それでは、早速行きましょう♪
最初の目的地は『道の駅 大坂城残石記念公園』に向かいます。
前回のエンジェルロードから『道の駅 大坂城残石記念公園』へは、海沿いのルートを走るので、時間にして約30分です。
内陸部を縦断すれば、かなりのショートカットになるのですが、やはり本題は海を眺めながらの小豆島一周となるので、景色を楽しみながらのんびりと遠回りで向かいたいと思います。

背景に山々が連なり、美しい海岸線ですね。

小豆島の墓地には、写真のようなピラミッド型のお墓をよく見かけます。
あれは、新たにお墓を作った人や、島を離れ他の地にお墓を作った人達の、役目を終えた墓石を積みあげられたものです。
縁が無くなったという事で"無縁さん"と呼ばれているそうで、ピラミッド型に積まれた墓石群は小豆島独特の文化のようです。

心地よい潮風を受けながら、再び海沿いの道を走ります。
やはり海は最高です... ずっと走っていたい気分です。

『道の駅 大坂城残石記念公園』に到着です。
小豆島の名産である花崗岩(かこうがん)は、戦国時代の終わりに冬の陣・夏の陣で落城した大坂城を修築する際、徳川幕府によって多くの花崗岩が切り出され、大坂城に運ばれました。
ここには、使われなかった40個の残石を展示しています。
併設している資料館では、石切の加工や運搬にまつわる資料、小豆島から大坂城に運ばれた石の歴史的背景等を知る事ができます。
そして、実際に使われていた石切の道具を手に取って見る事もできます。
ちなみに、40個の残石達は"残念石"と呼ばれているそうです(笑)

こちらが残念な石達です。
心なしか、寂しそうに見えるのは気のせいでしょうか(笑)

ズララララ〜っと40個あまりの残石。

かなり大きな石がゴロゴロと残念そうに並んでいますね。
ふて寝をしながら「まっ どうせワシらは役に立たんもんね」と、家でゴロゴロしてるお父さんのように見えてきました🤭

こちらのトムとジェリーに出てくるチーズみたいな石も、非常に残念な状態となっております🧀
これは石を割るために、ノミで穴をあけ、楔(くさび)を打った跡ですね。
しかし、これだけ打って割れないものでしょうか⁉︎もう蜂の巣状態ですね(;・∀・)

修羅(しゅら)という船のような道具を用いて、大きな石を運んだという事が書かれています。
修羅?何か変わった名前ですねぇ。
どうも気になります🧐
調べてみると、修羅の名前は "阿修羅が帝釈天と争って勝ったという仏典の故事から「帝釈(大石)を動かせるのは修羅」に由来する"とあります。
この修羅と下に敷いている"ころ"、そして "てこの原理"を使うと摩擦抵抗が小さくなり、30tの石が数十人から、100人までで運搬できるとあります。
う〜む 名前の由来は「大石はめちゃくちゃ強い修羅しか動かせんのだよ」という事ですねぇ。
しかし、先人の方々の知恵は本当に凄いですねぇ あとネーミングセンスも😁

こちらは、大坂城残石資料館(無料)です。
ちなみに「大坂城」と「大阪城」の違いは、明治以前の"おおさかじょう"は「大坂城」で、明治以降は「大阪城」という定義のようです。

こちらは館内の様子です。
当時使用された道具や歴史的資料が展示されています。

小豆島には、11箇所の丁場があったんですね。

道の駅から見える山も、大きく削られ岩肌が確認出来ますね。
地図からすると、宮ノ上丁場跡でしょうか。

こちらは、道の駅の売店コーナーです。
醤油やオリーブ、素麺等、島の特産品なんかが販売されています。
店内には、イートインコーナーもあり素麺なんかの食事も可能です。

醤油やオリーブを使った、ご当地アイスも販売されています。
醤油とアイスって合うんですよねぇ〜👍
『道の駅 大坂城残石記念公園』は、小豆島の石の歴史を知る事が出来ます。
海沿いの県道26号線沿いにあるので、休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
☆道の駅 大坂城残石記念公園
営業時間:9:00〜17:00
定休日:無休
駐車場:有(車13台)
それでは、次はランチです😋
グルメツーリング!と大々的に謳っておきながら、やっとのグルメです🙇🏻♂️
ランチをいただくのは、穴子料理等で有名な『食事処 うめもと』さんにお邪魔します。
『道の駅 大坂城残石記念公園』から『食事処 うめもと』までは、距離にして約25キロ、時間にして約30分程ですね。

海沿いを走っていると、大きく岩肌があらわになった山があり、そしてその麓には石材屋さんがありました。
現在でも、沢山の石が切り出されてるんですね。

ガンガンの岩肌ですね(笑)
ひょっとして、小豆島の島自体が巨大な岩なのではないでしょうか⁉︎🧐

海の景色も、山の景色も素敵な小豆島... しかし前方の山も、なんか形が"岩"っぽいですねぇ。

海と山々
(岩々)を楽しみながら、島ツーリングです。

『食事処 うめもと』さんに到着です。

どど〜んと、穴子推しの黄色い看板!
いや〜 楽しみですね〜( ^ω^ )
ではでは、早速店内へ。

店内は"漁師町の食堂"といった印象で、とても落ち着いた雰囲気です。
漁に使う、網やブイが内装のインテリアに使用されていますね👍
店内は非常に清潔で、厨房もピカピカです✨
メニューを見てみましょう。

おぉ〜!好物の"あじフライ"があるじゃぁないかぁ!そして、時々無性〜に食べたくなる"海老フライ"も!(;・`д・́)…ゴクリ
これは迷いますねぇ(´ω`)
やはりここは"穴子推し"全開なので、心を鬼にして"あなご丼"を注文ですね。
シマゴンなら、間違い無く好物の"カレーライス"を注文していた事でしょう( ゚∀゚)<プップー
このメニューの他に、島鱧(しまはも)と言われる小豆島の鱧を使った鱧丼や、甲いかバター焼き、いか焼き等がありました(๑´ڡ`๑)
しかし、どれもホント捨てがたい... もう全部食べたいです!(゚∀゚)
特上あなご丼(1,000円)の登場です!

おー!これは美味そうです!なんかキラキラと眩しいですね。
内容は、あなご丼と、汁物に島の特産品である素麺(にゅうめん)、そして岩のりとお新香
が付いています。

あなごの芳ばしい香り、そして醤油の匂いが食欲を掻き立てます!

では、いただきましょう!

おー!これは美味い!焼き穴子は硬いイメージがあるのですが、これは表面がパリッっと、そして中はふっくらとしています!
そして、あなごの焼き目が芳ばしい事 この上ありませんねぇ〜(๑´ڡ`๑)ペロリ
タレは甘めですが、甘すぎず上品な味付けで、小豆島の醤油の旨さを堪能です。
この穴子は、比較的あっさりしてみますが、旨味は非常に濃厚です。

ふっくらと炊き上げられたご飯との相性も抜群です!
いや〜 ここの穴子丼は一味違いますね。

出汁の効いたにゅうめんも、美味しくいただきました!
あっと言う間に、ペロリと完食です。
しかし、これで1,000円は安すぎると思います( ^ω^ )
うめもとさんでは、名物の『あなご弁当』も販売されているので、持ち帰りで海を眺めながら食べるのも良きでしょうね〜♪
福田港も近い事から、帰りの船で食べる方も多いそうですよ。
次回、小豆島に来る時もリピート確定のお店です(*´∀`人 ♪
オススメですよぉ〜\(^o^)/
☆食事処 うめもと
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
駐車場:有
予約可
お腹も満たされた所で「昼寝でもしますか」っと言いたいところですが、もう一箇所続けて周ります(笑)
次は、小豆島の定番&絶景スポットの『寒霞渓(かんかけい)』に向かいます。
『食事処うめもと』さんから『寒霞渓』までは、海沿いを走るので1時間程かかります。
これで、小豆島一周は大方完了ですd( ̄  ̄)

小豆島は、海のイメージが強いのですが、内陸部の景色も素晴らしいものがありますね。

寒霞渓に向かって、グイグイと山道を上って行きます。
この寒霞渓に向かって行く県道29号線は、"ブルーライン"という名のドライブウェイとなっております。
野生動物、特にイノやん(イノシシ)に注意しながら、慎重に走って行きます(`・ω・´)ゞ

クネクネ道のブルーラインを空に向かって走って行きます。
雲が非常に近いですねぇ。かなり上ってきましたよ。

寒霞渓(かんかけい)に到着です。

バイクは、専用の駐車場がありますよ。

それでは、展望台へ行ってみましょう。

あらららら 眺望は最高ですが少々曇っていますね(;・∀・)
対岸の、四国の山々もうっすらです...

ちなみに天気が良ければ、こんな感じです。(2019年5月撮影)
『寒霞渓(かんかけい)』は、日本三大渓谷美の一つに数えられ、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地です。
約200万年の歳月がつくりだした、日本屈指の渓谷美を望むことが出来ます。
展望台からは、幸せ祈願の瓦投げ(5枚200円)が楽しめ、目印の輪っかに瓦が通ると、願い事が叶うそうです。
ロープウェイもあるので、美しい渓谷を間近で楽しむ事も出来ますよ。

こちらは、併設されている売店です。
小豆島の特産品を中心に、お土産等が販売されており、軽食なんかもありますね。
大自然に育まれた小豆島を代表する、いや日本を代表する渓谷『寒霞渓』。
小豆島に訪れた際は、是非とも立ち寄っておきたいスポットですね。
☆寒霞渓(かんかけい)
営業期間:通年
営業時間:見学自由(ロープウェイ、売店は8:30〜17:00 時期により異なる)
休業日:無休
駐車場:有 200台(無料)
寒霞渓の近くに『美しの原』と『四方指(しほうざし)』の2つの展望台があるので、一緒に紹介しておきますね。
すぐ近くですが、歩くとキツいと思います。
そして、ここから西に下るルートは"寒霞渓スカイライン"というドライブウェイとなります。

まずは、こちらの『美しの原展望台』から。

展望台へと続く階段は、なんとも遺跡感がある造りになっています。

先程と同様に、曇りの影響でガスっていますが見晴らしは最高ですね。
寒霞渓から見る景色の、別アングルと言ったところでしょうか。
そして、美しの原からすぐ近くに、四方指展望台(しほうざしてんぼうだい)があります。

こちらが『四方指』の展望台です。先程の『美しの原』とは対象的で、近代的な造りというか... なんかゾウさんみたいですね(笑)

お〜 この重厚感(;・∀・) 上に行ってみましょう。

当然ながらガスっております!(笑)
起伏がありませんが、こちらも見晴らしの良い素晴らしい景色です。

今回は、展望台からの美しい景色を紹介する事が出来ませんでしたが、『寒霞渓』を中心に、『美しの原』、『四方指展望台』ともに空気が澄んでいれば、抜群のロケーションなので是非訪れてみて下さい。
フル回転で動き回ったので、少し疲れてきましたね(;・∀・)
ここは、ソフトクリームでも食べてパワーを回復したいと思います(`・ω・´)ゞ
グーグルで調べてみると... ムム!すももソフト⁉︎
なになに〜? 隠れた小豆島の特産品すもも。すもものフレッシュな甘酸っぱさが堪らない美味しさです!
お〜 これは是非食べに行かなければぁ〜( ^ω^ )
少し、長〜くなっちゃいましたね(´・Д・)
今回は、この辺で失礼させていただきます...
次回は、すももソフト、高見山公園の展望スポットを紹介しますね。
【2021年 5月】
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
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☆旅で使用した機材
●キャンピングシートバッグ2
ロングツーリングの必需品。使い勝手が良くクチコミ評価No. 1のシートバッグ。
非常に明るいレンズで背背景のボケもしっかり出て、優しくふんわりとした写真になりますよ。
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