています
(; ' ∀ ' )

シマゴンは「ゴメン もうちょっと疲れたんで寝ますわぁ」と、スマホを凝視しながらニヤニヤとテントに消えていきました...

無惨に破壊された椅子...
やはり🐭華製はアカンなぁ〜と、焚き火を眺めながらウィスキーを飲んでいると、テントの方からシマゴンの大きな声が聞こえてきました。
「徳川家康!正解!ピンポーン!」
「歌のお兄さん!正解!よし!」
「ハイ!次の問題!」
...
べんきょーって クイズかよぉ!🤣
まぁ 楽しそうなんで、よしとしますか...😂

シマゴンの大きな声と笑い声で、琵琶湖の夜は更けていきました...
今回はこの辺で失礼します...
次回はキャンプの朝食『鶏五目ごはん』を作ります。
【2021年 7月】
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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