
早朝6時出発の予定が昨晩調子に乗りすぎた結果、寝過ごしてしまい午前7時に出発です(;'∀')
まずは人が少ない内に金沢駅のシンボル『鼓門(つづみもん)』に向かいます。
宿泊したホテルクラウンヒルズ金沢から金沢駅まではバイクで12分程です。
金沢駅に到着すると既に沢山の観光客の方が撮影されていました(;'∀')
やはり1時間の遅刻が響いたと思われます
( ;∀;)

こちらは金沢観光協会さんのホームページからお借りした『鼓門』の写真です。
金沢観光協会では金沢観光PRの目的でフリー画像を沢山提供されています。
実際に間近で見ると堂々とした門構えに圧倒されます。

『鼓門』の前で”ドン!”とバイクと撮影したかったのですが「さすがにアカンやろォ~」と、少し離れて遠目に撮影させてもらいました。
これが限界ですね(;'∀')

コチラは夜のライトアップの様子です。
ライトアップの時間は基本的に日没~24:00となっています。
世界で最も美しい駅14選に日本では唯一選ばれた『金沢駅』
伝統と芸術が詰まった繊細でダイナミックな『鼓門』は是非、見ておきたいですね。
それでは次行きます🏍
次に向かうのは金沢を代表するスポット『ひがし茶屋街』です。
朝の9時~夜の7時までは車両侵入禁止となるので注意が必要です。
金沢駅から『ひがし茶屋街』まではバイクで10分程です。

『ひがし茶屋街』に到着です。
こちらは人影は無く時折、搬入のトラックが行き来する位でひっそりとしています。
ここはお茶屋さん等の古い街並みが残る金沢屈指の人気スポットです。
お茶屋とは芸妓さんとお酒や料理、芸妓遊びを楽しむ大人の社交場と言った所でしょうか。
関西では京都の祇園が有名ですね。
ひがし茶屋街では現在でも5軒のお茶屋が営業しています。
もちろん祇園と同様に、
一見さん(いちげんさん)はお断りでしょうね。
そして路地に入ってみると素晴らしい景色が広がっていました。

朝日がちょうど差し込み、石畳と古い街並みの御茶屋建築、そして朝日がバイクを照らしてくれました。

各建物には格子戸が設けられています。

この格子戸は『木虫籠(きむすこ)』と言います。
確かに木の虫籠に見えます。
『木虫籠』は縦に入っている木の形が台形になっており木幅の広い方が外側、細い方が内側になっています。
この構造は外からは建物の内部が見えにくいのですが、内部からは外の様子が見えるという性質を持っています。
当時、お客さんが他のお店に浮気しないように、屋内から木虫籠越しに芸妓さんが中から見張っていたと言われています。
以前この通りは古い建物と現代建築が混在していたのですが、観光地化に向けて建て直しと修復が行われ現在の伝統的な建物が並ぶ『ひがし茶屋街』となりました。
そして今では国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

日本の文化、そして歴史的建造物は本当に素晴らしい思います。
世界の人々を魅了する訳ですね。

そして『ひがし茶屋街』にはグルメや雑貨、古民家カフェ、伝統工芸品を扱うお店もあるので是非ゆっくり訪れたいですね。

それでは出発です。
シマゴンが「腹減ったぁ、腹減ったぁ~」と、漫画のようにお腹をさすっているので、次は『近江町市場』に向かいます(笑)
『近江町市場』は新鮮な海の幸や地元の野菜や特産品が豊富に揃う大人気の市場です。
その中でも海鮮丼はかなりの評判のようなので、私たちも海鮮丼を食べに行きたいと思います。
ひがし茶屋街から近江町市場まではバイクで6分程です。

まだ朝が早いので車も少なく観光客の姿もほとんどありません。

こちらは近江町市場のすぐ隣にある駐輪場です。
バイクも駐車可能なので、ここに停めて近江町市場に向かうと便利です。
しかも無料ですよ(*^^)v

シマゴンが空腹を我慢できず、私を置いて速足で近江町市場に。
Tシャツの袖をまくって、食べる気満々の様ですね(;'∀')

正月か⁉と思う位の人出です(;'∀')
時刻はAM8時15分ですが、かなりの観光客が押し寄せています。
町中に観光客が見当たらなかったのは、皆さん近江町市場に来ていたからですかね~(笑)

沢山の新鮮な魚介類が並んでおり、その場で食べる事が出来るお店もあります。

どこも行列が沢山できていました。
そして事前に調べておいた海鮮丼のお店に行ったのですが、なんと50組待ちです(;'∀')
シマゴンを見ると”この世の終わりだ!”と言わんばかりの悲壮感漂う顔で呆然としています(笑)
他のお店も行列が沢山出来ており、しばらく徘徊すると開店前でまだ行列が少ない『じもの亭』というお店を発見です。

店先にメニューの看板が出ておりどれも美味そうです🤤
これは迷いますね~😍
シマゴンの好物であるチャーハンとハンバーグは無さそうですね(笑)

どんどんお客さんが増え開店時には沢山の人が並んでいる状況に。
テーブルに座りお店のおススメ【海鮮丼 華】(2250円)を注文しました。
凄いボリュームです!
朝から贅沢過ぎと思うのですが、これも旅の醍醐味ですね。

大きいネタがこれでもか!と言う位に、てんこ盛りですね。

どのネタも新鮮でとても美味いです。
このボリュームで2250円はコスパがいいですね。
最初は「こんなに食えるか⁉」と、思ったのですがペロッと食べてしまいました。
シマゴンを見ると悲壮感は消えており、満足したのかお腹を”ポン、ポンッ!”2回叩き天井を眺めていました。

帰る頃にはさらに長蛇の列が出来ていました。
(;´・ω・)
☆じもの亭
営業時間
月~金:11:00~15:00
日・祝:9:00~15:00
定休日:水曜日
電話:076-223-2201
次は【兼六園】に向かいます。
近江町市場から兼六園までバイクで10分程ですね。
私たちはバイクでウロウロしているのですが、金沢市内は比較的観光スポットが集中しているのでサイクリングで周るのも良いかもしれませんね。

金沢は近代的な街並みと歴史ある古い建造物が見事に融合された素晴らしい街並です。
「バイクを停めれる場所はないかな~」と、兼六園の周りを走っていると駐輪場を発見です。

この駐輪場は数十台の自転車、バイクが無料で駐車できますよ。
電動機付きのレンタサイクルも沢山停まっていました。
駐輪場のすぐ横には正門ではありませんが兼六園の入り口があります。

シマゴンがやや
ジョジョ立ちぎみにポーズを決めながら「早く行くぜ!」と急かしてきます。

料金は何と大人320円です。
これは嬉しいですねぇ。
金沢市さん太っ腹ですね(*‘∀‘)
シマゴン改めジョジョゴンが「ぴーきちこれを見ろ!」と、言うので見てみると「な、何と!」

「ここにもあったか!」
Kenrokuen Garden→兼六園園ですね(笑)
以前も京都の丹後半島にあるTateiwa Rock→
立岩岩
そして和歌山のZaobashi Bridge→
蔵王橋橋
等のダブルネーミングがありました。
(詳細はタップ☝して下さい)
ん~何かこういう決まりというか、暗黙のルール的なものが存在するのか?それとも私が考えすぎか⁉と難しい顔をしながら兼六園に突撃です(笑)

園内は非常に広く、どこから回っていいのか分からないので、私たちはダブルシマゴンと化し誰かの後ろを自動追尾する事にします(笑)
ちなみに兼六園の面積は約11ヘクタールで東京ドームの約2.4倍もあります。

心が安らぐ美しい景色です。
この池は【霞ヶ池】という名前で天保八年に作られました。
池の面積はかなり大きく5800平方メートルです。
少し離れた所に噴水があるようなので行ってみます。

この噴水は先ほどの【霞ヶ池】から地下を通って水を引いています。
そして特筆すべきは高い位置にある【霞ヶ池】との高低差を利用する逆サイフォンにより一切動力を使わない日本最古の噴水となっています。
日本庭園で噴水があるのは非常に珍しいと言われています。

園内はどこも手入れが行き届いており、本当に美しいですね。

こちらは園内最古の建物でお茶室の【夕顔亭】です。

夕顔亭の脇に手水鉢があるのですが、これは椰子の木の化石で非常に珍しいそうです。

立派な松の木が見えてきました。
この松は【根上松】(ねあがりのまつ)と言い、注目はやはり根っこです。

高い盛土に植えられた松の根っこの部分を徐々に取り除き、根っこを現したものと言われています。

あちこちで庭の手入れをされている方々がおられました。
かがみながらの作業、大変だと思います。
本当にありがとうございます。
(画像は金沢市観光公式サイトより)
他にも沢山の見所があるのですが、以上とさせていただきます。
水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三大名園の一つ兼六園。
江戸時代から加賀歴代藩主により形づくられ日本の情緒、美意識、繊細さを体感する事ができました。
日本のみならず世界の人々を魅了してやまない名園に是非足を運んでいただければと思います。
それでは撤収です。

できれば金沢城公園や21世紀美術館にも行きたかったのですが時間の都合によりやむを得ません(´・_・`)
次回の楽しみに取っておきたいと思います。
帰りは福井県の山道を抜けて大阪に向かいます。

山間を抜け田んぼに差し掛かると、もうすっかり穂がたれていました。
本当に季節の移り変わりは早いものです。

「ぴーきち爺さんになるのも時間の問題やなぁ~」と、つぶやきつつ金沢の素晴らしい思い出にふけりながら、現実世界が待っている日常に帰る事にします...(笑)
以上で福井金沢ツーリングは完結とさせていただきます。
その1~その4とダラダラと長くなってしまい申し訳ございませんでした。
次回は帰り道に訪れたジビエ料理のお店を紹介します。
『じゃあ、その5やろぉ❗(`o´)』って感じなのですがw、帰りに訪れた福井の恐竜博物館がコロナの影響によりボツネタとなったので【時々グルメ】枠でそのお店を紹介させていただきます(;'∀')
最後まで読んで頂き、ありがとうございました<(_ _)>
【2020年9月21日】
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ジョジョゴンの奇妙過ぎる冒険
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