ちょうどお昼時なので、まずはランチに行きたいと思います。
ランチは"播州" (ばんしゅう)"揖保川"(いぼがわ)と来れば、やはり『播州手延べそうめん揖保乃糸』ではないでしょうか😋
なので今回は、龍野エリアにある『霞亭』(かすみてい)で、そうめんをいただきたいと思います。
前回バイクを停めた龍野公園駐車場から数分の距離で、文学の小径を通るルートとなっています。文学の小径は桜道とも言われ、桜並木の美しい道のようです。
それでは、景色を楽しみながら『霞亭』に向かいたいと思います。

ここは、駐車場から出てすぐの『龍野公園』横の通りになります。
満開ではありませんが、綺麗に咲き誇っていますねぇ。

ほぼ満開の桜の木の前でパシャリです(*^_^*)

桜を楽しみながら先に進みます♪

こちらが、桜道と言われる『文学の小径』です。
ん~♪なんとも素敵な通りです(*´▽`*) 満開になると桜のトンネルになるんでしょうねぇ。
龍野神社の前で📸
先日、インスタグラムで文学の小径での写真をポストしたのですが、フォロワーさんに「高校時代の部活で、このエリアを走りまくりました😭」というコメントをいただきました😄
そういった話をいただき、この龍野の美しい景観と、部活に勤しむ学生さん達が走っている情景を目に浮かべると、なんとも哀愁が漂い、自分の事でも無いのにとても懐かしい気分になります😌
本当に素敵な町です☺️

文学の小径を下って行くと『霞亭』さんは、すぐ近くです。

市街地エリアに入りました。バイクだと問題ありませんが、道幅が狭い個所が多々あるので、車の場合はご注意下さい。
『霞亭』に到着です。

『霞亭』はミシュランガイドにも掲載された名店なので、非常に楽しみです。
お店に入ると、入り口でスリッパに履き替えるスタイルです。

店内は清掃が行き届いており、もちろん床もピカピカでした。そして奥にはテラス席もあるようです。
天気も良くポカポカ陽気だったので、私たちはテラス席に座る事に。
メニューを見てみましょう( ^ω^ )

温かみを感じる、手書きのメニューでイラストが良いですねぇ(*´▽`*)
そうめんは大きく分けて、冷やしか、にゅうめんとなっています。 室津産の牡蠣を使った、冬季限定の『牡蠣にゅうめん』もそそられますが、本日は汗ばむ陽気となってきましたので、冷やしそうめんにしました。
しかし『にゅうめん』って....よくよく考えてみると、何か変わったネーミングですねぇ。言葉の由来は、なんなのでしょうか⁉新しい麺?まさかねぇ(^◇^;)
調べてみると、煮麺、入麺の字があてられ「にゅうめん」だそうです!Σ(゚Θ゚)

冷やしそうめん(900円)が来ました。 美味そうですねぇ~(´ω`人)

竹の器に氷が敷き詰められ、その上にそうめんが2束盛られ、錦糸卵、椎茸、御津産(みつさん)の梅干しが乗っています。
それでは、いただきましょう(*^_^*)

コシがあって、非常にツルツルとしており、とても美味しいですねぇ。
家でそうめんを作って食べても「あ、そうめんねっ はいはい、おいしいねぇ そーめん そーめん」って感じなんですが、お店で食べるとこれがワンランクアップするんですよねぇ。 やはり、プロの技と素材なんでしょうね(^∇^)
そして、甘辛く炊かれた椎茸が、ツルツルの麺と濃厚な麺つゆにからまり、コクがプラスされて、これがまた美味しいですね。
味変で、麺つゆに御津産の梅を入れ、箸で潰して食べると、梅の香りとほのかな酸味が、濃厚な出汁に爽やかさが加わり、ツルツルツルっと食べると美味しい爽快感を得られます!(*≧∪≦)
そうめん2束は、一瞬で完食してしまいましたぁ。

梅がとても美味しかったので、梅ジュースを注文です。
たつのにある御津・黒崎綾部山の梅で作られた、お店特製の梅ジュースです。
さっぱりとしていて濃厚な梅ジュースは、疲れがスッと抜けて行く美味しさです。
黒崎綾部山の梅林も有名なので、2月から3月の梅の花が咲く季節にも訪れてみたいですね。
☆霞亭(かすみてい)
営業時間:11:00~16:00
定休日:水曜・第2木曜
駐車場:無(市無料観光駐車場有)
霞亭のすぐ近くに、たつの市のシンボル的存在『龍野城』があるので、少し寄ってみたいと思います。
ホントにすぐです。歩いて数秒くらいですよ(゚∀゚)
おぉ~、これは壮観な景色です!

ここは雑誌やネット、SNS等でよく見かける景色ですね。
龍野城は、天守閣は復元されていないので、龍野城跡になるのでしょうか。

石垣と、その上に建つ龍野城隅櫓(たつのじょうすみやぐら)の景色は迫力があり圧巻です。
隅櫓の向かって左側のみ桜が満開だったので、ラッキー?と言うべきでしょうか(笑) とても綺麗な景色ですね。

入場は無料で、中にはお屋敷があり、鎧や着物等が展示されているそうです。
また、次回ゆっくり中を散策したいですね。
今回は時間が限られておりますので、先を急ぎます!( ̄^ ̄)ゞ
龍野城から下って行くと、龍野城下町になります(当然かw)
古い町並みが今も残る人気エリアです。行ってみましょう!

白壁の蔵、武家屋敷、日本家屋が立ち並び、城下町風情が漂う素敵な所です。
"龍野 うすくち醤油ツーリングその1"の童謡の小径があった龍野公園から、この城下町までは距離にして1キロもありませんので、歩いて散策するのも楽しいでしょうね。
実際に沢山の観光客の方が、歩いて散策されていました。

浦川という水路があり、その脇には蔵等が並んでいます。
昔はこの水路を利用し、物資の運搬等に使われたのではないでしょうか。

こちらは如来寺(にょらいじ)で、1533年建立の古いお寺です。
こちらも、雰囲気の良いとても風情のあるお寺です。
バイクがタイムスリップして来たかのような、景色、景観が残っていますね。

日本の古い歴史に触れれば触れる程、今更ながら日本が好きになって行きます(* ´ ▽ ` *)

こちらは『うすくち龍野醤油資料館』です。
このレトロな建物は、以前はヒガシマル醤油の本社ビルだったようです。

入館料10円ですか(笑) これはネタでしょうか(笑) 行ってみましょう。

館内は、ジオラマや当時使用されていた桶や道具等が沢山展示されています。

レンガ造りの"麹室"(こうじむろ)も再現されていました(写真左上)。麹室は、混ぜ合わせた大豆・小麦に麹菌を生育させ、醤油麹を作ります。写真右上は仕込蔵で、大きな杉樽の中で、一年以上をかけて醤油を発酵熟成させます。右下の写真は圧搾機で、天井に向かって伸びている木(はね棒)を下に引っ張ると、てこの原理で圧搾し醤油を絞り出します。
そして写真左下ですが、幸運な事にヒガシマルの社長さん?にもお会いする事ができました....

ヒガシマル醤油さんのお土産ブースも併設されていました。
手軽で簡単に出汁が取れる『うどんスープ』もありましたよ。
「うどん うどん スープ♬ ウー!♪」と、心の中で歌いながら外へ。
うすくち醤油資料館には、沢山の貴重な資料が展示されており、入館料10円とは安すぎると思います。
ぜひ、立ち寄ってみて下さいね。
それでは、いよいよ今回のぴーきち的メインテーマである『たつの薄口醤油』を求めて、龍野で昔ながらの製法にこだわり、本物の醤油を造り続けている醤油醸造所の一つ『末広醤油』に向かいたいと思います。
醤油資料館から、末広醤油はすぐ近くですね。
ここで"うすくち醤油"の説明をさせていただきます。
関西の出汁文化、今や世界に誇る日本の出汁文化に、昆布、鰹出汁と共に外せないのが、薄口醤油です。
うすくち醤油は、味が薄いからでは無く、見た目が"うすい"→"淡い"(あわい)という事から『淡口醤油』(うすくちしょうゆ)と書きます。
見た目とは違い、うすくち醤油は濃口醤油に比べ塩分濃度が高く、出汁の風味を際立てる効果が科学的に実証されています。
そして、うすくち醤油は江戸時代中期に龍野で誕生しました。 なぜ龍野がうすくち醤油づくりに適していたかと言うと、播州小麦をはじめ、大豆、米、と品質が良く、瀬戸内の比較的温暖な気候と赤穂の塩等、環境に非常に恵まれていた事が挙げられます。
それから、最も重要なのが、たつの市を流れる『揖保川』(いぼがわ)です。 揖保川の伏流水には、鉄分が少なく『淡口醤油』づくりには適しているのです。
そうして、出来上がったうすくち醤油は、高瀬舟で大消費地である大阪、京都に運ばれました。
意気揚々と『末広醤油』に行ってみると、なんとお休みです!
そうなんですよねぇ 普通の醤油蔵は土日はお休みなんですよねぇ|ω・`)
ぴーきち:うぉー!これでは、龍野うすくち醤油ツーリングと題した今回のネタが、企画倒れになってしまうではないか!
しゃちょーシマゴン:まぁまぁ諦めるのはまだ早いよキミィー
ぴーきち:いやいや、うすくち醤油ツーリングですよぉ!しゃちょー!
しゃちょーシマゴン:これを見たまえ!(スマホを差し出す)
ぴーきち:なになに『カワラヤ』? 龍野醤油ソフトクリームと、たつのの厳選セレクトショップ?末広醤油も取り揃えて....おぉ~!凄いぞ!しゃっちょさん!
『カワラヤ』までは、車で4分程です。

こちらが『カワラヤ』です。町家を改装したモダンでオシャレなお店ですね。

おぉ~!店内奥には、たつのの厳選された名品達が肩を並べているではありませんか! 何かとても神々しく見え、手を合わせたくなります。
すぐにでもあの醤油の棚に飛びつきたいところですが、ここはグッと我慢し、先に醤油ソフトを食べようではありませんか!(笑)

醤油ソフト以外に、なんと ぽん酢ソフトもあるではありませんか!
これは迷う!醤油ソフトは、小豆島や和歌山で何度も食べているので、大方の想像はつくのですが、ぽん酢ソフトは食べた事が無いので未知数であります!🤤

しかし、結局は醤油の妖艶な誘惑に負け『龍野醤油ソフトクリーム』を注文です(;^_^A
紹介出来なくて申し訳ございません( /ω)

ほんのり褐色の醤油ソフト( ^ω^ )
お店の方が「奥にテラスがあるのでどうぞぉ」と、仰るので行ってみる事に。
お店を出て、すぐ脇に通路がありました。

細い通路を奥へ進んで行きます。

奥のテラスには、テーブルが2つと、ベンチがありました。
ここはゆっくりくと、つろげそうですね。
あと、灰皿もありましたよ。
肝心の醤油ソフトの味ですが、やはり間違いない味ですね( ^ω^ )
醤油の芳ばしさと塩味が、甘くて冷た~いソフトクリームと相まって、キャラメルのような味わいで美味しいです。
それでは、お店に戻り醤油を買いにいきます(*≧∪≦)
お~あります !末広醤油がありますよぉ!

薫紫? ほぉー、これは燻製醤油ですか⁉ そして濃紫は、濃い口醤油ですね。そして、真ん中の淡紫が、薄口醤油ですね...って無い!売り切れか⁉
お店の方に聞くと、やはり売り切れのようです( ;∀;)
私が落胆しているとお店の方が、『カワラヤ』の母体のお店『クラテラスたつのに』に行けば、沢山の醤油が揃っているとの事です。
『クラテラスたつの』も『カワラヤ』と同様に、たつのの名産、特産品のセレクトショップで、沢山のお土産、そしてカフェを併設しているお店との事です。
よぉ~し!とグーグルマップで確認すると、最初にウロウロしていた城下町ではありませんか!(;'∀')
「まっ 醤油ソフトも食べれたし、近いから良いではないか」と、戻ります。

あっち行ったり、こっち行ったりと... まぁそれが楽しいんですよねぇ アハハッ(;^ω^)
少し長~くなりすぎたので、今回はここまでにしますね(;^_^A
次回は、引き続き『龍野 うすくち醤油ツーリングその3』となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
【2021年 3月】
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☆旅で使用した機材
●単焦点レンズ
非常に明るいレンズで背景のボケもしっかり出て、優しくふんわりとした写真になりますよ。
●オリンパス ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkⅢ
ぴーきちの相棒OM-D E-M10 MarkⅢ。軽量コンパクトでツーリングには持ってこいです。コスパも良いので是非チェックしてみて下さい。
●GoProHERO8
走行中の動画と静止画を高画質で撮影できます。
●GoProHERO9こちらは最新版のゴープロのHERO9
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