『比叡山ドライブウェイ』を走っていきます。
前回の、登仙台(とうせんだい)展望台から少し走ると、自動検札ゲートがあります。

このゲートの先には、比叡山頂と延暦寺があります。
要するに「ここから先は別料金だかんね」というシステムですね(;・∀・)
ちなみに、ここまでだと普通車は860円、二輪は580円となります。
まぁ、ここまで来て引き返す理由もないので先へ進みます...

おぉ〜 イイ道ですねぇ♪
バイクを倒すのが楽しくなる道です👍
しかし、所々に"鹿注意"の標識が設置されています... 油断は禁物ですね。

そろそろ山頂付近でしょうか。
だいぶ空気が冷んやりとしてきました。

眺めも非常に良いですねぇ♪
琵琶湖が顔を出すと、テンションが上がりますね( ^ω^ )

山頂付近に差し掛かると、三叉路があります。
左に行くと、比叡山の山頂、そしてガーデンミュージアムがあるのですが、左折禁止の標識が...🧐🤔
このまま進むと『延暦寺』があるので、とりあえずはそちらに向かう事にします。

三叉路から少し先に、Uターンエリアがありました。
先程の三叉路は、コーナーが鋭角すぎて左折困難という事で、このUターンエリアが設置されたと思われます。

このトンネルを越えると、世界遺産の『比叡山延暦寺』です。

こちらが、延暦寺の駐車場です。
かなり広いですね。
この一画に"無料休憩場・お土産コーナー"があるので少し寄ってみる事にします。

滋賀県の特産品、名産品を集めたお土産コーナー。
お土産は、帰りに購入する事にしましょう。

そして、こちらが無料休憩所ですね... ん⁉︎ あれは蕎麦屋か⁉︎

おぉ なんと『鶴㐂(つるき)そば』があるじゃぁねぇか!
『鶴㐂そば』は、滋賀県坂本で二百八十年以上の歴史がある、老舗のそば屋さんです。
そして、"鶴㐂そば 延暦寺御用達"とあります... 🧐
調べてみると"比叡山で断食の修行を終えた僧侶方が、弱った胃をならすために蕎麦を食した"とあります。
時刻はAM9:30で、朝食は食べてきたのですが"鶴㐂そば"と聞いてスルーする訳にはいきません... 逆にそばをズルーしなければなりません!( ゚∀゚)<プップー

勇み足で食券コーナーへ。
ここはやはり、ざるそば(670円)を購入です。
カウンターで、とても感じの良いお母さんに食券を手渡すと「揚げ玉いる?」と聞かれ「あ、揚げ玉ですか⁉︎」とぴーきち。
お母さん曰く、めんつゆに揚げ玉を入れると、めちゃくちゃ美味しいとの事です...
わたしは心の中で、「拙者、蕎麦にそういうハイカラ的なものは好きではないでござるよぉ 蕎麦はズバッと直球でござるよぉ」と思いつつ「あ、ありがとうございます!いただきます!」と、ちょうだいする事に...
待つ事数分、ざるそばがやってきました♪

いや〜美味しそうですねぇ〜
ざるそばを美味しそうに眺めていると、テーブルを一つはさんだ斜め前のおじさんが、ブワッと振り向き「それ大盛りか⁉︎凄いな!」と目を大きくして、わたしに話しかけてきました(;・∀・)
「い、いや〜 大盛りではないですよ アハハハハ💦」と返事をしたのですが、そう言われてみればかなりのボリュームです。
そばつゆの香りを嗅いでると、無性にお腹が空いてきました。
それでは、いただきましょう♪

おいやぁ! これはイイですねぇ〜 こいつぁ美味い!
そばの香りが良く、麺つゆは出汁が効いてパンチがあるのですが、とても優しい味です。
そしてキリッと喉越しが良いです。
これはもう、いくらでも食べれそうです(๑´ڡ`๑)

そしてお母さんオススメの揚げ玉です。
「まぁ、拙者は王道が好きなんでござるよぉ まっすぐが好きでござるよぉ」と、そばつゆに揚げ玉を半分投入です...

おっ この香りは...
そ、それでは行ってみましょう...

ひ、比叡ぇぇぇー! おっかさぁーん! これは たまらんでござるぅぅぅ! ずるるるぅぅぅ!
拙者、実は変化球が大好きでござるよぉ(๑´ڡ`๑)
揚げ玉を入れる事により、香ばしさがプラスされ、コクと深みがさらにマシマシとなりました!
すかさず揚げ玉全投入!
香ばしさで更に食欲が増し、一気に食べてしまいました。
お母さん、疑ったりして本当に申し訳ございませんでしたm(_ _ )m
いやぁ〜美味しかったです。
こちらの営業開始時間は、AM9:30からなので朝食に蕎麦というのも良いですね。
○鶴喜そば バスセンター店
営業時間:9:30〜16:30
定休日:無休
これは坂本にある『鶴㐂そば本店』にも、ぜひ行ってみたいです。
それでは、『延暦寺』に行ってみましょう。

こちらが入口ですね。

巡拝料金は諸堂巡拝券で大人1000円、国宝殿セット券は1500円となっています。
ぴーきちは、右も左も分からない延暦寺初心者なので、今回は諸堂巡拝券1000円を購入です。
ちなみに国宝殿とは、延暦寺に伝来する数多くの仏像、仏画、書跡を保管している施設です。
初めての延暦寺、楽しみです。

おぉ 物凄く神聖な雰囲気ですねぇ。
通りには、イラスト付きの掲示板が設置されており、比叡山での修行の様子等が描かれています。
おそらく、知らない人はいない『比叡山延暦寺』。
誰でも名前くらいは、聞いた事があると思うのですが、「ところで、延暦寺ってなに?」って聞かれると、ぴーきちは「そ それは あれだよぉ君ぃ〜 つ つまりだねぇ君ぃ〜 お坊さんがだねぇ修行する大層立派なお寺だよぉ 君ぃ〜」と君ぃ〜を連発し、しどろもどろ全開状態と化します(笑)
なので"延暦寺"について、ざっくりとまとめておきたいと思います(;・∀・)
延暦寺は、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院で、天台宗の総本山。
延暦寺は、比叡山全体のことを指し『延暦寺』というお堂があるわけではない。
敷地面積は約500万坪で甲子園球場およそ500個分。
東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の3エリアがあり、3塔16谷合わせた比叡山全体が『延暦寺』である。
奈良時代末期に、最澄(さいちょう)が比叡山に登り草庵(そうあん)を結んだのが始まり。
(草庵→藁や茅などでふいた小さく粗末な家)
最澄は、弘法大師、空海が開いた高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)と共に、日本の宗教界最高の地位に君臨。
1571年に、織田信長との確執により焼き討ちにあった歴史がある。
ざっくりと挙げてみましたが、物凄いお寺ですね。
そして、"延暦寺"という名のお寺があるわけじゃぁないんですね( ̄▽ ̄;)アハハ…
そして、ぴーきちが絞り出した延暦寺唯一の知識である"修行"ですが、これがまた凄いです。
天台宗修行の例を挙げると...
"千日回峰行" (せんにちかいほうぎょう)文字どおり1000日間、比叡山の峰々を縫うように巡って礼拝する修行。
"十二年籠山行"(じゅうにねんろうざんぎょう)12年間の山修行山学。
"四種三昧" ①常坐三昧・②常行三昧・③半行半坐三昧・④非行非坐三昧の四種
①は2度の食事と用便以外は座禅に没頭し座りっぱなし。
②は念仏を唱えながら本尊阿弥陀仏の周囲を歩き続ける。(決して座ってはならない)
③は歩いたり座禅を組んだりを繰り返しながら念仏を唱える。
④は毎日の生活が修行となり、期間や行法が定まっていないので、かたちを超えた本質に通じなければならず、容易とはいえない。
と、あります...
しかし、なんとも過酷な修行ですねぇ...
煩悩の塊のぴーきち...略して"ぼんきち"だと、恐らく3日ともたないと思います...いや、3時間か(;・∀・)
ではでは、延暦寺を周って行きたいと思います。

こちらは"大講堂"です。
大講堂は、学問研究のために論議するところで、5年ごとに行われる『法華大会』は、天台宗の僧侶になるための登竜門となっています。
しかし、日本の伝統建築である"社寺建築"は本当に美しいですね。
屋根の美しい形は、富士山の裾野から来ていると聞いた事があります。

こちらは『開運の鐘』と呼ばれる梵鐘(ぼんしょう)です。
願い事をしながら力一杯叩くと良いそうなので、ぴーきちも渾身の力を込めて鐘を鳴らしました。
"ゴ〜ン"と、鐘の音色が境内に響き渡ります...
なんとも魂に響く音色です...

境内は、かなりのアップダウンがあります。
かなりの敷地面積なので、今回はサクッと周っていきます(; '∀' )

こ、この階段💦(;・∀・) 上には、お堂があるので行ってみます💦

こちらは、僧侶に戒律を授ける『戒壇院』(かいだんいん)です。
天台宗の、戒律を授ける年1回の儀式の時だけ扉が開くそうです。
戒律を授かる僧侶にとっても、中に入るのは一生に一度のこと。

そして、延暦寺の総本堂で最大の仏堂である『根本中堂』(こんぽんちゅうどう)は、改修工事中でした。(残念...💧)
改修工事は60年ぶり、そして10年がかりの大改修とのことです。

そして、こちらが『阿弥陀堂』と『法華総持院東塔』です。
いや〜 なんとも美しいですね。
阿弥陀堂からは、お経と木魚、そして鐘の音が聞こえてきます。
今回は時間がなかったので、東塔が中心となりました。
また機会があればゆっくりと訪れたいですね。

最初に訪れた、無料休憩所のお土産やさんに寄ると『鶴㐂そば』の、麺つゆと乾麺を発見です!
これは絶対に買いですね♪
麺つゆ、乾麺ともに無添加で、お子様にも安心して食べさせてあげる事ができますよ👍
帰って食べるのが楽しみです😋
それでは、先に進みましょう...と言いたいところなのですが、『比叡山ドライブウェイ』はここまでで、この先は『奥比叡ドライブウェイ』になるので、日曜・祝日は二輪通行禁止となります(T_T)
というわけで、ここでUターンし、来る時に通り過ぎた『比叡山頂』に向かいたいと思います。
少し長くなったので、今回はこの辺で失礼いたしますm(_ _ )m
次回は、『比叡山ドライブウェイその3』になります。
【2021年 6月】
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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