小豆島2日目は、島を反時計回りに走って行きたいと思います。
逆に走ると、景色が違って見えたり新しい発見がありますよね♪
それでは、最初の目的地である『希望の道』に向かいたいと思います。
前回、お世話になった『旭屋旅館』から『希望の道』は、距離にして約20km、時間にして30分程です。

本日も、午後からは雨予報ですが、希望を持ちつつ『希望の道』に向かいます♪

『希望の道』がある『南風台』という展望台に到着です。
ここからの眺めも、非常に綺麗ですね。

『希望の道』の説明が書かれた石碑がありますね。
"干潮になると、城ヶ島に歩いて渡る事ができる道が現れる"とありますね。
そして、"天然のトンボロ現象"とあります... トンボロってなんだ?と調べて見ると、海中の障害物に砂が堆積する現象とありました。
"希望の鐘"もあるので、鳴らしておきましょう🙏
何やら掲示板があります...

なになに〜 小豆島最後の絶景穴場... 南風台と城ヶ島の間にできる90mの砂州 渡れた人は大変ラッキー...
行きはよいよい帰りはつらい.........
5月2日 18:20頃から道ができます...
満潮時も美しい...
あらららら 夕方しか見れんかぁ〜 やはり、かなりレアなようです...
そして、非常に険しい道のりのようですねぇ まぁ 体力には自信がありますが(笑)
満潮も綺麗という事ですし、せっかくなので行ってみたいと思います。
しかし、掲示板まで出してくれているとは、とても親切ですね( ^ω^ )

ここを下りて行くようです。

ふむふむ、ちゃんと舗装もしてあるではないかぁ 楽勝楽勝♪
しかし、ここは誰かの敷地のような場所ですねぇ...
スキップ♪とまではいきませんが、フットワーク軽くさらに進んで行きます(笑)

おぉ〜、来ましたよぉ〜💦これは絶壁系の道ですねぇ。
これ、確かに帰りはキツいですねぇ... まぁ昨日の
重岩(かさねいわ)に比べれば大したことはありませんが(;・∀・)
しかし、かなり足場が悪いです... そして、ロープが張られているのですが、そのすぐ下は崖です(´・ω・`;)
足元を確認しながら、慎重に下って行きます。
やれやれ 何とか到着です...

ですよねぇっていう景色です(笑)
まっ 目を凝らすと、うっすらと希望の道が見えますね(;・∀・)

こちらは、小豆島ふるさと村さんからお借りした、希望の道です。
まぁ...今回は"運"がなかったようです(笑)
それでは、来た道を戻りますか(・Д・)
しかし、何か妙にお腹が痛くなってきました...
昨日 飲みすぎたか...(;・∀・)
お腹の痛みを堪えながら、崖を登って行きます(。´・(ェ)・)
まさに"行きはよいよい帰りはつらい"ではないかっ!
何とか、スタート地点の南風台まで戻ってきました💦
おぉ!しかし、ここには公衆電話はあっても公衆トイレが無いではないかぁぁぁ!
とりあえずバイクを出し、トイレを探す旅に...
当然ながら、景色を楽しむ余裕はなく「きっと良くなるよ!」と、自分に言い聞かせひたすら走ります😵💫
朦朧(もうろう)とする意識の中、何やらトイレらしき建物の影が!
間違いない!と、慌ててUターンし、その場所に行ってみると...
おぉ〜!トイレ発見ですヽ(≧∀≦)ノ

いやぁ〜 しかし本当に危なかったです... 死ぬかと思いましたぁ(;・∀・)
ま、トイレを発見できたのは"運"が良かったですね(笑)
お下品な話で、大変申し訳ございませんm(_ _ )m
しかし、なぜこんな所にトイレがあるんだ?と辺りを散策すると、どうやらここは観光スポットのようですよ。

日本遺産『天狗岩丁場』とあります。
戦国時代の終わりに、大坂城再築の際、石が切り出された丁場は以前にも紹介しましたが、どうやら天狗岩丁場には高さ17m、1700tを誇る『天狗岩』があるようです(;・`д・́)…ゴクリ

天狗岩... 大坂城石垣石丁場跡のシンボル的存在かぁ... これは、楽しみですねぇ。
それでは、早速行って見ようではありませんか(`・ω・´)ゞ

ふむふむ、この階段を上って行くわけですね。
お、お〜 こ、これは!

杖ではないか!ここに
"杖"があるという事は、どういう意味か理解していますよぉ。
これは"覚悟しなさい ここから超過酷な道のりが待っていますよ"という意味ですよね(笑)
しかし、身も心も軽くなったぴーきちには、必要はありません😎
お気持ちだけいただいておきますm(_ _ )m
しかし、その前に...

自販機があったので、今回はちゃんと水分を持って行きますよっ!(前日呑みすぎて脱水症状気味w)
それでは、張り切って行ってみたいと思います。
少し進むと、何やら注意書きの看板が...

な、なにぃぃぃ!イノシシが道を掘り返し凸凹になっているだとぉぉぉ!
ここは、イノやん(イノシシ)の縄張りって事でしょうか(;・∀・)
そして、またもやぴーきちの天敵とは...

ヒェェェ!
しかし、どうしても天狗岩を見たいので、引き返す訳には行きません!
なんか、お腹の次は、胃が痛くなって来ましたねぇ...(´・ω・`;)

ここは遊歩道が整備され、きちっとした階段になっているので、とてもありがたいですね。

おー!穴ぼこ発見です!
これはまさしく"イノやん"の仕業ですね
(`・ω・´)

な、なにぃぃぃ!ここにも!
ん〜悪い子だ!
よく見ると、そこら中に穴ぼこがあります...

そして、これは紛れも無いイノやんの足跡じゃぁないか!(||゚Д゚)
これは、かなり用心しなければなりませんねぇ(;・`д・́)…ゴクリ
しかし、イノシシが徘徊しているのは理解できるのですが、なぜ地面に穴ぼこを掘るのでしょうか?
調べてみると、どうやらイノシシはミミズが好物のようで、穴を掘っては栄養価の高いミミズを食べているようです。
あんな大きな体でミミズかぁ... まぁ人間でいうところの、スルメみたいなもんでしょうか?(違うかw)
さらに、階段を上って行くと、どうやら『天狗岩』に到着したようです。
"杖"があった割には、意外と近かったですね(´∀`;)
いや待てよ... ひょっとしてあの"杖"はイノシシ撃退用か⁉︎(;゜0゜)

天狗岩(種石)と書かれた標識があります。
ではでは、天狗岩を拝ませていただきましょうか(*^_^*)
おぉー!(;゜0゜)
こ、これはデカい!めちゃくちゃデカいですよぉー!
目に飛び込んで来たのは、とんでもない光景でした!

いや、もうなんかスケールが半端ないですね。
凄すぎて言葉が出ません...
大きさが伝わらないので、ぴーきちが入ってみます(`・ω・´)ゞ

トイレに立ち寄って、まさかこんな世界が待っているとは...(笑)
メガトン級の大きさに、まさに目が点です。
周りにも大きな石がゴロゴロしているのですが、天狗岩があまりにも大きいので、なんとも不思議な空間が広がっています。
しかし、圧倒される物凄いパワーを感じます...
(;・`д・́)…ゴクリ
○天狗岩丁場
小豆島は、花崗岩(かこうがん)等の良質な石材の産出が多く、石の島として有名です。そして、約400年前の大坂城再築の際には、巨大な城の石垣として、小豆島から沢山の石が切り出され運ばれました。
小豆島には、沢山の石丁場があるのですが、その中でも最大規模を誇るのが、ここ岩谷地区にある『天狗岩丁場』です。
天狗岩の大きさは、高さ約17m、幅約8m、奥行き約12m、重量は推定で1700tを超えます。
天狗岩の裏側に行けるようですね。
行ってみましょう!

天狗岩の周りには遊歩道があるので、ぐるっと回れるようです。

角取石(石垣の角に使う石)と書かれた標識があり、綺麗に切り出された石がゴロゴロと転がっていますね。
しかし、まるで遺跡のような雰囲気が漂っています。
遥か400年も昔の景色と、当時の石工さん達の作業風景、そして石を割る"カーンカーンカーン"という音が、今にも聞こえてきそうです。
この石達も、大坂城残石記念公園にあった石と同様に、大坂城に行く事が出来なかった"残念石"なんでしょうね。
天狗岩丁場には666個の種石(石垣用の石を切り出す前の状態の石)や、そげ石(石垣用の石を切り出した跡)が残っています。

天狗岩の裏に周ると、"種石"と書かれた大きな石があり、ノミを使って掘られた矢穴(矢を打って石を割るための穴)が一列に並んでいます。

観察してみると、楔(くさび)状の矢を打った跡でしょうか、石の一部分が割れていますね。

永い年月が経過したのを物語るかのように、石の間からは木が生えていますね。

こうやって見ると、急勾配の場所で沢山の石が切り出されたんですね。

作業を途中で中断した石も沢山あります。

今にも滑り落ちてきそうです(゚△゚;ノ)ノ
更に進んで行くと、大きな岩のトンネルがありました。

この穴を通って行くよう指示されていますね。
しかし、この穴は人工に開けたものなのか、はたまた自然のものなのか...

岩と岩の間は狭く、かなりの圧迫感がありますね。
私の職場にいるファットボーイのM君だと、かなり厳しいと思います(笑)

トンネル上部には、ノミで掘られた矢穴が確認できました。
ここに大きな隙間を作り、この大きな岩も切り出そうとしたのでしょうか...

いやぁ〜 なんとも凄い体験でしたぁ。
前々回に紹介した、大坂城残石記念公園でも小豆島の石の歴史を学んだのですが、ここ天狗岩丁場ではより体感的に歴史に触れる事ができました。
ぜひ、大坂城残石記念公園と天狗岩丁場をセットで訪れていただきたいです。
しかし偶然に立ち寄り、物凄い光景を目の当たりにし、ここで当時の人達が石を切り出している情景を目に浮かべると、何とも感慨深いですね。
ひょっとすると、わたしの知り合いの石工さんのご先祖さんも、ここで石を切り出していたかも⁉︎
そんな事を考えながら、思いを馳せ天狗岩を後にします...
○天狗岩丁場
トイレ:有(綺麗)
自販機:有
杖:有
駐車場:比較的広いスペース有(車数台可)
穴ぼこ:多数有
次の目的地は、朝食をいただきに『木原食堂』に向かいたいと思います。(また食うんかーいw)
それでは、今回はこのへんで...m(_ _ )m
【2021年 5月】
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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