新鮮、プリプリ、濃厚な旨味が炸裂する相生湾(あいおいわん)の絶品焼がき
ぴーきち「以前、伊勢ツーリングに行った時に牡蠣小屋が沢山あったのをチミ(君)は憶えておるかね」
シマゴン「憶えているも何も、あの焼牡蠣の香ばしい匂いが忘れられんズラぁ~、むにゃむにゃ」とシマゴンは目をつぶってあたかも牡蠣を頬張っているかのように口を"むにゃむにゃ"と動かしています(笑)、
シマゴン:まさか!今回は牡蠣ツーリングか⁉
ぴーきち:です。です。(そうです)
シマゴン:しかし前回と同じ場所を走るのは新鮮味がありぁしませんねぇ...
ぴーきち:フフッそう来るだろうと、ちゃんと調べておいたのだよ!今回は兵庫県の相生(あいおい)にある牡蠣小屋ツーリンングだよ。
シマゴン:相生⁉相生って牡蠣が有名⁉ホンマに⁉聞いたこと無いなぁ~。
ぴーきち:ホンマにチミ(君)は何も知らんなぁ~。兵庫県は牡蠣の収穫量が全国4位で、7位の三重県よりも上なのですよ(ぴーきちも知らなかったw) まさに牡蠣のパラダイスです。(笑)
シマゴン:牡蠣のパラダイス⁉ガチですか⁉よし!では相生に突撃ですな!
ぴーきち:です!です!(そうです!)
シマゴン:うぉ~、待ってろよぉ~相生牡蠣ぃ~、むにゃむにゃ🤤
2020年12月19日
という訳で今回は相生(あいおい)に牡蠣を食べに行く牡蠣ツーです(笑)
☆今回のルート

阪神高速12号守口線→3号神戸線→第二神明道路→姫路バイパス→国道2号線で牡蠣小屋のお店『焼がき大豊』さんへ向かいます。
『焼がき大豊』から海沿いの『はりまシーサイドロード』を走り、道中にある『万葉の岬』へ。
帰りは山陽自動車道を走り三木SAにある名物ラーメンを食べて帰るルートです。
それでは牡蠣のパラダイス。相生牡蠣ツーリンングスタートです!

まずは阪神高速を走って行きます。
季節は12月半ば、冬本番でかなり冷え込んでいます。

シマゴンが朝食を摂っていないので神戸にある京橋SAで休憩です。
そして今回は防寒対策としてコイツを試してみました。

目出し帽です!見てくれは危険人物⁉ですが、これはマジで温いです!(笑) フルフェイスなら要らないのでは⁉と思うのですが、ヘルメットからの隙間風がほぼ感じられず頭がポカポカします。
シマゴンはネックウォーマーをしていますが、首までスッポリ覆うのでネックウォーマーもいりません。
そして口元は3D構造で膨らみがあり息苦しく無く走行中も快適です。
●防風 3Dフルフェイスマスク
頭部の冷風さよならアイテム。真冬におススメです👍

足元はコイツで固めてみました。コミネの『トゥーウォーマー』です。
ネオプレン製で靴下の上から履くのですが、真冬では"無いよりマシか"という微妙なアイテムでした。しかし今回靴下用の貼るカイロと併用すると、寒さでつま先が痺れる事はありませんでした👍
電熱式のモノもあるようなのですが、バッテリーが邪魔なのでこの使い方ならかさばる事なく真冬も我慢できる範囲でした。(近畿エリア)
サービスエリアの売店でシマゴンは小さい菓子パンを購入し、大事そうに食べています。
優しい表情で大事そうにパンを食べているシマゴンに”なぜ小さなパンをたべているのか?”と聞くと、あの優しかった表情が急変し、まるで赤ずきんちゃんのオオカミを彷彿させる表情で「美味しい牡蠣をいっぱい食べるためだよぉ~」と、言い残してパンを食べ続けていました(;'∀')

阪神高速神戸線の淡路島手前、月見山から第二神明道路を走ります。

明石西ICで高速から国道2号線の加古川バイパスを走ります。
スカッと晴れてきました。冬は過酷ですが空気が澄んでいるので空がとても綺麗ですねぇ。
国道2号線をしばらく走ると相生(あいおい)に到着です。

相生市内から海側に南下すると牡蠣小屋の『大豊』まではすぐです。

カキ小屋のある相生湾の漁港が見えてきました。

相生湾に牡蠣養殖の筏(いかだ)が見え、とても素敵な景色が広がっていました。
通常牡蠣が食べごろになるのに2~3年を要するのですが、相生湾には揖保川(いぼがわ)と千種川(ちぐさがわ)の山の栄養分を沢山含んだ雨水が流れ込んでいるので『相生牡蠣』は約半年で出荷できる大きさに成長するそうです。
山の栄養分を沢山含んだ牡蠣...楽しみです( ^ω^ )

漁港付近には数軒の牡蠣直売所がありました。
☆焼がき 大豊

『焼がき 大豊』さんに到着です。
駐車場はかなり大きく、車で約30台が停車できます。
バイクを停車しシマゴンが"食うぞぉ~"と、言わんばかりに防寒用に着ていた黄緑色のイージスを脱ぐと目を疑う光景が飛び込んできました!!!
ぴーきち「う、嘘やろぉ~!」「迷彩モコモコセットアップかよぉ!」🤣
シマゴン:どうですぅ♪スゴイでしょぉ♬👍
ぴーきち:それアカンヤツやろぉ!ヤバいヤツやん!ちょっとした戦争やん!
シマゴン:もう戦いは始まっているであります!
ぴーきち:アカン、怖すぎるわ!完全にガチ勢やん!戦争ガチ勢やん!w
シマゴン:突撃でぇ~あります!(敬礼)
ぴーきち:一緒に歩きたくないわぁ~ ここは他人のフリやw
シマゴン:とぉ~つげきぃぃぃぃ!!!

まずはコチラの店内で支払いを済ませます。
☆牡蠣食べ放題 料金
大人(一名)
45分 2000円
60分 2700円
90分 3300円
小人(一名 小学生のみ)
45分 1250円
60分 1500円
90分 1700円
※2020年12月19日現在
私たちは食い意地が張っているので90分コースを選択しました(笑)

そしてこちらがオプションメニューです。ホタテ、アサリ、ハマグリは売り切れ?でしょうか。
せっかくなのでアワビとイカ、そして飲み物は生ビール!と言いたいところですが、ノンアルビールを注文です。
カキご飯セットもありましたが「牡蠣が食べれなくなるであります!」と、シマゴンが軍事的に言うので諦めました(笑)

店舗の向かいに屋根付きのテーブルとイスが設置された焼き場があります。
シマゴンが「早く食べましょう!軍曹!」と急かします。
ぴーきち:誰が軍曹やねん!
好きな席を選び、しばらくするとドカッと炭が運ばれ、またしばらくするとドカッと業務用の大きなカゴで牡蠣が運ばれてきました。

こ、これはかなりの量ですよ! こんなに食えるのか⁉というくらいの量です。
ぴーきちは無類の牡蠣好きなのですが、"食べ過ぎて牡蠣が嫌いになったらどうしよう"という不安が頭をよぎりました(;´・ω・)
しかしそんな事は一瞬で忘れ「料金以上に食べてやるぜぇ~」と、欲望丸出しのマッドドッグと化しギラギラとした目で牡蠣をジロ~っと見つめていました(笑)

そしてこちらがオプションのアワビとイカです。
よくよく見るとかなりグロテスクなコンビです。まるで宇宙からの侵略者のようですね(笑)
アワビは活きが良く、うにょうにょと動いています(;'∀')

調味料は醤油、ポン酢、ゆずポン酢、そして写真にはありませんがポッカレモンが常備されています。
薬味や調味料は持ち込み自由で、焼き網(100円)を購入すれば肉類も持ち込む事ができます。
さすがに牡蠣小屋に来て、肉を食べる気はしませんが(;'∀')
ちなみに飲み物と魚介類は持ち込み不可です。

まずはノンアルで乾杯です♬

牡蠣の焼き方が書かれた用紙がありました。
ふむふむと一読し、早速焼いて行きたいと思います。

ネットでは大ぶりの牡蠣と謳われていたのですが、やや小ぶりでしょうか。
ぴーきちは小ぶりの牡蠣の方が好きなので嬉しいのですが、タイミングや時期によって多少は大きさが変わるのでしょうね。

牡蠣を網の上に並べ、しばらくすると貝の隙間からエキスがしたたり煙を上げ牡蠣の香ばしい"たまらん香り"が辺りに広がりますo(≧ω≦)o
固唾を呑みながら牡蠣を見つめているその時でした!
牡蠣の一つが"プシュ~" "パンッ!"と大きな音を立てた瞬間に殻の隙間から牡蠣エキスが噴水のようにほとばしり、ぴーきちのおニューのズボンに命中したのです!!!
ぴーきち:うぉ~!わ、わたしは今!何らかの攻撃を受けているぅぅぅ!
シマゴン:大丈夫ですか⁉軍曹!🤣
冷静さを失い何を言っているのか分からずパニックなっている私を見てシマゴンがゲラゲラと笑っています(; ・`д・´)
そして、その時でした!
ゲラゲラ笑っているシマゴン目がけて牡蠣の栄養満点熱々エキスが、彼の顔面とモコモコ迷彩ダウンジャケットにブシャ!っと炸裂しました!
シマゴン:熱いぃぃぃ!撃たれた!衛生兵!衛生兵を呼んでくれぇ!!!
これはマジでシャレになりません(笑) いったい何と戦っているのでしょうか⁉(笑)
シマゴン:顔はアカン!顔は勘弁してくれ(笑)
そしてナイフを入れ殻を剥がすとぉ

こりゃたまら~ん!牡蠣がエキスの中でぐつぐつと踊っております!
もうそろそろ行けそうですよぉ... ゴ、ゴクリ...

まずは何もつけずに牡蠣そのままで。
うわぁぁぁぁ!何じゃこの美味しさはぁ!こんな美味しい牡蠣は初めてや!
プリプリの牡蠣を噛みしめるとジュワワワワぁぁぁ~と濃厚でクリーミー、そして天然の旨味成分グルタミン酸が口いっぱいに広がり、そして同時に磯の爽やかな香りが鼻腔を駆け抜けて行きます!
この小さなボディーの中に旨味のエキスがパンパンに詰まっています!
これはもう宇宙的な旨さです!
そうや!これは小さな宇宙やで!
よく見ると牡蠣もグロテスクで宇宙人に見えてきたわ!
今回はこのパターンで決まりや!
そう!この相生牡蠣はぁぁ!
旨味エキスの集中攻撃を繰り返すぅぅぅ
トムクルーズも真っ青のぉぉぉぉ~
宇宙戦争やぁ!!!
これはもう世界征服も狙える旨さです(笑)
以前、伊勢のおかげ横丁で食べた牡蠣も相当美味しかったのですが、その旨さを遥かに超えています。
そして、調味料の持ち込みOKと聞いて醤油大好き"醤油のぴーきち"は黙っちゃぁいませんよ(笑)

持ってきました!『角長』さんのお醤油
(^-^)/

醤油と牡蠣のエキスが炭火にしたたりスモーキーな香りでもう完全にやられました。
そして醤油の衣をまとったプリプリの牡蠣を口の中に入れると、旨味の集中攻撃が止まりません!
やはり角長さんの醤油は凄い!旨味の相乗効果です!
もうこの旨さの攻撃に降伏です....
いや、幸福か!(笑)
そしてここで秘密兵器を投入です!

前日に鰹と昆布でとった出汁です!(何が秘密やw)
鰹と昆布の旨味成分を抽出した出汁を牡蠣に注ぎます。
出汁でぐつぐつと焼いて行きます...
うぉ~!これも凄いです!牡蠣、鰹、昆布、醤油のうま味成分グルタミン酸×4のスーパーカルテットを奏る旨さです!👍

オプションのアワビを焼きます。

持ってきたバターを一片乗せ、角長醤油をたらします🤤

ハサミがあるのでチョキチョキと切り分け、アワビの肝と和え完成です!

コリャたまらんです!プリプリと言うかプルンプルンの表現が適切かもしれません!その食感と濃厚な肝が絡み合った深い味わい...そしてバター醤油のコクと風味、全てが一体となってこぶしが効いたハーモニーを奏でます!
いや、ハーモニーと言うよりも演歌が適切かもしれません(笑)
こぶしの効いた演歌歌手!
まさに"貝界"の石川さゆりや!
これは日本酒があれば最高ですね👍
(貝界⁉ w)

牡蠣もバター醤油の"石川さゆり焼き"でいただきました👍

次はオプションのイカです。

良い塩梅で甘みがあり、間違いない味ですね👍
マヨネーズは持ってきて無かったのですが、醤油マヨで食べると更に美味しいと思います。

あとポン酢を入れて焼いたりもしました。
ポン酢好きのシマゴン改めポンゴンは、この食べ方がお気に入りのようでした(笑)
そうこうしている内に終了時間の30分前です(;'∀')
シマゴンが全く似ていないジャックバウワー口調で「もう時間が無いぞぉぉぉ!」と、いつものようにまくし立て一気に焼いて行きます。(;'∀')

最初は牡蠣エキスの攻撃を多々受けたのですが、後半になるとブシュッ!といった牡蠣エキス熱烈射撃はほぼなくなりました。
スタートの頃よりも炭は落ち着いており、ひょっとすると炭の火力が強いとブシュっとなるのかもしれませんね。
しかし炭が落ち着いてきているせいか、なかなか焼けないような気がします....
いや、これは焦っているせいでしょうか⁉
俺たちは「もっと一杯たべるんだ!」と言う欲深さが、より焦りを生んでいるのかもしれません(笑)
あまりの苛立ちに店員さんに「すみません、炭の火力が落ちてるんですが」と言うと「今一番良い状態ですわ♬」と言われ、やはり"苛立ち欲深マッドドッグ"となっているのは間違いありませんでした(笑)
そして制限時間の15分前になると大量に入った牡蠣のカゴがサッと下げられました( ;∀;)
最初、大量に入った牡蠣を見た時に「こんなに食えるか⁉」と思ったのですが全然食えます!
ひょっとすると永遠に牡蠣を食べ続ける事ができるのでは⁉という印象です(笑)
しかし、あまりの美味さに理性を失ってしまったのはお恥ずかしい話でした(;'∀')

他のお客さんが食べているのを見て「いいなぁ~」と思いながら牡蠣小屋の大豊を後にします....(いやし過ぎるw)
☆焼がき 大豊
営業時間:月・水~日・祝・祝前
10:00~16:30 LO15:00
定休日:毎週火曜日
※火曜が祝日の場合は、翌日振替で定休日
駐車場:約30台
電話:0791-22-6777
※ 『一年中食べられる』という事で詳細を電話で確認したところ、基本11月から3月くらい(遅くて5月)が牡蠣のシーズン(獲れたて新鮮)で、それ以降は冷凍の牡蠣で対応されているそうです。

かなり人気のお店なので必ず電話で予約する事をおすすめします(・Д・)ノ

裏手にある相生湾をの~んびり眺め、牡蠣の余韻に浸り出発です。
次は相生湾を走る"はりまシーサイドロード"からその岬にある"万葉の岬"に向かいます。
少し長くなり過ぎたので、今回はここまでとします(・Д・)ノ
☆まとめ
今回、生まれて初めて牡蠣小屋に訪れたのですが、あまりの美味しさに"なぜもっと早く経験しなかったのだろう"と非常に後悔しました。
相生湾の牡蠣は山と海のミネラルが豊富な事から、旨味がこれでもかと凝縮された最高の牡蠣を味わう事が出来ます。
海と山の恵みが沢山詰まった『相生牡蠣』...是非一度味わっていただきたいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!<(_ _)>
【2020年12月19日】
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☆旅のお供
☆角長醤油
醤油発祥の地、和歌山県湯浅町で170年の歴史を誇る角長醤油。昔ながらの天然製法で作られた醤油は抜群の風味と素材の旨味を最大限に引き出してくれます。
●単焦点レンズ
非常に明るいレンズで背景のボケもしっかり出て、優しくふんわりとした写真になりますよ。
●オリンパス ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkⅢ
ぴーきちの相棒OM-D E-M10 MarkⅢ。軽量コンパクトでツーリングには持ってこいです。コスパも良いので是非チェックしてみて下さい。
●GoProHERO8
走行中の動画と静止画を高画質で撮影できます。
●GoProHERO9こちらは最新版のゴープロのHERO9
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