これこそ海の宝石!獲れたて新鮮の極上しらす
今回は少し時系列が前後して2020年10月26日 和歌山に訪れた際に立ち寄らせていただいた和歌の浦にお店を構える、しらす直売所の”やぶ新”さんを紹介します。
「この素晴らしい”しらす”を早く紹介せねば!」と、強い使命感を抱き先行報告させていただきます。
この日は有給休暇をいただき和歌山にソロツーに来ました。(すまんシマゴン)
仕事型人間であったぴーきちは「ずる休みじゃねーの⁉」と、心の中の悪魔がささやく妙な罪悪感を無視し、和歌山のアマルフィを目の前にして「ぴーきち、命の洗濯は大事なのよ💗」と、天使がささやく方に大きく頷き景色を満喫しました(笑)

アマルフィの詳細は後日ブログに書かせていただきます<(_ _)>
それではシラス丼です。
シラス丼をいただきにグーグルの言うとおりに和歌の浦漁港にある”おっとっと広場”にある"やぶ新"さんへ行ったのですがなんと定休日!
落胆していたのですが、漁港内に直売所(販売のみ)の”やぶ新”さんを発見です。

お店の前で作業をされていますねぇ。
行ってみます。

「写真撮っても良いですか?」と聞くと「どうぞ♪どうぞ~♬」と言っていただきました。

扇風機で風を当て、手作業で選別されています。(大変な作業です)

真っ白な美しいシラスです。
和歌の浦で捕れる”しらす”は釜茹で後の鮮やかな白さが特徴で、「生しらす」や「釜揚げしらす」は和歌の浦でしか味わえない最高の美味と言われているそうです。
眩しい位の美しさに感動し、同時によだれが出るくらいの美味しそうなシラス君達🤤
「今日はおっとっと市場は休みなんですか?」と聞くと、「そうなんよぉ~、平日はやってないんよぉ」と、やはり定休日です(;'∀')

このシラスちゃん達を目の前にして我慢できず、よだれをゴクリと飲み込みダメ元で聞いてみました(;'∀')
ぴーきち「こちらでシラス丼を食べさして頂く事って可能ですかねぇ💦」(無理ですよねぇ~💦アハッアハハハハッ)
店員さん「食べる?そうなん?いいよいいよぉ~」「〇〇ちゃ~んテーブルある?お客さん食べるってぇ、テーブルだしたってぇ~」
ぴーきち「うわぁ~、すみません」「わたしはどこでも大丈夫です💦」
聞いて良かったぁ~!
しかしめちゃくちゃ気を遣わせてしまいましたぁ(;'∀')
ゴメンなさい💦
釜揚げシラスと生シラスが入った「あいもりの丼ぶり」ができるそうなので、そちらを注文させていただきました。
しかしわたしはよくシラス丼を食べるのですが、生シラスは冷凍ものが多くあまり好きではありません....
ですが妙に気になり失礼を承知で「こちらのしらすはひょっとして、捕れたてですか?」と、聞くと朝の漁で揚がったばかりとの事。
ぴーきち「じゃあ、冷凍ではない生しらすなんですか⁉」
店員さん「そうですよぉ」
こ、これは凄いです(;'∀')捕れたての生しらすなんてそうそう食べれるもんじゃないぞぉ。
お店の中にテーブルと椅子を出していただき(本当にスミマセン)、待つこと数分......
うぉ~、こ、こ、これはぁ......

これは見た瞬間に理解しました!
間違いなく、間違いなく、間違いないやつやと....
いつもの生しらすは盛り付け時に、何と言いますかベトっとしているのですが、こちらの生しらすはシャキっとしているのです!

そして透明感とツヤが半端なく、眩いくらいに輝いているのですよ!
もう私には宝石にしか見えません!

すりおろし生姜、梅干し、大葉、海苔、ご飯の上に白ゴマが確認できます。
おかみさんが”生しらすはポン酢でどうぞ”との事です。

ん~ポン酢かぁ、ぴーきちはどちらかと言えば”
醤油のぴーきち”と異名をとるくらいの醤油好きなのですが、ここはおかみさんの言う通りにポン酢でいただきます。

もう箸で持った瞬間に、この”しらす”の弾力が伝わり凄みを感じます。
”ゴ、ゴクリ”🤤もう我慢できませんw
それでは、いただきます.....
きょ、きょえ~!なんじゃこりゃ~!
こ、こんな美味いもんがこの世にあったんかぁ❗
しらす一匹一匹がプリップリで噛んだ瞬間に旨味がジュワぁ~っと口いっぱいに広がります!
そして甘いんです!とっても甘いんですよ!
冷凍のあの嫌な苦みは一切ありません!
そしておかみさん!正解です!やはりポン酢です(≧◇≦)

”釜揚げしらす”もいただきましょう。
いやぁ~、こちらも負けていませんよぉ!
一匹一匹がしっかりと弾力があり釜揚げによる抜群の塩味、そして旨味が増しています。
こちらは王道の梅、大葉がまた抜群に合います!

そして小鉢はしらすの佃煮です。
こちらは甘辛く濃厚で味に深みあり、さっぱり爽やかなしらす丼にとても良く合いますね。
めちゃくちゃお腹が空いているのですが、食べるのがもったいないと思ってしまい箸が止まってしまいます(笑)
そして頭に浮かんだのは”美味しんぼ”です。
わたしの頭の中で勝手な妄想ストーリーが始まりました。
和歌山での究極対至高のどんぶり対決で行き詰った山岡士郎が、土壇場でこの”生しらす”に出会い....
「究極側はこの生しらす丼だぁ!」
「なんと!これは!うぬぬぬぅ~士郎めぇ~」と、海原雄山が悔しがり至高側に勝つというシナリオが勝手に頭に浮かびました!(笑)
(雁屋 哲さんスミマセン)
そうです!
この丼ぶりはまさに!
そう!
究極の丼ぶりやぁ❗❗
そうなんですよ。
しらすは足が速いのですぐに冷凍や釜揚げにしてしまう為、都会や高級料理店ではまず食べられないと思います。
まさにここでしか場所でしか味わえない、まさに究極中の究極とぴーきちは思います。
”食べる”そしてもったいなので”止まる”のストップ&ゴーを繰り返し、至福の時間は終了してしまいました( ;∀;)
ぴーきち「おかみさん、こんな美味しい”しらす”食べた事がないです」
おかみさん「ありがとう♪うれしいわ♬」
お勘定を払おうと、いくらか聞くとなんと900円です!
安すぎると思います(;'∀')
「またこの生しらす食べれますか⁉」と聞くと「電話してくれたら用意するよ」との事です(感動)
和歌山のしらすの出漁日が月、火、木、金で、その日の午前10時以降に電話くれたら、冷凍ではない新鮮な生しらすを用意してくれるとの事です。
漁の状況に左右されるので、電話しておくと確実と思います。
ちなみにしらす漁は2月、3月のいかなご漁の時はしらすが少なくほぼ獲れないのでご注意下さい。
それ以外の4月から1月はしらす漁はやっているようです。(ぴーきち調べ)
親切にしていただき本当にありがとうございました<(_ _)>
☆漁師直売やぶ新
営業時間:8:00~15:00
定休日:水曜日
電話:090-3281-1149
※その日の漁の状況、不漁や悪天候等が影響するので、まずはお電話を。
以上、やぶ新 究極のしらす丼でした。
まとめ
本来なら直売所では持ち帰りのみで料理は提供されていないのですが、お店の方のお心遣いにより、しらす丼を食べさせていただきました。
朝に揚がったばかりの獲れたて新鮮な生しらすをいただき、お店の方の優しさと愛情に胸がいっぱいになりました。
和歌の浦湾でしか味わえない、まさに至高を越えた究極のしらすを是非味わっていただきたいと思います。
2020年10月26日
最後まで読んで頂き、ありがとうございました<(_ _)>
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