少年の頃の記憶が蘇る『童謡の小径』
今回は、古い町並みが今も残る『播磨の小京都』兵庫県のたつの市です。童謡『赤とんぼ』の舞台にもなった たつの市は、古い町並みと牧歌的な風景が今も残り、どこか切なく懐かしい気分にさせてくれる素敵な町です。
そして、何と言っても"うすくち醤油"発祥の地でもあり、お醤油大好き『醤油のぴーきち』と異名を取る私としては、以前からずっと気になっていた町です。
うすくち醤油を求めて、そして魅力満載の『たつの市』を紹介させていただきます。
2021年3月21日
☆今回のルート
摂津南ICから近畿自動車道、山陽道を走り『新舞子浜』に向かいます。片道ですと約130キロ、2時間弱程で到着します。
新舞子浜から、たつの市内を散策して帰りの晩御飯に加古川名物の『かつめし』を食べて帰るルートです。
今回も、毎度の如く自動追尾型パトリオットシマゴンが同行です。
パトリオットシマゴンのパトリオットとは、米軍の自動追尾型地対空迎撃ミサイルのパトリオットミサイルからきています。
一度ロックオンすると、「ワシ、絶対逃がさんもんね」と、燃料が切れるまで永遠に追尾し続ける、恐ろしいミサイルなのです!
ちなみにパトリオットの英語発音は"ペィトリオッツ"です(いらん情報~🤣)
それでは、"ペィトリオッツシマゴン"と『たつの薄口醤油ツーリング』スタートです!

まずは、一般道から高速道路の近畿道に向かいます。3月といえども、早朝はまだまだ寒いです。しかし、空気は澄み切っており気持ちが良いです。
もちろん防寒対策バッチリで突撃しております(*・`ω´・)ゞ

最寄りの高速道路の乗り口、摂津南ICから近畿道を走ります。
今日は、朝から青空が広がり良い天気になりそうです(*^_^*)

左手に、万博記念公園にあるエキスポシティと観覧車が見えてきました。 近いのに行った事ないんですよねぇ(;'∀')

近畿道から山陽道を走ります。

山陽姫路西ICで高速を降り、新舞子浜のある海に向かいます。
新舞子浜に向かう理由は、ペィトリオッツシマゴンが「どうしても海が見たい!」と、いうのと"干潮時には物凄い絶景が広がる"という情報を仕入れたので、行ってみる事にしました。

新舞子浜の近くまで来ると、菜の花畑があり、何やら農家の方(かかし)が賑やかにしていました(笑)
後で寄ってみたいと思います。

新舞子浜に到着です。

まぁ、絶景というよりも通常の海水浴場ですね(;^_^A
しかし、満潮と干潮の差が大きくなる"大潮"の干潮時、特に冬の朝日が昇る夜明けには、このような絶景が広がります!

この写真は、たつの市観光協会さんにお借りしましたぁ💦
タイミングさえ合えば、何とも幻想的で素敵な景色を眺める事が出来るようです。

絶景を期待していたシマゴンでしたが、海水浴場を眺め「アカンかぁ~、なんでやぁ」と呟いています。
まぁ、何も考えずに来たのですから、当然っちゃぁ当然ですね(笑)

せっかくなので記念撮影です。
しかし、このビーチは防波堤等の遮る物が無いので、見晴らしが良く素敵な海水浴場ですね👍
それでは、先ほど通りかかった"賑やかな菜の花畑"に行ってみましょう。

これは何とも美しい景色です。

黄色と緑の色彩は、目に優しくとても癒されますね。

"なのはなまつり"の、のぼりが上がっていますが、朝が早いせいか私達と農家の方(かかし)以外は誰もいませんでした(笑)
しかし、農家の方(かかし)がめちゃくちゃ気になりますね(笑)
早速、シマゴンがふざけ出しました(笑)
シマゴン:あなたの...娘さんが... 悪の組織ショッカーに誘拐されました....
母かかし:ウチのカナ子がぁ⁉︎お父さん!カナ子がぁぁぁ!
父かかし:母さんやぁ!ここはワシに任せるんじゃ!
と、言っているように見えますねぇ🤣

シマゴンもすっかり家族の一員です🤣 違和感なし!
美しくも、何とも賑やかな"菜の花畑"でした( ^ω^ )
それでは、たつの市内に向かいます。
たつの市内に向かう途中の、揖保川(いぼがわ)の河川敷には桜並木があるようです。
今の季節、満開だと良いんですが...

あらららぁ~、残念です。
一分咲き、二分咲きと言った所でしょうか。 場所によっては満開なのですが、恐らくここもあと1日か2日で満開でしょうね。

ま、これも風情があって良いと思います(´▽`*) (言い聞かせているw)
それでは、このまま揖保川(いぼがわ)を北上し、たつの市内に向かいます。
そして、まず最初に訪れるのは『童謡の小径』(どうようのこみち)です。

たつのの市街地に入り、前方に見える小高い山、白鷺山(しらさぎやま)に『童謡の小径』があるようです。

目的地付近に到着すると、大きな駐車場「龍野公園駐車場」がありました。

観光バスも停めれるくらいの大きな龍野公園駐車場(無料)にバイクを停め、徒歩で『童謡の小径』に向かいます。

駐車場に観光マップがあるので位置を確認します。
地図には桜のイラストが描かれている事から、どうやら桜の名所のようです。

駐車場のすぐ近くに『童謡の小径』の入り口?を発見です。

なんだなんだ?と右も左も分からない状況だったので
、ここから入って行く事に。

地図で確認すると、私達がいる反対側にメインの入り口?があるようです。
「まぁ、どちらから行こうが同じ事ではないか」と、言い聞かせ進んで行きます。
緩やかな上り坂を進むと、何とも素敵な景色が広がっていました。

桜のピンクと、山ツツジの紫、そして緑の葉のコントラストがなんとも綺麗な景色です。
そして、奥に何やら石碑が見えるので行ってみましょう。

石碑には、童謡の『ちいさい秋みつけた』の歌詞が刻まれています。
何気に、石碑の前に立つと『小さい秋みつけた』のメロディーが流れてくるではありませんか!
メロディーに乗せられ「ち~さいあ~き ち~さいあ~き」と思わず口ずさんでしまいました。(春ですがw)
いやぁ何でしょうか... 童謡って何か胸にグッときますね。
『童謡の小路』は、童謡「赤とんぼ」の作詞者 三木露風さんの生誕地にちなんで、龍野市は昭和59年に童謡の里として都市宣言を行いました。
そして全国に、あなたが選ぶ「童謡」の募集を行い、その中の上位8曲を選び、作詞者の出身地の石を使用して、歌碑を設置しています。
歌碑の数は合計8基で、赤とんぼ、里の秋、夕焼け小焼け、七つの子、ちいさい秋みつけた、みかんの花咲く丘、月の砂漠、叱られてがあり、歌碑の前に立つと童謡のメロディーが流れる仕組みになっています。
この美しい日本の景色と童謡のメロディーが相まって、何かとても懐かしい気分にさせてくれます。

風景と童謡のメロディーを楽しみながら、童謡の小径を進んで行きます。

階段が少し急勾配になってきましたが、険しいレベルではありません。

階段を登りきると、四等三角点 日山の標識がありました。 ここが頂上でしょうか。

そして、可愛らしい展望台を発見です。
展望台からの眺めです。現代の建物、マンションや住宅が広がっていますが、山間から平野部にかけての長閑な風景は、どこか懐かしく郷愁の念を抱きます。

そして、ここからは下って行くようです。

「七つの子」の立派な歌碑や....

「叱られて」の歌碑の前に立ち、それぞれのメロディーを楽しみながら、小径を進んで行きます。

そして、またもや展望台を発見です。

こちらは揖保川(いぼがわ)を望む景色ですね。
展望台から、少し進むと「夕焼け小焼け」の歌碑がありました。
では、この場所で動画を撮ったので、雰囲気を味わっていただければと思います(*´∀`人 ♪
シマゴン:さっ 帰りますかぁ
ぴーきち:そやなぁ.... 帰ろ って何でやねん! これからよ これから!(笑)
シマゴン:ほんまですねぇ まだ何も食べてませんわ!
ぴーきち:食べる事ばっかりやなぁ チミ(君)はぁ

いやぁ~、『童謡の小径』本当に素敵な所でしたぁ。何かとても心が豊かになったというか、忘れかけていた大事なモノを思い起こさせてくれたような...そんな気分です(*^_^*)

坂道を下りきり園内を出ると、童謡の小路のアーチがありました。
やはり、こちらが入り口でしょうか(;^_^A
ま、逆からでも問題無く楽しめましたよ(^-^)/

私たちが進んできた方向の右手のエリア(哲学の小径)にトイレもありましたよ。

確かこの辺です。

しかし、この龍野公園周辺は山ツツジや桜が綺麗で本当に素敵な所です。
秋には紅葉も、さぞかし美しいでしょうね(*^_^*)
それでは、駐車場に戻りバイクに乗って散策を続けましょう!
今回はここまでとします(・Д・)ノ
次回は、引き続き『龍野 うすくち醤油ツーリングその2』となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
【2021年 3月】
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☆旅で使用した機材
●単焦点レンズ
非常に明るいレンズで背景のボケもしっかり出て、優しくふんわりとした写真になりますよ。
●オリンパス ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkⅢ
ぴーきちの相棒OM-D E-M10 MarkⅢ。軽量コンパクトでツーリングには持ってこいです。コスパも良いので是非チェックしてみて下さい。
●GoProHERO8
走行中の動画と静止画を高画質で撮影できます。
●GoProHERO9こちらは最新版のゴープロのHERO9
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